ベクトル
僕「んー.....まあ二人は頭がいいし理解も早いし.....話してもいっか.....性格が性格だし.....」
天魔「何その性格って.....」
僕「まあベクトルが二人は違うから.....」
覚「ちなみにそのベクトルが私たちに似てるのって.....この家だと誰?」
僕「雪女、天狗、鬼、座敷わらしだな.....それ以外はこの話をしたらいろんな感情が混じって耐えれなくなる.....」
覚「あー.....なんかわかる.....」
天魔「まあ.....私と覚は普通と考えとか見てるものが違うものね.....それで.....人間としての話だけど.....あなたは普通より優しくて.....私たちをここまでしてくれたじゃない.....」
僕「まあさっきの普通って話だけど.....多分僕は本来人が貰えるものをもらってなくて.....それでいて普通じゃないものを持ってるって思ってる.....」
覚「え.....?」
僕「覚.....悪いけど今は心を読まないで欲しい.....こうして話しておきたいから.....」
覚「まあ切ってますけど.....続けてください.....」
僕「まず持ってるもの.....多分記憶力と、服に関わる才能だね.....ズバリ.....多分僕は普通より記憶力は高いよ.....成績がいいのはそれだね.....」
覚「まあ努力とかないですもんね.....」
僕「まあ授業中に寝てるし.....それで服の才能は.....二人に口座って見せたっけ?」
覚「えーと.....確か.....見てない.....」
天魔「私は見てないと思う.....」
僕はスマホで二人に銀行口座を見せる.....
覚「一十百千万.....うわ.....え!?」
天魔「嘘でしょ.....こんなに?」
僕「別々に入れてるからこれの何倍かはあると思って.....」
覚「うわー.....これはすごい.....なんでも出来る.....」
僕「まあこんな感じでこれを稼ぐぐらいの凄腕と言うわけ.....」
天魔「たしかにこれは凄いわね.....」




