新・私のエッセイ~ 第104弾 ~ しげちゃんのノスタルジー教科書シリーズ:第1弾:『光村図書・小学国語教科書』 のお話❤️
皆さん、おはこんばんちわ!
いかがお過ごしでしょうか・・・?
ぼくは、夜の2時に、警備先である、横浜市の『みなとみらい』のイベント会場から、
故郷の栃木県矢板市まで、道を間違えて、さんざんな思いをしながら、やっとこさ、帰りました。
眠れないので、ゆうべは、あの『超能力のお話』を、謹んで紹介させていただいた次第でやんす❤️
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・話は変わりますが、
ここ最近、このなろうサイトにおきましても・・・
『著作権』および『知的財産の所有権』に関する規制が、かなり厳しくなりまして、
それに伴い、というわけでもないのですが、
このぼくも、自分の作品以外の翻訳は、執筆断念という流れになり、あえなく削除させていただきました。
夏目漱石先生の『こころ』と、H・G・ウエルズ氏の『透明人間』に関する翻訳版・逆翻訳版だったんですが・・・
やはりこれらは、結局はどこまでいっても、
「他人の作品」ということでありますから、そもそも、これらを自分の作品にしようとしたぼくが間違っていたんですよね。
自分自身で、文字通り
「ゼロ」から発案した作品ではないのですからね・・・。
いかにアマチュアといえども、いっぱしの作家たるもの、
いまでは、実に恥ずかしい思いがして、年甲斐もなく、一人で顔を赤らめておる次第なのであります(苦笑)。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・さて。
やたら、長い「前フリ」でしたけど、
ここでやっとこさ、お題目の話題に移っていきますよん❤️
皆さんの小学校時代の、国語の授業で使っていた、「文部省検定済み」あるいは、「文部科学省検定済み」の教科書のメーカー・・・すなわち、出版社って、どこでしたか?
ぼくの母校、矢板市立川崎小学校では、
長年に渡り、伝統的に、『光村図書出版株式会社』という大手の教科書メーカーのものを、
国語の教科書として、ずっと使用してまいりました。
いま、ぼくの手元には、
当時ぼくが使っていたものの現物ではなく、あとから、1990年になって、光村さんから個人的に直接注文して取り寄せた、ぼくらが卒業してからの時代に出版された教科書が、都合6冊あります。
小学4年・5年・6年のときの「上」と「下」の2冊ずつ・・・つまり、合計6冊、ですね。
今回のエッセイのメインディッシュは・・・
それらの教科書に掲載されていた、物語なり説明文、文法事項といったものを、
「タイトル」と「作者名」のみということで、紹介するものです。
といいますのは、
同じ教科書を、リアルタイムで使用されているかもしれない、作品未読の、小学生のぼくの読者の皆様にも配慮し、
簡単な「あらすじ」さえも、ここで記載はしません。
また、前述にぼく自身が触れたような「著作権」「知的財産の所有権」のからみからも、今回は、作品名の紹介にとどめさせてくださいまし。
でもね・・・
同じ教科書で授業を受けておられた方にとっては、
「ああ・・・なつかしい・・・。」
「そうそう。内容はあまり詳しくはおぼえてはおらんけど、そういわれてみれば、そんな話も載ってたっけなぁ・・・。」
「おう。知ってる、知ってる。」
といった感じで目頭が熱くなったり、
「遠くを見る目」になられる方も、多いのでは・・・?
では・・・
ここまで、さんざんっぱらジラしてしまいましたけど、
それらを以下に列挙しつつ、このエッセイをシメたいと思います。
ぜひ、少年少女時代に戻り、
『時の旅人』になって、
「あなただけの時間旅行」というものを、おもいきり楽しんできてねん❤️
m(_ _)m
追伸:
なお、
おのおのの物語や説明文などの冒頭に、
「学習のねらい」
「この項目において、児童たちにぜひ、身に着けてほしい能力」
といった目標設定が、作品の属性・種類の前に、
あらかじめ記載されているのが、
なんともさりげなく・・・
実に「ニクイ演出」ではありませぬか❤️
さすがは、
『天下の光村図書』なり!
やるぅ♪
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【かがやき 国語 四上】より
1.様子や気持ちを考えながら:物語:
『白いぼうし』:あまん きみこ
2.いちばん書きたいことを:作文:
『一日の中から一つでも』
3.<作文ノート(メモのくふう)>:詩を読もう:
『春の歌』:草野心平
『かぼちゃのつるが』:原田直友
4.<音読のくふう>:場面の様子や人物の動きを:
物語:
『とびこめ』:レフ=トルストイ 作、西郷竹彦 訳
5.<文学のまど 1 書き出しと題名>
6.言葉について考えよう:
『こそあど言葉』:樺島忠雄
7.段落に気をつけて:説明文:
『カブトガニ』:土屋圭示
『キョウリュウの話』:尾崎博
8.組み立てを考えて:作文・発表:
『ぼうしの中の温度調べ』
9.<言葉のまど 1 区切り符号のはたらき>
10.心に残ったことは:物語:
『一つの花』:今西祐行
11.<言葉のまど 2 書きあやまりやすい漢字>
12.遊び歌と言葉:
(1)方言と共通語
(2)遊び歌
(3)調べたことを
(4)ローマ字
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【はばたき 国語 四下】より
1.心のうつり変わりを:物語:
『小さな青い馬』:今江祥智
2.<言葉のまど 3 声の大きさ、高さ、言葉の速さ>
3.みんな詩が書ける:作文:
『心のつぶやきを』
4.言葉について考えよう:
『「ねこ」をたとえに使うなら』
5.民話を読もう:
『吉四六話』:瀬川拓男
6.<言葉のまど 4 言葉の組み立て>
7.読書感想文を書こう:
『一さつの本から』:「おおかみ王ロボ」より
8.人物の気持ちになって:物語
『ごんぎつね』:新美南吉
9.<文学のまど 2 話の運び方>
10.文章の組み立てに気をつけて:説明文:
『体を守る皮ふ』
11.いろいろなことを書いてきたんだな:作文
『今までの作文を読んで』
12.<言葉のまど 5 漢字の音と訓>
13.読書発表会:
(1)『茂吉のねこ』:松谷みよ子
(2)読書発表会を開こう
14.ローマ字
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【銀河 国語 五上】より
1.情景を思い浮かべて:物語:
『三太とタヌキのしっぽ』:青木茂
2.<朗読の楽しさ>
3.深く見つめて:作文:
『自分のことを』
4.<作文ノート(記録)>
5.詩を読もう:
『虻』:嶋岡晨
『春』:坂本遼
『晴れ間』:三木露風
『海雀』:北原白秋
6.感想をまとめながら:物語
『大造じいさんとガン』:椋鳩十
7.<文学のまど 文末表現の工夫>
(※)ここだけ、老婆心ながら、ぼくから注釈を。
過去形の中に「現在形」を交えて書くと、過去のことなのに、今、目の前で見ているように感じさせる効果があります。
このように、「小学校の国語の教科書」・・・とりわけ、ぼくが所有しているような、小4から小6の教科書は、物語や小説を書く上での、あるいは、思索を深めるための・・・はては、自分の「感性」というものを磨いていくための、資質向上に一役買ってくれる・・・
「大人の学び」というものの宝庫なのであります。
小学生のお子さんがおられる読者の皆様は、ぜひ、彼らが使っている教科書を借りて、今一度、じっくりと読んでみてくださいまし。
必ず、「何かの発見」や「得るもの」があると思いますよ♪
8.言葉について考えよう:
『文のつなぎ方』:宮地裕
9.文章の構成を考えながら:説明文:
『大陸は動いている』:竹内均
『富士は生きている』:森下晶
10.自分の意見を:作文・発表:
『まん画を読むのは悪いか』
11.<言葉のまど 1 かなづかいの決まり>
12.人物の生きるすがたを:伝記:
『赤十字の父・・・アンリー=デュナン』
13.<言葉のまど 2 あやまりやすい漢字>
14.映像と言葉:
(1)『映像と言葉』:吉田直哉
(2)『アニメーションとわたし』:手塚治虫
(3)一枚の写真を見て
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【大地 国語 五下】より
1.作品の主題を:物語:
『三人の旅人たち』:ジョーン=エイキン 作:猪熊葉子 訳
2.<言葉のまど 3 発音の仕組み>
3.感動を力強く:作文:
『詩を書こう』
4.言葉について考えよう:
『心と言葉』:渡辺実
5.きゃく本のおもしろさを:
『木龍うるし』:木下順二
6.表現の工夫を:作文:
(1)『たん生日』:原民喜
(2)表現に役立てる
7.<言葉のまど 4 意味と語感>
8.人物の心の動きを:物語
『わらぐつの中の神様』:杉 みき子
9.表現にそくして:説明文:
(1)心のはたらき:『記おくについて』:詫摩武俊
(2)心のはたらき『ねむりについて』:宮城音弥
10.書くことは考えることだ:作文:
『感じたこと、考えたこと』
11.<言葉のまど 5 漢字の成り立ちと組み立て>
12.物語作り:
(一)『君ならどうする』:フランク=R=ストックタン 作
:吉田甲子太郎 訳
(二)物語を作ろう
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【創造 国語 六上】より
1.人物の心の動きを:物語:
『どろんこ祭り』:今江祥智
2.世界を広げて:作文:
『どんな作文を書いてきたか』
3.<作文ノート(日記)>
4.短歌・俳句を読もう:
『短歌と俳句』
5.作品の主題を:物語:
『石うすの歌』:壺井栄
6.言葉について考えよう:
『どこかおかしい文』
7.文章の要旨を確実に:説明文:
『またとない天敵』:金光不二夫
『自然を守る』:伊藤和明
8.<朗読の工夫>
9.意見や考えを:作文・発表:
『グループ新聞を作って』
10.<言葉のまど 1 送りがな>
11.人物の生き方や考え方を:伝記:
『田中正造』:上笙一郎
12.<文学のまど 1 会話・描写・説明>
13.<言葉のまど 2 熟語の出来方>
14.言葉と文化:
(一)『「野球」と「ベースボール」』:斎賀秀夫
(二)『外来語と日本文化』:渡辺実
(三)言葉について調べたことを書こう
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【希望 国語 六下】より
1.情景を想像しながら:物語:
『やまなし』:宮沢賢治
2.<言葉のまど 3 言葉と音声>
3.感動を言葉に:作文
『わたしたちの詩集』
4.言葉について考えよう:
『言葉の変化』
5.狂言のおもしろさを:脚本
『附子』:三宅藤九郎
6.表現を的確に:作文:
(一)『かくれんぼう』:志賀直哉
(二)表現の的確さを
7.<言葉のまど 4 敬語の使い方>
8.人物のすがたを思いえがきながら:物語:
『最後の授業』:アルフォンス=ドーデ 作:神宮照夫 訳
9.<文学のまど 2 人間の真実>
10.考えを深めながら:論説文:
『「創造」する力』:加藤秀俊
11.卒業文集を作ろう:作文:
『作文の学習をふり返って』
12.<言葉のまど 5 漢字とかなの由来>
13.詩の世界へ:
(一)『生きる』:谷川俊太郎
(二)『ゆずり葉』:河井酔茗
(三)『支度』:黒田三郎
(四)詩の世界
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追伸その2:
なお、何も「作者名」「原作者名」が表記されていないものは、出版社のライターの皆さんが書かれたものですので。
m(_ _)m