勝者の一撃 2
戦うために必要な物とは何だろうか。
人の祖となった生き物は厳しい外界を戦い、生き残るために知恵を手に入れ、武器を手に取った。
思考力に加えて、鋭い牙や爪を持たぬ代わりにその状況、戦う相手に適した武器を手に持つことで自分たちよりはるかい強大な敵を相手にも戦いというものを成立させてきたのだ。
結果として進化の果てに人という種は外敵を排除し、数を増やして世界を支配する種となったのだ。
しかしこの人の利点全てを上回る相手がいた場合はどうなるだろうか。
手に取る武器は通用せず、知恵を振り絞っても対抗どころか手うこうする術すら思いつかない。
器用な代わりに強力な力も、脚力ももたない…それが人間だ。
つまりは…。
「どうしようもねぇじゃねぇかよ…」
ウツギの脳内は絶望に満たされていた。
目のマイにいる筋肉の鎧を纏った大男…ブルーの存在に対してだ。
どういう理屈なのかはわからないが、金色の龍に操られているらしく、その強大な質量からくるでたらめな威力の拳を叩きつけてくる。
「あぁああああああ!!!!」
恐怖から腹の底からの悲鳴が口をついて勝手に湧いてくる。
一撃でもくらえば…いや、かすりでもすれば絶対に死んでしまう…ここに来て現実的に突きつけられた「死」がここまで怖いものなのかと涙さえ浮かべた。
無我夢中で恐怖から少しでも逃れようと目を閉じて横に跳び、そのギリギリをブルーの拳が通り過ぎて行った。
「はぁ…!はぁ…!」
「おにいちゃん…」
「だ、黙ってろ…!邪魔をしないでくれ頼むから…!!」
「うん…」
腕の中のリョウセラフがぎゅっと強く抱き着き、ウツギもまた小さな身体を強く抱きしめる。
恐ろしくて足が震え、歯がかみ合わずにガチガチと音をたてる。
怖い、恐ろしい、逃げたい──死にたくない。
恐怖に全てを支配され、それでもウツギはリョウセラフを手放すことはしなかった。
ただ単に囮にしたり、見捨てることで少しでも身軽になろうなどと言った思考にたどり着けていないのか、それとも別の理由があるのか…とにかくウツギは「死」に襲われながらもその小さな身体を守り続けていたのだ。
(クソ!クソクソクソクソ…クソ!!どうすればいい…どうすればいいんだよ!オッサンになんて俺なんかが戦えるわけがねぇ…どうにかできるわけがねぇ…クソが!なんで俺がこんな目に…)
遂には吐き気まで覚えてしまい、頭痛までもがやってきてしまう。
もはや自分がどうなっていて、何を考えてるのかすらよくわかっていない。
奇跡はそう何度も続かない。
次にブルーの拳が振るわれたとき、それがウツギの命の最後となるだろう。
そしてその瞬間はドラマも何もなく、すぐにやってくる。
当然だ、ウツギを殺すその一撃はブルーにとっては瞬きをするのと何ら変わりないただの動作なのだから。
「うあわぁああああああああ!!!?」
情けない悲鳴を上げ、不格好に身体を無茶苦茶に捻り、受け身も何も考えずに跳ぶ。
ウツギはまだ…生きていた。
「はぁ…っ!はぁ…!やめてくれ…もうやめてくれ…」
泣きながら誰を指定しているわけでもない誰かに助けを求める。
そんな姿をさらしながらもウツギはまだリョウセラフを抱えたままで生きている。
恐怖に目が曇り、本人はあることに気が付いていない。
そんなウツギの頬にリョウセラフがその小さな手でそっと触れる。
「っ!?」
「おにいちゃん…泣かないで。りょーはね、おにいちゃんがすごいってしってるよ。いっぱい頑張ってたの見てたもん」
「は、はぁ…?いきなり何を言って…」
リョウセラフに気を取られた一瞬の隙をつき、ブルーの拳が振りぬかれた。
「ひぃ!!?!?」
小さく悲鳴を上げ、再び拳を避けて生き残った。
そこでようやくウツギは自分が生きていることに気が付いたのだ。
「な、なんで…俺まだ生きて…」
間髪入れずさらに拳が飛んできて…また避けることができた。
そう…それは奇跡などではなかったのだ。
「見える…オッサンの拳が…」
確かにその威力はすさまじく、速度もでたらめだ。
自分なんかが勝てるわけないし、何をやったとしてもすべて無駄に終わる。
それはそこそこの時間をブルーと共に修業して過ごしたウツギだからこそよくわかる。
だが、これは違うとようやく理解できた。
「確かにすげぇし、怖ぇけど…いつものオッサンじゃねぇ…ただ馬鹿みてぇにまっすぐ殴ってくるだけだ…オッサンは意識がないまま、あの女に操られてるだけなのか…?」
フェイントなどと言った一撃の駆け引きもなければ、技術もない。
ただ愚直に巨大な質量の塊をまっすぐに放ってくるだけ。
「そ、それなら…俺にも…何とか出来るかもしれねぇ…?へ、へへ…ミスったな筋肉馬鹿が…てめぇが毎日毎日馬鹿みてぇにシゴいてくれたおかげで…俺なんか、そこそこ動けるみてぇだわ…は、はは…」
ウツギはずっとブルー、そしてソードと共に修業を続けて体を鍛えてきた。
本人に自覚はないが、戦うという経験が少ないだけでウツギには既に最低限の身体の土台はできていたのだ。
だからただまっすぐ殴ってくるだけの相手ならば、今のウツギならば全力で立ち向かえば生き残ることくらいはできる。
希望というにはあまりにも細く、そして先に繋がっているのかも定かではない糸だが確かに掴んだ。
それをいまだに無くならない恐怖に吹き飛ばされてしまわないように、ウツギは精一杯の虚勢を張って強い言葉を口にする。
(生き残れ…生き残れ…!こんだけおっさんが周囲を破壊して馬鹿でけぇ音をたててんだ…誰かがいつか気づいてくれるはずだ…それまでは…いや、そんな悠長な事言ってられねぇ!冷静になれ馬鹿か!)
ブルーの後ろには金の龍がいる。
今は本当に爪が気になっているようで、ウツギたちの事は気にも留めていない様子だが、満足すればその目はウツギを捉えるだろう。
そうなれば本当に終わってしまう。
(ならここで生き残る方法は…このままアイツの目の届かねぇところまで逃げるしかない…!気が付かれる前に、あいつから遠く離れるんだ…!それしかねぇ…!)
ウツギは拳を躱しながら、さりげなく逃げる方向に誘導していく。
領民たちが避難している方には間違っても逃げるわけにはいかない。
向かうのはその逆でセンドウや、メアの眷属たちがいるであろう方向…つまりは戦場だ。
そこにたどり着けば場を混乱させる可能性があるかもしれないが、逆に対処できる誰かに後を託せるかもしれない。
どこまでも他人だよりだが、今のウツギにはそれ以上の方法をとる力はなかった。
だから持ち得る手札の中から、正解かもわからない一枚を取るしかないのだと…ただただ進んでいく。
そしてウツギの思惑通りに金の龍からは徐々に距離が離れていき、ブルーの誘導もうまくいっている。
体力にもまだ余裕はある。
(いける…これなら…俺だってやれるんだ!)
だがウツギは一つ気づいていないことがあった。
これまでのすべては奇跡ではなく、ここまでにウツギが勝ち得た必然だ。
そこに奇跡や偶然などと言った要素は一切介在していない。
そしてだからこそ…繰り返して行けばその不確定要素が介在してしまうのだという事を。
ブルーが放った何も変わらない今まで通りの一撃。それに付随した衝撃波が一本の木を倒した。
その木はウツギたちとブルーの間を遮るように倒れ、そして操られているブルーはその木を障害と認識した。
つまりはその木を排除するために斜め下に向かって拳を放ったのだ。
巨大な質量の塊であるその拳は倒れた木をいとも簡単に粉砕したが、それだけでは止まらず、硬い地面を撃ちぬいて周囲を一気に吹き飛ばしたのだ。
砕け散った木片や、衝撃で砕けた岩の欠片がウツギに殺到し…地面が衝撃で大きく揺れたせいで回避行動をとることすらできない。
その瞬間、ウツギはただ一言…「終わった」とだけ口にしてリョウセラフを背後に向かって投げ飛ばし…庇うように全ての衝撃を一人で受けた。
「おにいちゃん!!!」
庇われたリョウセラフに怪我はなく、逆にウツギは大量の血を吐き出して地面に横たわっていた。
「おにいちゃん!…おにいちゃん!!」
「くるんじゃねぇ…う、うるせぇよ…ぎゃんぎゃん…よぉ…」
駆け寄ってこようとしたリョウセラフの足元に向かって小さな石を投げ、ウツギは力なくそう呟いた。
「せっかく…この俺様が…こんなところまで…運んでやったんだ…もううぜえから…はやくどこかに…消えてくれ…」
血を吐きながらもウツギはフラフラと立ち上がり…上着を脱ぎ捨てた。
そこにはべこべこに凹んだプレートのようなものが張り付いたインナーが隠されていて、それがウツギの命をギリギリのところで繋ぎ止めたのだ。
「よかった…!おにいちゃんぶじ…」
「無事なわけあるか…チビが…もう…粘れねぇ…いいから早く…はしれ…ぐずぐずすんな…」
ウツギはなんとか死なずに済んだとはいえ、本当にただただ命を辛うじてつないだ程度でもはや立ち上がるだけでいっぱいいっぱいだった。
もはや走る力も残っていなければ歩くことさえ難しい。
「はは…少し調子に乗ったとたんこれかよ…俺って…ほんと…だせぇ…最後まで…こんなんだもんなぁ…クソがよ…」
自嘲しながら身体を無理やり振り向かせると、そこには既にウツギに向かって拳を振りかぶったブルーの姿があった。
(あぁ…ここで終わりか…ほんと…ゴミみたいな人生だったよなぁ…まぁ自業自得か…それでも…やっぱり…)
「…謝っといて…よかったわ」
かつて幼き頃に守ろうと誓った血のつながらない妹がいた。
訳も分からないままに訳の分からない衝動に駆られて傷つけ続けた妹が。
ただの自己満足だったとしても…やっぱりあの時に謝っておいてよかったと…ウツギは向かってくる死を感じながら目を閉じた。
「ウツギおにいちゃん!!」
「っ!?」
声が聞こえた。
昔の妹の様に「ウツギおにいちゃん」と呼ぶ声が…すぐ背後から。
リョウセラフは…逃げていなかったのだ。
逃げずにウツギのもとにそのまま駆け寄ってきている。
(なっ…!?なんで逃げてねぇんだよ…やべぇ!このままだと…後ろのアイツまで…!)
ブルーの拳は衝撃波を伴う。
ここでウツギがやられれば、その背後のリョウセラフもただでは済まないだろう。
目の前には死が…そして背後からは過去の後悔が迫ってくる。
全てを受け入れればそれですべて終わり…今までの人生の負債も、何もかもを投げ出して楽になれる。
そういう考えがウツギにはあった。
だがこの瞬間ウツギは…ほとんど無意識にそれを選択した。
「くっ…うあぁああああああああ!!!!」
追ってくる後悔を背に、向かってきた死に向かって一歩…足を踏み出したのだ。
先ほど起こった不測の事態が不運によるものならば、今回起こったのは奇跡だった。
第一にウツギとブルーの間には途方もない体格差が存在したこと。
第二に意識のないブルーが普段なら考慮するであろう自らの拳の有効射程距離を無視して必要以上に近くから拳を放っていたこと。
それらが重なり、一歩を踏み出したウツギの身体はするりとブルーの懐に潜り込めてしまったのだ。
当然これはウツギが意識してやったことではない。
ただ無我夢中で…背後にいる存在を守らなくてはと前に踏み出した結果だ。
意識がなくとも反射はあるのか、ブルーは潜り込んできたウツギの姿に身体を強張らせ、拳は不発に終わった。
だがそれだけだ。
それ以上もうウツギにできることはないもない。
当てれば敵を倒せる必殺技なんて都合のいいモノは…ただの人間であるウツギは持ち得ていないのだから。
だからウツギは自らの血に濡れ、震える拳を精一杯に握りしめてブルーの顔面を殴りつけた。
あえて擬音を付けるのならば、それは「ぺしっ」だろうか。
筋肉という鎧を纏った龍という存在に、瀕死の人間が構えも何もなく無我夢中でとっさに放った一撃などダメージを与えられるわけがないのだから。
しかし、それでも──
「一撃は一撃だよなぁ!アンタ言ってたよな…一撃入れられれば…もう、うるせぇことは言わねぇって…ははっ!普段えらそうにしてるくせに情けなく操られてるから…こうなるんだ!ザマァ見ろやバァーカ!!!!ははははははは────」
瞬間、ウツギの身体を巨大な衝撃が襲った。
隙をついた一撃は痛痒すら与えられるものではなかった。
故にこれは当然の結果だ。
当たり前のようにブルーは次の拳を放って、それがウツギに当たった…ただそれだけの単純な出来事だ。
衝撃に身体を煽られ、ウツギの身体が宙に浮く。
不思議と痛みは感じなかった。
(…あぁ~…情けねぇ…結局俺みたいなもんが…ちょっと頑張ってみても…いや、今更か…散々好き勝手やっておいて、途中でなんか前を向いてみたからってそれまでのツケがなくなるわけじゃねぇもんなぁ…俺が遊んでた間に努力してた奴なんてたくさんいるんだからよぉ…あぁ~情けねぇ…)
ふとウツギの目に雲に隠れた暗い陽が飛び込んできた。
何故かそれに向かって手が伸びていく。
そうすれば…何かが手に入る気がして。
「ち…力が…力が…ほ、し…」
自分にとんでもなく強い力があれば何かが変わっただろうか。
こんな後悔だらけの人生を歩まずに済んだだろうか。
守りたいものを守って、手に入れたいものを手に入れて…怖い思いも惨めな思いもせずに過ごせたのだろうか。
なら…今からでも遅くは無いのではないだろうか。
ただ手を伸ばすだけで…それが手に入るのなら。
「…はっ…まぁいまさら…か…」
伸ばした手を引っ込めてウツギは笑った。
(そんなもん…俺なんかにあっても持て余すだけだ。力なんてあっても俺はきっと俺のままで…何も変わんねぇよ…いや…むしろより調子に乗って…もっとひでぇ事して…誰かを傷つけて笑ってたかもしれねぇね…はは…なんか生まれて初めて…自分に余計な才能がなくてよかったって思えたわ…まぁ、俺にしては上出来だし、こんなもんだろ…小悪党の引き際としてはさ…あぁでも…あのチビ…なんとか助かんねぇ…かなぁ…)
何もできない自分でよかったけれど、何もできなくて悔しい。
そんな無念を抱えて…ウツギは意識を失うのだった。
だが意識が途切れる最後の瞬間…誰かに抱き留められたような…そんな気がした。
────────────
「…そう自分を卑下するな。お前の一撃…俺が受けたどんな一撃よりも…効いたぞウツギよ」
気を失ったウツギを抱きとめたブルーは静かにその身体を地面に横たわらせる。
そしてリョウセラフが泣きながらウツギに縋りついた。
「…安心せい、その男は俺なんかの攻撃で死ぬほどやわじゃない」
「ぐすっ…ほんとう…?」
「ああ…」
ウツギに殴られた瞬間、ブルーには意識が戻っていた。
だがすでに動作に入っていた拳を完全には止めることはできなかったのだ。
しかし威力を殺すことはでき、軌道も比較的影響が少ないであろう位置に修正することができた。
つまりウツギは…まだ生きていた。
「…世話をかけたな…ウツギよ。あとは任せてお前は休め…お前に習って俺も自分のケツは自分で拭かねばならんからな」
ブルーが振り返るとそこに目を真ん丸に見開いた金の龍がぷかぷかと浮いていた。
「え、えー!?なんで筋肉ちゃんが意識取り戻してんの!?はぁ!?ありえなくない?あたしの力を確かに受けたはずなのに…」
「わからんか?貴様の毒よりも俺とウツギの汗と筋肉の力が上回ったという事だ」
「いや意味わからんし…ま!でもまた毒食らわせれば今度こそ操れるでしょ!うんうん、あたしってば天才っ!爪も補修出来てやる気も十分だしーっ」
一人で盛り上がっている金の龍をよそにブルーは泣きじゃくるリョウセラフに話しかけた。
「リョウセラフよ、お前はいつまで泣いているつもりだ。いつまで守られているだけの子供でいるつもりなのだ」
「ぐすん…ひっく…いつまで…?」
「ウツギはお前を守るために死力を尽くした。我々より弱い人間であるウツギがだ。そんな相手にお前はただ泣いて縋るだけなのか?聖のやつも言っていただろう、おまえはそろそろ親離れするべきだと。いまこそ龍として、お前の牙を誰かのために振るう時ではないのか?…まぁどの口で言っているのかという話ではあるがな」
「うつぎ…おにいちゃん…」
ボロボロになったウツギの頬に触れる。
そこにはまだ確かなぬくもりがあった。
「せいおねーちゃんは言ってた…私の名前は「人にとっては良くないもの」だからまだみじゅくな私じゃその力をせいぎょできないって」
「ああ…だからこそ聖のやつはお前に名乗ることを禁止していたのだ。だが…今はどうなんだ?お前はどういう気持ちなのだ」
「…ゆるせない。おにいちゃんをこんなにした人が…」
「…それは俺なのだが、大元を辿ればあの金だ。お前に足りなかったのはその怒り…強大な力に飲まれず、制御して吐き出す、その激しい攻撃的な感情だ。今ならきっとその力をお前は扱えるだろう。なぁ?緑よ」
涙を拭ってリョウセラフは眠るウツギの頬に口づけをし…そして立ち上がった。
そこにいたのは泣き虫の子供ではなく、緑の龍だった。
「ええー?なになに?そっちのちびっ子ちゃんもやるつもりなん?まぁいいけど!あたし強いし、筋肉ちゃんにもさっき勝ってるし、りっこいのが一人増えたところで変わらな…ぼへっ!?」
突如として金の龍が不自然に吹き飛ばされて地面に落ちた。
何が起こったのかわからないのか、身体を起こすと頬を抑えてきょろきょろとあたりを見渡す。
「え?え?あたし今…殴られた…?え?…筋肉ちゃんが殴ったの…?」
「…俺はこの場から動いておらん。本当に殴られたのか?」
「いや!絶対殴られたって!アンタじゃないなら一体だれが…ふげっ!?」
今度は金の龍は腹を抑えて吹き飛ばされる。
ブルーはその場を一歩も動いていない。
だが金は確かに何かに殴られていると主張した。
ならばこの場においてそんな現象を起こしているのは一人しかいない。
「…わ、われこそは…「緑」──ばんぶつをねじふせる…ちからの緑…暴緑龍ヴァイオレンスオブグリーン…」
長きにわたり封印されていた純粋な忌むべき力の概念。
それを操りし龍がこの瞬間、ついに目覚めたのだった。
暴力(筋肉(本来は魔法職))と暴力(概念)という味方側パーティー構成。
ようやく趣味である執筆に割ける時間を得ることができた影響でここぞとばかりに連続投稿をしております。
あと休みが多かった影響で、もう長い間この襲撃編をやっているので次のお話に行きたい気持ちも合わさってキーボードを打つ手が止まらなくなっております!
さすがにぼちぼちやらなくてはいけないこともあるので落ち着いてくるかもですが、なるべくペースよく投稿していきたい気持ちです!のでお暇なときにゆるりと覗いていただけると幸いです!




