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拾遺譚(企画)  作者: 暁羅
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アホな病みショタが成長したらこうなった

椿希さんの作品、『アホな病みショタって可愛くないですか。』のその後を書かせていただきました。

「ゆうすけ、起きろ!」


休日くらいゆっくりさせてくれ…と言いたいところだが。


「おはよう、かなくん。」


中学生になり、急激に成長したこの子―奏夜(カナヤ)くんに逆らうと何をされるか分からないので大人しく従う。


身体を起こし彼を見ると、想像通り右手にカッターナイフ。

幼少期のプラスチックばさみから危険な進化を遂げた。


さて、今日はどうやって逃げようか……。

なんて思ってたら。


「ゆうすけ」


あー、かなくん、いきなり目が据わってますけど…?

無言の圧力にジリジリと壁際に追いやられる。

幼い頃からやられてるけど、縦も横も大きくなった今じゃ感じる恐怖が違いすぎる!


「か、かなくん…?」


「ゆうすけは俺のことだけ考えてればいいの、俺だけを見て。」


ヤンデレモード、ON。見事にスイッチを入れてしまったみたい…。


背中は壁と仲良しこよし、俺ピンチ!


さらに距離を縮めようとかなくんがベッドに上がってきたその時。


ぐきゅるるるるー。


「へ?」


「~~~~~~~っ!」


みるみるうちに赤く染まるかなくん。


「えーと……ご飯、食べよっか?」


おそるおそる聞いてみるとこくりと可愛らしい返事が返ってきた。

俯いて顔を見せないようにしているが耳まで真っ赤になっているので意味はない。


こういう詰めの甘いところも昔から変わらない。


こみ上げる笑いを必死に抑えながら俺はキッチンへと向かった。


続編といいますか番外編といいますか……まぁそんな感じですね。


作者様から直々にいただいたというプレッシャーにガクブルしながら書いておりました(゜∀゜;)

あまり中二病感を出せなかったのが最大の反省点です←


ご自身の作品をご提供くださった椿希さん、本当にありがとうございました!

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