その理由
僕はお姉ちゃんに抱かれたまま眠っていた。
目が覚めるとお姉ちゃんは僕を抱きしめて幸せそうな顔で眠っていた。
僕はお姉ちゃんのこの顔を見ると、とても幸せな気持ちになる。
僕はお姉ちゃんの顔を見ていた。
するとお姉ちゃんは目を覚ました。
どうしたの?民斗」お姉ちゃんが顔を見ていた僕に聞いてきた。
僕は「お姉ちゃんの寝顔を見ると幸せな気持ちになるの」
僕がそう言うと「お父さんと同じ事言うのね」と笑った。
僕はお父さんが昔、話してくれた事を思い出した。
僕は「お姉ちゃん、僕のお姉ちゃんになれて幸せ?」と聞いた。
お姉ちゃんは笑顔で「とっても幸せ」
と言った。
僕はお姉ちゃんのこの笑顔が一番好きだ。
するとお姉ちゃんは「民斗はどんな時に女の子ぽくなるの?」「それは…こんな物を見ている時に女の子ぽくなるんだ」僕はすごく恥ずかしかった。
でもお姉ちゃんは「そうなの…民斗。コレをどこで手に入れたの?」お姉ちゃんは思い出したように聞いてきた。僕は「本屋とかネットだよ」と言った。
お姉ちゃんは僕が出した本を持って「ちっょと来て」と僕の手を握ると、僕の部屋を出てお姉ちゃんの部屋に連れていかれた。
そして部屋に行ってしばらくしてから、お姉ちゃんは「やっぱり」と言った。
僕は「何が?」とお姉ちゃんに聞いてみた。
するとその手には僕のと同じマンガがあった。
お姉ちゃんは「このマンガ、お姉ちゃんの部屋で見た?」
僕は「見てないよ」
と言った。
お姉ちゃんは「そう…民斗。このマンガはね。12年前お姉ちゃんが読んでた物なのよ」お姉ちゃんの言葉を聞いて僕は不思議に思った。
「え…そんなに昔のマンガなの?」と僕が驚くと、お姉ちゃんは「お父さんも、詳しいのよ。それにこの作品はアニメ化されているの、お父さんが持ってるわよ」とお姉ちゃんは話してから「民斗。コレを読んだのよね」とお姉ちゃんは僕に聞いてきた。僕は「これだけじゃ無いよ」と言うとお姉ちゃんは「今から、見てたら女の子ぽくなった物を全部持ってきて」と言ったので僕は部屋に行って、女の子ぽくなった物を全部持ってきた。
するとお姉ちゃんは「民斗。たぶん、あなたは少女マンガとかを見たり読んだりすると女の子になってしまうのよ」
僕は「本当に?」と聞いた。するとお姉ちゃんはスマホを持って「お風呂に入るわよ」と言った。僕は「わかった」と、お姉ちゃんの部屋から出て、自分を部屋に行き着替えを持ってお風呂場に行った。
次は伊舞目線です。