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声を大にして  作者: ドリブラー
1/1

目覚め

人は人間について否定的な事を聞かれた場合、皆口を揃えたように「人間はそういう生物だから」と言う

たかだか1000人程度としか喋った事の無いような1人の人間が70億人以上いる人間を語るな!と俺は思った...


でも違う、正しいんだ


なぜそう思われるのか、世界には姑息な奴が多いからだ。

「悪」というのは犯罪だけでは無く、他にももっと横行してる...

小から兼ねるなら「正」より断然多いだろう

だか悪い奴らだけじゃない、少なからずいる

そりゃあ少数かも知れないがたしかに偉大なる正義はある

その少数に俺はなりたい...


そんな事をふとスーパーの中で、しかも心の中だけで思ってる俺はなんてしょうもない人間なんだろう...


〜スーパー棚山〜


姓は熊谷、名はあきと...そんな俺は24でフリーターだし...

大学も出てないから今頃企業に就職もできない...

そんな世間から見て底辺である俺が声を大にして「正義は悪に勝つべきだ!」なんてうすっぺらい事言ってもなんも変わりはしないんだろうな...


グチュ バゴワッ キャアー


「なんだ!?」「助けてぇ!」


え?何がおこった...?


確かに聞こえた阿鼻叫喚

そう、来てしまったのである「悪」が


店内アナウンス「みなさん、避難してください。当店に包丁をもって暴れ回ってる男がいます。くり返します避難してください。」


「悪」と言っても明確ではなかったそれが今の熊谷には、はっきりと分かった


熊谷「え?まずい!逃げなければ...」


もう何人も刺されて絶命してしまっているものもいる


熊谷「どうする...え????」


殺人鬼「」ハァハァハァ


凄い勢いで走ってくる殺人鬼


熊谷「やばい!!助けて!誰かズチュッッ!!


殺人鬼「ヘェヘェ..フフ」ダッダッダッダ


無力にも刺されてしまった熊谷あきと24歳、力なく倒れた

熊谷を刺したあとすぐに走りだしまた他の人を刺し続ける殺人鬼、この惨劇で47人が犠牲になった


〜山田総合病院〜


ツァッ!

熊谷「ハァハァハァ..アア..ぇ..?」


とき、あれから1日立ち目覚める


看護師「ああっ!起きた!目覚めたんですね!今医師を呼んできます!」


〜1時間後〜


目覚めた熊谷に状態を説明し、大事には至らず比較的軽傷だった事を説明し終わった医師


看護師「大丈夫だったんですね..本当に良かった!」

「本当に大変だったみたいです、ニュースを見れば分かる通り47人も犠牲になったようで...、その中には中学生もいたみたいで、でもその犯人は未だ逃走中みたい...」



ニュースに目をやる熊谷

犠牲者は会社員、中学生、老人などいた事を伝えるニュース


熊谷「は...?中学生?それに会社員と老人まで...?」


(おかしすぎないか?この状態、俺みたいな未来もろくに保証されてないフリーターが生存してなんで未来ある人達がころされる...?)


熊谷「しかも犯人がまだ捕まってない...?」


看護師「で、でも!熊谷さんの他にあと2人!奇跡的に生存した人達がいるんです!」


熊谷「え?俺の他にも?」


看護師「はい!残念ながらまだ目覚めてはいませんが...熊谷さんの隣の方が佐山さんでまたその隣が木川さんです!」


熊谷「佐山...木川...おそらくこの人達も未来ある若者なんだろうな...こんな事件に巻き込まれてさぞ迷惑だろうに...」


看護師「行かなきゃないので失礼します!なにかあったらナースコールを押してください!」


用事で退室する看護師


熊谷「俺だけクズだ...佐山は優しそうな顔をしていて、木川は誠実そうな顔だ...」




何をするわけでもなく目覚めてしまった熊谷、いったいこれからどうするのか!

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