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第二話 お金と食べ物の話

 えっと、ザックリいうと金勘定は序盤で諦めましたw それこそ人生と人が変わるほどの金額を何度も貰っているので、いくら持ってることやら。あとヒューイとカイルは冒険者ギルドの依頼で魔獣や猛獣の退治をしていますが、特に使い道はないので貯めています。地味に稼いでいるのがリリーで、サトウダイコンの配当のおかげです。が、これまた使い道がないので、貯まる一方です。

 リーナとミスキスは店員としての給料をもらっています(リーナは固辞)ので、全くお金を稼いでいないのはラシェルだけです。サクは現物(特に酒)支給ということで。

 あと、アイラは定期的にジェラードから「宿代」を貰っています。とはいえ、光熱費はかかりませんし、肉や魚はコンスタントに冷凍庫に増えていて、食べ物系は穀物や野菜類だけで済んでいるので、ぼろ儲けwです。

 それこそ誰かさんにオーナーになって給料を貰いたいくらいで。

 作中でもザックリ説明がありますが、銅貨が百円くらい。銅貨十枚で銀貨、銀貨十枚で金貨。金貨百枚で白金貨、となります。

 それを超えたら宝石・宝飾品や手形、魔法の品などで取引する感じです。

 あの世界でもできる技術を少しずつ公開していけばいくらでもお金を稼げることでしょう。ま、しませんが。公開しないんじゃなくて、金を取らない方向で。

 まぁ何だかんだで一か所に無駄にお金が滞ってるのもよろしくない、ってことで、あちこちに寄付をして経済の循環と魂の救済wをしているそうですが。

 今後、そんなにお金の話は出てこないと思います。お金に困ることがないのと、それこそジェラードの技術はお金を出して買えるものでもないので。

 金貨・銀貨・銅貨が登場しているので、鉱山もそれなりにあるはずですが、本編中に登場したのはハンブロンの北の鉱山町。名前がないというか、ハンブロンの町の一部って扱いなのですよね。何を掘ってるのかは不明、というか考えてませんでした。鉱山町という認識でしたので、何かは採掘できているんでしょうけど(ちゃんと考えなさい)


 そうそう。この話を書いてて苦労したのは食べ物の話です。一応これでも(作者)は日本人。色んな国の家庭料理とかを色々ググりましたが、さっぱり分からず。というか、日本の料理のバリエーションの多さと、見栄えの良さはなかなかなないなぁ、と。どうにか日本の料理にならないように知恵を絞りましたが、米を抜きにすると何を食っているのだ世界の人は! って気分にw ……はい、勉強不足です。

 というか、そもそもチーム・グリフォンの世界が現在から数百年離れている宇宙時代なわけで、逆に普段は何を食べているんだ? って世界なんですよね。ペースト状の何かとか、アルミのパックに入ったようなものとか。あとはブロック状のものとかそういう感じで。そもそも「天然素材」なんてそんなにあるのか? とか、考えれば考えるほどディストピア的なご飯になりそうでw

 でもジェラードが食道楽のところがありますし、リーナは料理上手ですし、ラシェルは一般人なので粗食wには慣れてませんし。食料の元みたいなマテリアルみたいのがあって、それを不思議マシンで色んな食材に合成できるとかあるんだろうかしら?(←それは自分で考えろ)

 あと、色々料理を考えていて、アレがないコレがないと苦労。そして作り方を考えてて一番大変だったのが「おいなりさん」の油揚げでした。実際に作るとなるとあんなに面倒なのか…… と、スーパーで安く買えることに感謝しかw

 あと調味料。海がないと出汁が取れないとか、ソースって個人で作るにはどうしたらいいんだ? とか醤油とか。それで「醸造王」ことヨハンを登場させたのは秘密ですし、海の町を登場させたのも以下略。そしてやっぱり胡椒がないのがつらかった。やっぱ香辛料は大事ですね。あと塩とか砂糖も確かに入手方法が難しい。そりゃ高価になるわな、と。


 そうそう食べ物系というと、紅茶とコーヒーですが、コーヒーは南国系ですが、紅茶って結局のところ緑茶を発酵させたものなのですよね。となると緑茶はいずこ……? と。コーヒーもワワララトでチラッと登場して買っているはずなのですが「雄牛の角亭」には何故か出てこず。コーヒーゼリーでも作ればよかったと今更ながら後悔しておりますw そんなわけで、基本ハーブティばかりを飲む形になってしまいました。

 飲み物ついでにお酒の話も。序盤で悪い大人たちが暗躍wしたように、ファンタジー世界のお酒はなかなか大変です。付け焼刃ですが、お酒の歴史や作り方を色々調べましたが、難しいもんですなぁ、と。

 キモは「蒸留」らしいことが分かったので、プラス「醸造王」ヨハンの出番です。この世界、不思議な力で一年に五~六回の収穫期があるので、農作物は余りがちです。保存にも限界がありますし、かといって安易に減反するのもどうかと。自分で書いておきながら「おそらく」というのもなんですが、収穫期が多いということは、単純計算で生産量がそれだけ少ない、ってことなのでしょうね。余りがちな作物もアルコールにできれば消費しやすいのかな、と今更ながら。

 あとついでに「炭酸水」っていわゆるネットスーパー系のチートでしか登場しない気がしますが、まぁ科学者がいるのでこちらでも登場。重曹って色々調べると「天然の重曹」って物がないんですねぇ。後はクエン酸を加えると二酸化炭素が発生します。が、すぐに面倒になってソーダメーカーにしましたが。

 調べるとミネラルウォーターみたいに「天然の炭酸水」というのもあるみたいですが、密閉・加圧できるような容器が無いので難しいかなぁ。炭酸泉みたいな温泉・冷泉はあるでしょうが。

 その上で「異世界の料理」というのも考えなきゃならないので、中世の料理とかも調べましたが、これもなかなかいい感触が無く。頑張っててきとーに書きました、まる。

お読みいただきありがとうございます

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