明日はキミにとって
風は緩やかにキミに味方をした
坂道かけ上がるスピードはたしかに
キミが恋してる分だけ加速した
その背中を見つめる僕は
他の人から見たら
どんなふうに映っているのかな
恋人同士に見えるのなら
ちょっと恥ずかしいかな
明日のふたりさえ
予想がつかないくらい、
時の流れが早すぎるから
本当なら
その答えは誰にも見つけようがないかな?
こうして、ふたりでいる時間を
キミはどんなふうに思っているんだろう
僕がスピードをゆるめたから
キミが振り返り
立ち止まっては僕の様子を
不思議そうに伺ってる
「明日もキミにとって良い日でありますように・・」
僕が願い事を考えていた分
遅れてしまった
キミに向かって吹く風が
キミにとって強く感じることがあったら
少しくらいなら
なんとかできるかな
キミを好きでいる分
なんとかなるかな
もしも、なんともならない
そんなことなら
もうひとつ、願い事をしてもいいかな・・