~闇と光と幸せと~
「ダークザクラ‼出て来い!」
「よんだだけで出てくるわけないじゃん!」
ダークザクラ討伐のため、闇の洋館にいるイナバたち…ダークザクラが見つからず、困ったので、とりあえず読んでみたのでした。
「にゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
なんとダークザクラが現れたのです!真っ黒な姿、鋭い牙、とがった爪…そいつは、ダークザクラに間違いありません!だが…
「え?こいつが?やけに小さいなー」
そいつの大きさはイナバの身長の半分ほどしかありませんでした。
「ねぇ、ほんとにこいつがダークザクラなのぉ?」
「…のはずだ…」
「「「…」」」
しばらく沈黙
「「「………」」」
「にゃにゃにゃ!」
攻撃していいのかわからない三人。
そして、やる気満々の魔獣。
「にゃー!!!!!」
魔獣の方から攻撃してきた!
「おわっと!」
イナバはよけた。壁に激突した魔獣。しかし、その破壊力と言ったらもうすさまじいものだった
「ダークザクラだ!間違いない!」
「戦闘開始だ!三月流爆裂剣 炎獣飛馬!」
炎をまとったペガサス何体もを召喚させ、それと一緒にダークザクラを斬りに行った。
「にゃあ!」
一つはよけたがたくさんのペガサスをよけきれず、攻撃をくらうダークザクラ
「くぅぅ…俺様に攻撃を当てたのはお前で二人目だぞ…」
「え!ダークザクラって!しゃべれたの!?」
「くくく当り前だ…たくさんの人々が俺様を倒しに来たから覚えたんだよ」
イナバはそんなこと聞かずに、次の技を出そうとしていた。
「三月流爆裂剣 氷流水晶!」
水晶のように硬い氷をダークザクラにぶつける。だがしかし…
「はずれ…た?」
「そう簡単には当たらねえぞ。さっきのは手加減していたんだ。次はこっちから行くぞ!」
どあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダークザクラは何も呪文を唱えずに闇の爆発を起こした
「「「うわぁぁぁぁぁぁ!!」」」
「フフフ…この程度かい?」
「まだまだぁ!」
イナバは自分の知ってるすべての技を出した。しかし、一つも当たらない。
「なんで…なんで当たらないんだ?」
イナバは焦っていた。でも、どうしたらいいのかも分からなかった。その時ランプが言った
「焦ってもしょうがないさ。あいつのスピードに勝つ方法は一つ。それは、あいつよりも早い攻撃を出すことだ。」
「でも…僕にはそれができないよ。」
イナバは泣きそうになった。でも、泣かなかった。なぜなら約束したから。強くなると。泣いたら強くなれないんじゃないと思ったのだ。
「イナバ、お前の力じゃ無理だよ。ただ、あるものを使えば、できないこともできるようになるはずだ。」
「あるもの?」
イナバは考えた。でも、出てこなかった。
「あるものって何…?」
「イナバくん!イナバくんのすぐ近くにもいるよ!漢字二文字で書くでしょ!『仲間』という言葉を!」
「仲間…」
イナバがそう言った時ダークザクラが言った
「ふん!仲間なんていたって攻撃があたらなきゃ意味ねーよ!」
「攻撃は当たるよ!みんなで力を合わせれば!いくよみんな!」
「「うん!」」
「「「三月流爆裂剣 仲間との大力!」」」
みんなで一緒に繰り出した。何よりも早い、何よりも力強いパワーを…
「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!!!」
ダークザクラは穴の中に落ちて行った。闇の穴でなく、光の穴の中に…
「「「やったーーーーー!!!ダークザクラに…勝ったぞーーーーー!!!」」」
三人の声が洋館に響き渡った
それから洋館の外に出ると一つ、紙が落ちていた。
「ん?これ、なんだろう…呪文みたいなのが書いてある…」
「ん?どれどれ?おお!これは!地球に行くための呪文じゃないか!」
ランプは、少し嬉しそうに言った
「え?ってことはイナバくん地球に帰れるの?」
サクランは少し悲しげだった
「うん。でもなんでこんなところに?っていうか、ランプくん、なんでそんなこと知ってるの?」
「それはおいとこう。うん。でな、俺ほんとはおまえらをずっと見てたんだ。イナバ、お前ほんとに強くなったな」
「あれ?そういえばぼく、名前教えてないのに、なんで知ってるの?」
「ハハハ…ちっちゃいこと気にすんなって!それより呪文唱えろよ。ほら。」
ランプはイナバに呪文の書いた紙を渡した。
「うん!」
イナバはうれしそうに紙を受け取った
「「チキュウヘユチネラ!」」
イナバとランプが一緒に唱えた。その瞬間、ランプの姿がヒカルの姿になった。
イナバとヒカルは光の中に消えていった
「えっ…お兄ちゃん?」
イナバは自分の家の中にいた。
「帰ってきたのかぁ…もう少しユチネル星にいたかったな…」
ピーンポーン
イナバの家のチャイムが鳴った
「はーい」
イナバが外に出た。思わず目を丸くしたが、すぐ笑顔になってこういった。
「おかえり!」
イナバの冒険~おわり~




