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新たなる地図を求めて 森の囁き

エルリックから受け取った新しい地図の断片を手に、謎めいたシンボルが刻まれたその表面を見つめる。古の湖のクリスタルと繋がりがあるというこの場所は、私の心に新たな好奇心を掻き立てた。


『ヴェリディアン・レルムズ』の深淵は、一歩ごとに私をさらに引き込んでいく。湖岸で味わっていた慣れ親しんだ安らぎは、この新たな探索の風に吹き飛ばされ、冒険への熱意に取って代わられる。


地図の断片を注意深く調べる。前回の地図とは異なり、今度は見慣れない新しいシンボルが記されていた。


エルリックから借りた古代碑文の本を取り出す。もしかすると、新たな手がかりが隠されているかもしれない。埃っぽいページをめくり、一つ一つの図柄を丹念に追っていく。


本の中に、これらのシンボルを解き明かす新たな章を発見する。この章は、以前には気づかなかったほど巧みに隠されていた。


読み進めるうちに、シンボルが森林地帯と古代の記念碑を指し示していることがわかる。記念碑の下には、おそらく新たな通路が隠されているに違いない。


地図は湖の東側の深い森を示している。この森は『ヴェリディアン・レルムズ』でも最も古く、最も密な地域の一つだ。巨木と茂みに覆われ、これまで訪れたどの場所よりも困難が待ち受けているようだった。


旅立つ前に準備を整える。エルリックの店に寄り、特別な餌と追加の「月の虫」を調達する。道中で新たな魔物に出会うかもしれない。これまでの経験が、常に準備万端でいることの重要性を教えてくれた。


夜明けと共に湖岸を後にする。足取りは慎重だが確固たるものだ。新しい釣り竿「船乗りの贈り物」が手に重みを感じさせる。この重みは責任感と、新たな冒険の始まりを告げている。


街から遠ざかるにつれ、森の囁きが次第にはっきりと聞こえてくる。風が木々の枝を揺らし、奇妙な音を奏でる。まるで森自体が私に話しかけ、警告しているようだ。この音は魅惑的であると同時に、不気味でもあった。


森の中へと足を踏み入れる。木々はあまりにも密生しており、空さえ見えない。苔むした岩と根が小道をほとんど見えなくしている。この森は時の流れをそのままに留めていた。


太陽の光さえもここまで届くのは難しい。薄暗く湿った空気が漂う。周囲の植生はこれまで見たこともないほど野生のままに、そして異様に茂っている。一歩ごとに新たな発見がある。


地図のシンボルを追いかける。一本一本の木、一つ一つの岩が地図と符合するかのようだ。これは単なる地図ではなく、一種の謎解きなのだ。森はその隅々に秘密を隠し持っている。


しばらくすると、奇妙な音が聞こえ始める。葉擦れの音や風の音を超えて、もっと深く、もっと古めかしい声が。あたかも森そのものが、古代の秘密を囁きかけているようで、背筋が寒くなる。


道端に、これまで見たことのない種類の植物を見つける。光るキノコ、奇妙な花。これらの植物は通常の『ヴェリディアン・レルムズ』の動植物とは大きく異なる。おそらく何らかの魔法の特性を持っているのだろう。


地図は私をさらに深く引き込んでいく。小道は次第に険しくなり、茨の茂みが行く手を阻む。だが諦めない。この冒険の一歩一歩が貴重なのだ。


釣り竿を手に取り、糸を確認する。もし危険に遭遇しても、今度はもっと準備ができている。学んだ古代釣師の技術が自信を与えてくれる。それは単に魚を釣るためだけのものではないのだ。


ついに、地図が示す場所に近づく。木々がまばらになり、目の前に苔に覆われた古代の石碑が現れる。この記念碑は時の流れによる全ての風化をその身に受け止めていた。


石碑には地図と同じシンボルが刻まれている。ここが正しい場所だと確信する。石碑の周りには、古い石が散乱している。この場所は長い間忘れ去られていたようだ。


石碑の下へと進む。土は湿っていて柔らかい。地図はここに隠し通路があると示していた。注意深く周囲を見回す。


少し土を掘ってみる。土の下で錆びた金属の取っ手を感じる。心臓が高鳴る。これが探し求めていた通路に違いない。

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