浮島の冒険とエネルギーの道
目の前に広がる新次元の光景に息を飲む。透き通った湖の中央に浮かぶ島は、輝く植物たちで私を誘っている。
どうやって島へ渡ろうか。湖面は鏡のように平らだが、水面下には光の川が流れている。おそらくこの流れが道標となるのだろう。あるいは古代漁師の技術で道を見つける手もある。
湖岸に近づく。水の透明度は驚異的だ。しゃがんで触れてみると、ぬるくエネルギーに満ちている。普通の水ではない。
フィンが岸辺で小さく鳴く。前足で水面を叩くと、触れた場所にきらめきが広がる。これがフィンの特別な能力なのか?
湖面では、光の流れが一定のパターンで輝いていることに気づく。まるで道を描いているようだ。これが島へ続く秘密の通路に違いない。この光の流れがエネルギーの道を形成している。
島へ向かって歩き始める。足が水面の上を進んでいく感覚。水が軽い抵抗を示すが、沈むことはない。まさに魔法の旅路だ。
一歩進むごとに、水中の光の流れが鮮明になる。足元のエネルギーが私を島へと導く。フィンも離れず、このエネルギーの道を共に進む。
途中、湖底に輝く岩が見える。それらは巨大なクリスタルからエネルギーを受け取っているようだ。全てが繋がっているのだ。
ついに浮島の岸辺に到着。足が堅い地面に触れ、安堵の息をつく。
島は苔と光る紫色の花に覆われている。空気はこれまでにないほど清浄で、エネルギーに満ちあふれている。
島の中心にある巨大なクリスタルへ向かう。守護者アラリックの広間のものよりさらに大きい。紫と緑の強烈な光を放つ。まさに湖の心臓だ。
クリスタルの周囲には、あの古代の刻印が彫られている。『古代言語と記号の手引』の知識が、この場所の秘密を解く鍵となる。
クリスタルの周りを歩くと、空気がさらに濃密になる。エネルギーが島全体から放射されている。圧倒的な力の源泉だ。
この浮島は『ヴェリディアン・レルムズ』で最も神聖で強力な場所の一つに違いない。そして私は今、この聖域で湖の心臓を救う任務の最終段階へと近づいている。




