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番外編 アザレアのプレゼント大作戦

番外編となります。

少し前までめちゃくちゃ体調を崩していたのですが、回復して本編も絶賛執筆中ですのでもう少しお待ちください…!すみません!

 外からのありとあらゆる光を遮断された暗い部屋の中、中央に置かれた小さなろうそくの灯がぼんやりと一人の女性のその輪郭を闇の中に浮かび上がらせる。


「これは…由々しき事態ね…なるほど、完全に盲点だったわ。確かにそれならば…」


誰に聞かせるつもりでもない、空間に溶けるような小さな声が蝋燭の炎を揺らし、その流れが女性のかけている眼鏡のレンズに映り込んでいた。


「…なぜ気が付かなかったのかしら、環境のせい…いえ、完全に私のミスね。でもまだ取り戻せる…いいえ、今気が付いたからこそそれを最大限生かすことができるはずよ。取り戻せない過去を嘆くくらいなら、後悔を思い出ごと抱えたまま壁を爆破してでも前に進む。それがこの私、アザレア・エナノワールなのだから」


うふふふふふふ…と妖しく怪しい笑い声を残し、アザレアは蝋燭の炎を吹き消した。


「これから忙しくなるわ。寝る暇もないくらいあちこっち回らないといけないだろうし、資金も必要ね。あぁ大変だわ…ふっふっふっ…」


忙しくなるという言葉とは裏腹に、アザレアはただひたすらに笑みを浮かべていたのだった。


────────────


事の始まりはニョロと会話していたくもたろうのとある言葉だった。

特に何かあったわけでもない、何でもない日常の中のただの雑談…そんな一幕の、何の意味も籠ってないただの文字の羅列。


「そういえばこの時期ってあれっすよね、「くりすます」」

「――」


「そうそう、黒龍様が娘であるお嬢様にプレゼントを渡してたあれっす。こっちにきてからはやってなかったんす?」

「――」


「まぁ確かにそんな暇はないっすか。ニョロだけじゃ他の人にそう言うのがあったって伝えられもしまっせんしね。でもくりすますは珍しくあのお二方がまともな親子らしい感じで和気あいあいとしてて、お祭り感覚でたのし…かっ、た…っす、よ…ね……」


喋っていたくもたろうの視線の先。

そこに彼はこの世のものとは思えない邪霊の類の何かの姿を捉えた


それは大きな木の後ろから顔を出してこちらを見ている。

白く細い指は木の幹に食い込んでおり、そのまま握りつぶしてしまいそうなほど、今この瞬間もどんどんめり込んでいく。

その瞳は赤々と妖しい光を放っており、まだ昼間なのにもかかわらずその木の後ろから漏れ出る邪悪なオーラは漆黒の帳となり光を覆い尽くさんとしていた。


まず間違いなく敵性のある物の怪以外の何物でもないはずだが、オーラの隙間からその顔に大きな丸眼鏡が辛うじて確認ことからもしかすれば悪霊ではない可能性を指摘してくる。


「も、もしかして…アザレアさん…っすか…?できればそうであってほしいんっすけど…」

「――?」


くもたろうと向かい合っていたために背後のそれには気が付いていなかったニョロも器用に首を回して後ろを見る。

そして盛大に喉を鳴らして威嚇した。


相棒であるはずのニョロまでこのような反応を見せるという事はやはり冥府の底より這い出てきた悪魔の類かと汗を流しながらもくもたろうが戦闘態勢を整えた時だった。


「めーあーたーんにぃぃぃぃぃ…プレゼントぉですってぇえええええええええええ~~~?」


生の肉声のはずなのになぜか禍々しく反響しているように聞こえるその声は…やはり辛うじてだがアザレアのものに聞こえないこともない。


そして次の瞬間…謎の悪鬼はズルリといった感じで木の裏から這い出てくもたろうに迫った。


「そーのーはーなーしぃぃぃ…詳しく聞かせてもらおうかしらぁああああああああああああ」

「ぎゃああああああああああ!?」


────────────


そうして森に巣食う怨霊もといアザレアに捕らえられたくもたろうは「くりすます」に関する話を洗いざらい吐かされた。


「い、いや…別に大した話じゃないっすよ…!?その…年に二回…お嬢様の誕生日とあとこの時期の「くりすます」っていう時はお嬢様の母君である黒龍様がプレゼントを送っていた…というだけで…」

「そのプレゼントってどういうものなのかしら?やっぱりご飯?お肉とか?」


「い、いや…ご飯が普段よりも豪華な…珍しい魔物のお肉とかなのはその日の当り前というか…そう言う感じで…プレゼントは基本は物でっした…。ウチがドレスとか買ってきてそれを渡したり…あとは黒龍様が自分の爪で作ったアクセサリーとか…とにかくそういう残る物品っす…」

「ほう…その「くりすます」がもうすぐ来るという事なのね?龍の世界では親が子供にプレゼントをあげる日…という事かしら?」


「ウチもそうお思ってたんでっすけど、どうやら龍ではなく…黒龍様の個人的なイベントだったみたいっす。前にちらっと聞いたことがあるっすけど、本来はありとあらゆる家に侵入する力を持った深紅の服で全身を覆ったおじ様が子供にプレゼントを配る日…だそうっす」

「へぇ…奇特な不審者もいたものね。でも…それなら使えるわ!!」


そんな言葉を残し、アザレアは行動を開始したのだった。


────────────


その日からのアザレアは誰の目から見ても忙しそうにしていた。

あっちにいたと思えば、次の瞬間にはそっちを駆け回っており、代わる代わるに商人と会話をしながら多種多様なカタログを常に読んでいた。


そんな様子に不穏な何かを感じたのは…ソードとセンドウ、そしてウツギだった。


「止まり給えアザレア」

「…なに?見ての通り忙しいのだけど?」


「それは見ていたら分かる。ただ最近のキミの行動は…なんというか不穏だ。何をしているのか聞かせてもらおう」

「はぁ~?ソード・ホワイト、あなたに何の権限があってそんなことを教えないといけないの?」


「忘れているのかもしれないが僕はこの国には内部調査という名目で滞在している。それがポーズだとしても表立って目立つ動きをされていたら僕としても問い詰めなければならないとは思わないかい?」

「…ちっ」


不機嫌そうに目を細めるアザレアに真っ向から挑むソード。

そんな二人の様子を物陰から盗み見るウツギとセンドウ。

すでによく見るいつもの光景とすら言えるようになったそれがこの日も形作られた。


「相変わらずすげぇなソードのやつ。よくあの様子の妹を相手に正面から挑めるよな」

「ひっひ!まぁ時には正面から殴り飛ばしたりしていますからねぇ…彼女の仕事的にも怖い人と会話をするのも慣れているのかもですねぇ…ひっひ!」


「なるほどなぁ…問題は今回はどうなるかだな。ソードが拳を握ることにはならなきゃいいが…」

「どうですかねぇ~」


そんな会話をよそにソードがアザレアの手の中からカタログを一冊抜き取って目を通す。

どうやらアクセサリーや貴金属に関する物のようで、いくつかのページに折り目が付けられている。


「…買うのかい?こう…なんというか僕の知るキミからすると少し趣味から外れているようにも感じるのだけど」

「似合わないって言葉を気味の悪いオブラートに包むんじゃないわよ。私用じゃないんだから当然でしょ。まぁそれはあくまで候補で本命ではないのだけどね」


「というと…?」

「ふん!知らないの?「くりすます」というやつよ」


────────────


「なるほど…子供にプレゼントを…つまりは姉さんになにか送ろうという事かい?」

「ええそうよ!私はメアたんのママだからね、愛しい子供にプレゼントを贈る義務があるの。お分かり?」


「プレゼントくらい普段から送っているのではないのかい?」


アザレアのメアに対する執着を考えれば当然あらゆるものを無制限に与えているものなのだとソードは考えていたが、アザレアは微妙な顔をして首を横に振った。


「メアたんはね…あまりそういうのは受け取ってくれないのよ!毎日の食事と最低限の必需品…それ以外は何か理由がないと全然もらってくれないの!最近ではそのご飯も私以外からの供給ルートができたから頻度が減ってるし、服だってもう十分だよとか言われだして…あなたにこんな私の気持ちがわかる!?」

「わからない」


「メアたんはね…未だに自分の事をただ飯喰らいだと思ってるのよ…できるだけ私の負担にならないようにって…優しい子に育ってくれてママ嬉しい…よよよよ…」

「…」


「でもそれは置いといて貢ぎたいの!!!私が!汗と血を流して!寿命を削って!時間を消費して!そうやって絞り出したお金を!!あの神をも凌駕するアルティメットトゥルーエンジェルメアたんに!!じゃぶじゃぶと貢ぎたいの!この血も肉も!何もかもをメアたんに与えて気持ち良くなりたいの!!!わかるでしょ!?」

「わからない」


「はっ!これだから素人は困るのよ。とにかく「くりすます」というのは私が合法的にメアたんに貢ぐことができる貴重な理由なの。わかったら邪魔をしないでくれる?別にだれに迷惑をかけてるわけでもあるまいし問題ないでしょ?」

「…まぁ確かに。しかしキミの事だ、姉さんに変なものをプレゼントされても困る」


「失礼ね!私が!この私が!メアたんに妙なものをプレゼントするとでも!?見くびってんじゃないわよ!駄肉女!」


激昂のあまりアザレアが腕を振り上げ、その拍子に手の中にあったカタログが一冊滑り落ちたのでソードはそれを拾い上げる。


「…『これで永遠の契約を!名前の刻印サービス付きペアリング』…ページに折り目が付いているところかインクで囲ってあるけれどこれは一体?」

「…よく見なさいよ、デザインが素敵でしょう?この指輪。あのまんまるおててのぷにぷにな指にハマってるのを考えるととってもかわいいでしょう?」


「…ペアリングみたいだけど?」

「あら本当ね。デザインばかりに気を取られていてまっっっっっっっ………たく気が付かなかったわ。まぁでもほら、別に二つあってもいいじゃない?何か問題があるのかしら?」


「名前の刻印が出来るらしいけれど?一人用では買えないらしいよ」

「あらら私ったら疲れていたのかしらね?見落としが多いこと多い事。でもそういう事なら仕方がないわね。デザインが可愛いのだし仕方がない、狙ってなんていなかったけれど、これはもう私とメアたんの名前を刻んでもらうしかないわね。いや、別に狙ってなんかいなかったのよ?デザインが素敵だったってだけなのよ。どうしてもこれがいいと思うのだけどペアでしか申し込めないというのなら仕方がないわ。えぇ仕方がないわね。なによその目は?もしかして疑っているの?冷静に考えてみなさいよ。どこの世界にぷにぷにの子供とのペアリングを作ろうとするママがいるの?…いいえ、冷静に考えてみると意外とアリなんじゃないかしら。ほら絆の確認的な?形あるものとしてお互いに持つことで意味のあるモノと出来るのではないかしら。絆や愛なんて目には見えない曖昧なものを指輪という形のあるモノにする…これは意味のある行為であるとは思わない?いいえ思うわ。あらあら、最初は勘違いだったけど結果的にペアリングで正解だったみたいね。これをもって私とメアたんの永遠の愛を刻むの。そうすれば寄ってくる変態どもへのけん制にも出来るし、このアザレア・エナノワールの庇護下にあると周囲にわからせる意味でも絶大な意味を持つわ。だからなんでそんな目で見てるの。いい?この行為に、このプレゼントに邪な考えなんて微塵も介入していないの。あるのは純粋な心。メアたんのまんまるほっぺとぷにぷにおててとぽっこりおなかとぽにぽにあんよとさらさらへあーを独占したいだなんてこれっぽっちも考えてないの。自分の名前を刻んだ指輪を嵌めさせて私の物にしたいだなんて考えは私の脳内のどこにもないの。あるのは子供の将来に想いを馳せる純粋なママの愛だけ…一点のシミもないまっさらで綺麗なものなの。おわかり?白の名を冠する龍ならわかるでしょう、この胸にある綺麗に漂白された純白の真心が。そう、だからこれは運命なのよ。世界は初めから私がメアたんと一緒にペアリングを嵌めるという事柄に収束するようになっていたの。これはもう誰にも覆せないわ。だからあなたが何を言っても…」


「じゃあ僕がこのことを母に伝えて母から姉さんにペアリングを送ることになっても構わなという事だね?」

「てめぇ!ふざけるんじゃないわよ!!!!!!!!!!だぁれがあの女なんかにそんなこと許すものですかぁあああああああああ!!!!メアたんのゴッドぷにぷにぼでーは私の物じゃああああああああああああああふゅるるるるるるるるるっるるるるるるる!!!!!邪魔をぉぉおおおおおおすりゅなあああああああああああああがあああああああああああ!!!」


空気を濁らせるほどのドス黒い邪悪なオーラを身に纏い、アザレアはソードに襲い掛かった。

はぁ…とため息を一度だけついてソードは拳を握りしめる。


「我こそは白…」

「しししししししねぇええええええええええええええええ!!!!!」


その日、メア様教の教徒たちはエナノワールの屋敷の壁をぶち抜いてどこかに飛んでいくアザレアの姿を見たという。


────────────


「なるほどメアにプレゼントですか」


ソードはアザレアを排除したのちに母であるセラフィムにその場で連絡を取っていた。

あれだけ母親の事を想っているメアの事だ、ならばきっとくりすますとやらもメアにとっては大事なものだったのではないか…ならば何かできることはないかと相談を持ち掛けたのだ。


「そういわれれば確かにあの人…黒龍からそのような話を聞いた覚えがありますね。ふむ…確かにペアリングはやりすぎだと思いますが形に残る形で私がプレゼントを贈ると言うのはいいかもしれませんね。曲がりなりにもあの子の母といえる立場ですし…ふむ、それこそやはり衣服などが無難でしょうか?」

「そうかもね」

「服だとぉぉぉぉぉぉぉぉおおお…」


突如として聞こえてきた地獄から響く怨念の籠った声の方にソードが目を向けると壁に空いた穴に手を掛けて這い上がってくるアザレアの姿があった。


「貴様生きていたのか」

「服なんて送らせるものですかぁああああああああ!メアたんを着飾るのは私の役目よっっっっ!!!!!」

「着飾るって…別にそんな大したことをするつもりはありませんよ。あの子は妙なところで遠慮する部分があるのは共通の見解の様ですし、ここは連名で何か送ると言うのはどうですか?ペアリングは調子に乗りすぎですけど、その言い方だと服の候補もあるのでしょう?そちらはさすがにおかしなものは選んでないでしょうし、ソードに見せてみなさいな」


その時アザレアが気まずそうに一瞬目を反らしたのをソードは見逃さなかった。

殴り飛ばされた際にアザレアが落としたカタログの中からひときわ強く折り目が付けられているものを見つけ出し、パラパラと捲る。

そして先ほどと同じようにインクで丸が付けらていたのは…。


「…随分と布面積が少ない服みたいだけど?」

「い、いや…それはあれよ。ほら…」


「なんだい」

「メアたんって普段は大き目の服を着てるじゃない?」


「キミが着せてるからね。姉さんだから転んでけがをしたりどこかに引っ掛けたりすることはないからいいけど、そこにも僕は少し邪なものを感じているよ。でも今はこの服の事だよ。どういうつもりだい?」

「あ、あんただって似たような服着てるでしょ!?」


「僕の事はいい。今はこの姉さんのプレゼントの候補に挙がっている服の話をしているんだ」

「考えてみて欲しいのよ。メアたんはいまでこそぷにぷにぼでーだけど、いずれ業腹なことに大人の身体へと変化するわ。だからぷにぷにぼでーは今しかないのよ。太ったり痩せたりはできるけれど、幼い子供特有のあのパーフェクトボディーは今しかないの!だったらそれを活かすという事を考えるのも一つの手だと思うのよ。わかる?本来は大切に守られなければならい聖域であるぷにぷにぼでーをあえて晒して強調させる服を着せる。この一見アンバラスな愚行に思える行為も「あえて」やることによってそれは一つの芸術となるのよ。そりゃあアンタみたいな淫猥な身体の女が着たら、それはただの変態だけどぷにぷにぼでーが着ることによって生まれるそれは卑猥ではなく芸術なの。わかる、わかるわよ?確かにそれを良くない目で見る人の範疇には収まらない唾棄すべき変態という名のゴミも現れるでしょう。でもね淫らと神聖な芸術は表裏一体なの。人の裸体にこそ、露出された肌にこそ、食べちゃいたいくらいのもにもにでぽにぽにでぷにぷにの身体にこそ生まれる芸術というものは確かにあるはずなのよ。だからあえてなのよ。そこに何も邪な考えはないの。ただ芸術として愛し、慈しみ、心豊かにするために愛でる…それ以上の考えはないの。そう言う経験が人生に豊かさをもたらし、成功へとつながるの。わかるかしら?何度だって言うわよ?エロじゃないの神聖で聖域なの。そもそもあなた私の事を変態か何かと勘違いしている節があるわよね?私はねママなの。確かに愛が行き過ぎちゃうことがないとは言わないわ。でもこの心にあるのはいつだってぷにぷにぼでー…幼い子供たちの未来を見守りたいという純粋な愛それだけなの。わかるかしら?子供を愛する心を否定するだなんてそれは命をつないでいく人類史を否定するにも等しい行動だわ。だからね?その握った拳を下ろしなさい、今すぐに。私は何も間違ってないし、悪い事なんてしてな――」


その日、メア様教の教徒たちは二度目のアザレア流れ星を目撃し、空に向かって拝んだという。


────────────


「くろちゃーん」

「およ、りょーちゃんどしたのん」


「みてみてーせーお姉ちゃんとあざれあに貰ったー」

「おーおいしそう。なにこれ~?」


「でっかい魚の魔物の干物~しょっぱくて美味しいよー。くろちゃんも食べる―?」

「いいの!?あーでもりょーちゃんが貰ったプレゼントなんでしょ?」


「うんーでもりょーだけだと食べきれないし、お兄ちゃんは生臭いのがちょっと苦手なんだってーだから一緒に食べよー」

「そういうことならー」


「あれー?くろちゃんなにそれー?首のやつー」

「んー?これ?私もアザレアとせーさんに貰ったの。指輪を二つ~でも私の指には大きすぎるからネックレスにしてもらったの。ただこの…裏側のところが削られちゃってるのがよくわかんないんだけどね。曰くすでに注文しててキャンセルが間に合わなくてとかなんとか言ってたけどよくわかんない」


「そーなんだー。でもなんかくろちゃん嬉しそう―」

「うん…そうだね、とっても嬉しい。いろいろ思い出したり、嬉しかったりでぽかぽかだよ」


「えへへーよかったねぇ」

「うん、よかったよ~」

アザレアさんが何かをしようとしてシバかれるという展開はさすがに擦りすぎなような気がしますが、私の脳内アザレアさんは無限に奇行を繰り返すので書こうと思えば無限にかけてしまうのが悪いところもあります…ごようしゃくださいませ…。

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― 新着の感想 ―
作品の文字数、1割ぐらいはアザレアさんのパトスで構成されてる可能性がありますね 自然の摂理なので何ら問題ないことでしょう、ええ …これを体調崩しながら…? ご、ご自愛ください…
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