第ニ話 我慢の限界
今回はあんまりにもリリーウェルの心の中がダダ漏れだったので、ちょっとイメージが変わってしまうかもしれませんが、悪しからず!
更新は超不定期。別作品の更新もございますので、そちらもどうぞ!
基本、美少女主人公最強です。
更新はとりあえず水曜日の0時という点は変わりません。
チェックするなら、その時にどうぞ!
なお、今回はこれだけはストックしてあっただけです。
でも、頑張れば来週か再来週にまた更新出来るかと思います。
いや、あの。
………なんか出て来たんですけど。
え?何なにどうしたの?私、ちゃんと婚約破棄してあげたよね?なのにどうして私の行く手を遮るのかなー?
うん、でもまあ相手してあげる義理ないし。
でもでもどうしてかなー?王太子殿下(笑)とくっついてた女の子がなんかすっごい態とらしく「わたし、悲劇のヒロインなの!」みたいな感じで目の前に来るのは。
「あ、あの、リリーウェルさん!わたし、あの、本当に怖くて…でも、わたしがアドラ殿下を好きになったせいで婚約者を奪う形になったのはわたしが悪いから、今までの事は許します!」
「ああ、ミュア!君は何て優しいんだ!あんな酷い仕打ちをされたというのに、そんな女に許しを与えるなんて!おい、リリーウェル!これほどに心優しいミュアに謝ろうとは思わないのか!」
「いいのです殿下!悪いのはあなたの心を奪ってしまったわたしです!」
「ああミュア、そんなことはない!君のように愛らしい女性に心奪われぬ者がこの世のどこにいようか!悪いのはあのような婚約者を止められなかったわたしだ!」
「殿下!」
「ミュア!」
……………………
……………………
……………………
いや何の茶番だよおい。
ど素人の演技力と張り合えるぐらいに大げさでどこぞの舞台にでも立ってるつもりかよ。
それと、水を差すようでなんかごめんなさい。
王太子殿下(笑)ってアドラって名前だったんだ!
いや、マジで知らなかった……。
興味なかったから知ろうともしなかった、とも言う。
と言うか目の前の奴らはいつまでやってる訳……。
君たちホントいつまで抱き合ってるのかなー?別に悲劇のラブロマンス観てる気分でスルーしてるけど、せめて私の前で演るのは遠慮して欲しかった。道、通れない。通行の邪魔。
よーし、こんな時は!
困った時の他力本願!
……私もいい加減イライラしてるのよねー。もう用はないし、周りは気にせずいきましょうか。
「ねえ、アル?この賭け、私の勝ちよね。私、早くあの方の元に帰りたいのだけれど。貴方達が土下座までしてこの馬鹿王太子の再教育を頼むから、仕方なく話を受けてあげたのだけれど?ただの名目であっても婚約者なんてなりたくはなかったのに、それでも受けてあげたのはひとえに私の事情を理解してミレーユ侯爵家の存続を約束してくれたからなの。そのところちゃんと理解しているの?
……いい加減血祭りに上げるぞ」
おっといけない。ついうっかり本音がポロリと…… ついでに殺気も付けてしまった。うーん、ちょっと大人気なかったかなぁ?
「っ!我が愚息が申し訳ございません……イアリ殿。こちらの事情で無理を押して名目とはいえ婚約者となって戴いたというのに」
ああ、アルったら可哀想に震えてる。原因私だけどwww
はっ、私としたことが封印されし扉を解放してしまった……!!
ーーー厨二病、乙 d(^_^o) グッ!
「あー気が済んだー♪」
「なぜにっ!?」
「おお、ナイスツッコミ。今だけ特別にこのゴミを私の通路から退かせるだけで手を打ってあげよう」
ニヤリ、としてしまうのは長年の習慣かな?
でも、邪魔なのは仕方ないよね?あの方と私に繋がる道を塞ぐのだから……。
「そ、それだけでよろしいので?」
は?当たり前でしょう。それ以外に何に役立つのお前。
「このゴミ、邪魔。折角私が気を遣って万が一にも魔力酔いを起こさないように離れたところで【転移魔法】を使ってやろうってのに、馬鹿なの、死ぬの?」
つか、その頭本当にただの飾りだったりして。
「き、貴様ぁ……!先程から黙って聞いていれば王太子である僕に何という口の利き方だ!立場を弁えろ!!」
「いや、黙ってなかったよね。というか、その言葉、そっくりそのまま返すわ。
───『立場を弁えろ』……?」
でないと……流石の私も、そろそろ我慢の限界だよ?
おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
………言ってみただけ!(笑)
はい、気を取り直して。
皆さん、どうもお久しぶりです!
私、天星えあり、ただ今非常に感動しているのです。このお話を投稿して僅か20時間。既に9人もの方にブックマークにご登録いただいているのですから!
ーーえ、光源氏の初恋って義理の母親!?
あ、ごめんなさい。番組見てたらついつい。でも、なんていうか。プレイボーイも初心なんですね!
……あ、訂正。その義理の母親との間に子供出来るような事やらかしてるから全然可愛くないです。でも初恋引きずりすぎ。義理の母親と同時進行の上でその母親に似た少女を自分好みに育てるところは畏れ入る。
でもでも、大丈夫ですよ!このお話は光源氏みたいな複数人を相手しない一途(と言えば可愛い)なタイプのヒーローですからね!




