アラリックの示唆と湖影魚の秘密
新たな友フィンを連れ、街を目指す。猟師たちのキャンプから立ち上る煙が見える。インベントリの中の湖影魚は、暗黒のエネルギーを放っている。この魚こそ、守護者アラリックに見せるべき決定的な証拠だ。
アラリックの洞窟へ向かう。森の入口にある記念碑にたどり着き、レバーを引いて秘密の通路を開く。フィンは好奇心旺盛に辺りを見回す。彼の存在がこの旅をより楽しいものにしてくれる。
洞窟の通路を進む。足音が反響する。ついに巨大なクリスタルが鎮座する広間に到着する。アラリックはいつものようにクリスタルの前に立っていた。
「精霊スライムを手に入れたか。これは特別な絆の証だ」
アラリックは私たちに気づくと微笑む。視線はフィンに向けられる。フィンは彼に向かって軽く跳ねる。
ポケットから湖影魚を取り出し、アラリックに差し出す。魚の放つ暗黒エネルギーは、広間の紫と緑の光と対照的だ。アラリックの表情が険しくなる。
「予想より早いな。これは湖の精霊を蝕む力だ」
彼は慎重に魚を受け取る。目で暗黒エネルギーを分析している。
「これらの魚は湖の心臓への道を開くが、その存在は力が弱まっている証拠だ」
アラリックの声には懸念がにじむ。
「注意して持っていなさい。この魚は鍵でもある」
魚を返され、私は興味をかき立てられる。
「この鍵をどう使えば?」
任務の次の段階を知りたい。
「このクリスタルこそが湖の真の心臓だ。その力で湖影魚の暗黒エネルギーを浄化できる」
アラリックは巨大なクリスタルを指さす。これが新たな任務だ。
浄化? 私は初めての概念に戸惑う。こんな魔法を使ったことはない。だが古の湖のクリスタルと古代漁師の技術を信じよう。
アラリックは『古代言語と記号の手引』の中の特定の記号を示す。「浄化」を意味するこの記号を使うよう指示する。
「この記号と湖影魚を使い、クリスタルの力を解放せよ。そうすれば湖のバランスを取り戻せる」
アラリックが説明を続ける。これは大きな一歩だ。
任務が明確になった。この魚を浄化しなければ。アラリックに感謝し、フィンが忍耐強く待つ傍らで、私は独りじゃないことを実感する。
クリスタルに近づく。手には湖影魚。深く息を吸い込む。『ヴェリディアン・レルムズ』の運命を左右する瞬間だ。




