表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

第一話 ざっくりコンセプトとか流れの話(その1)

これは拙作「異世界行ってもチーム・グリフォン!」のこぼれ話を不定期?でやります


本編?はこちら

https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/979170/


別のものを書いているときの気晴らし風味なので、どこまで書くかはいきあたりばったりです(いつもだろうが)

 読まれた通り、宇宙最強のチームと宇宙船が異世界に飛ばされたら、という話です。同じように宇宙船とか宇宙要塞ごと異世界に行ってしまう話はありますが、そういうのイメージしたわけでなく、純粋に手持ちで異世界行っても平気そうなのがこの人たちだけだったわけでw

 最初のプロット(書いてないですが)から、とりあえず高速戦艦シルバーグリフォンごと異世界に転移。封じる意味も兼ねて山に埋めました。

 召喚術士ルビィの存在は最初から。あと決まっていたのはラシェルたちが滞在する拠点の宿屋を一人で切り盛りする女の子(アイラ)ですね。まだ書き始めではうすらぼんやりですが、王女様が出てくるので、王子と魔法使いも登場させようとは思ってました。

 で、その王子がアイラと身分違いの恋に落ちる、ってことを考えてましたが、書いているうちに王子がバカすぎて断念w

 でも意外とアイラとギルバートとはいい仲になりそうな雰囲気になって、シルバーグリフォンが戻れなかった時のIFとしてはアリかな、という気がしないでもないです。

 そんなわけで、三人組の内、リリーとミスキスは最初は登場しない予定でした。ただ「雄牛の角亭」にいるのがアイラだけだと動けるキャラがいないよなぁ、と思って、昔々作ったキャラをリメイクしたのがリリー。小柄な槍使い、という設定はあったので、腹ペコ属性をつけて、いつも明るいムードメーカーに。さっきのIFじゃないですが、もしもシルバーグリフォンが戻ってこなかったら、流れの冒険者になってテオとつかず離れずになったかもしれません。

 ミスキスに関しては初登場は逆恨みの火付けですが、この時にジェラードがその場で撃退しない理由として「女性」にしたことで、これだ! と登場させることにしましたw

 癖のある変わり者のキャラってあまり書かないので、結構楽しく書いてました。

 同じく、黒竜のサクも最初は登場する予定はありませんでした。それこそ木っ端微塵に吹っ飛んで終わる予定でした。が、せっかくだからとリサイクル。ついでにこの世界の「竜」の設定をザックリと。で、女の子ばかりなので、大人っぽい女性が欲しくて和服美人にしました。基本はあんまり活躍させる予定でもなかったのですが、せっかくなので要所要所でデウスエクスマキナ的な活躍を。

 終盤でドラゴンの襲来があったときに、シールドで炎を防いだ後に、首を斬り落として倒す予定でしたが、どう考えても死体が邪魔だったのでああいう処理に。

 一応その後はハンブロンにいる人たちで総力戦をして、それでも苦境になってランドタイガー登場、ってことにしようかと思ったのですが、他の戦場との温度差もあったり、絶望的な状況を未来のテクノロジーで呆気なくひっくり返すのが醍醐味だしなぁ、ということでばっさりカットw


 まぁ、読めばすぐに分かると思いますが、王家の人たちは男性が金属の名前、女性が宝石の名前を元にしています。で、途中でラシェルも疑問に思っていましたが、王がいるので王妃もいるはずなのですが、登場していません。いないわけじゃないのですが、キャラ設定が思いつかず断念。名前だけは「ダリヤ」くらいで決めていたのですが。

 ……続編になったら多分登場させないとアカンだろうなぁ。ジェラードの顔を見にw

 王都というと、獣人商人ズですが、獣人成分が足りなかったので、とりあえず設定。狐の獣人ですが狐目タイプじゃなくしました。ついでにボッキュッバン、にw 私の書いてる中では数少ない爆乳さんです(←お前は何を言ってるのだ)。商人あきんどなので関西弁、と安易に。せっかくだからお笑いツッコミ系の残念美女に。狐がいるから狸も出さなきゃ、という謎の使命感により狸も登場。お婆さんのままでもいいかと思ったのですが、これまたガメツイ老婆系残念美人にw

 細かいことですが、最初にカエデが訪れたグラディンの商会と、その後登場するグラディン邸は全く別の建物です。

 さらに王都といえば都市シティ騎士ナイツですかね? 構想は結構最初からあったのですが、さすがに四十人も設定するのは面倒なので三人くらいで。ルールというほどではないですが、彼らの大半は孤児院や浮浪者あがりということで、名前をまともにつけられなかった、ということで二文字に限定しています。ちなみに「軍曹」ですが、名前が「ラッキー」とか幸運の意味の言葉なのに、運の悪さに自分の名前を嫌った、という裏設定があります。


 そういやぁ、せっかく異世界ものなのに、ルートを間違えたのか、冒険者との絡みが全くありませんでした。冒険者ギルドも登場しますが、受付の人数名(しかも名前もない)とサブマスターのガイザックしかおりません。副ってことはちゃんとした?ギルドマスターもいるのですが、未登場です

 どっかで出そうと思って、結局出さずじまいでした。これと関連して、ドワーフを登場させたので、どこかでエルフも出したかったのですが出せずじまい。「出不精でガイザックにすべてを押し付けるものぐさエルフ(性別未定)」がギルドマスターならどうだろう? と思っていたのですが、結局w

 あと、感想でも指摘があったのですが、国がコンラッドとワワララトの二国しか登場してないのですよね。

 ハンブロン(雄牛の角亭とかシルバーグリフォンが埋まった山)のあたりが北限で高い山に塞がれていて、南側はワワララトで外洋に出ている南限。その間に王都コンラッドがあるのですが、狭いなぁw 東西に広いってことにしても、他の町が一切登場していないわけで。世界が狭い(とほほ)

 でもまさかあいつら(チーム・グリフォン)に船旅させるわけにもいかんし、それこそ海も含めた長距離移動ならシルバーグリフォンに乗るわな、と。そうするとそれだけで大騒ぎになるので、全く向かないという難点が。

 他の創作物を読むと、馬車でひと月くらい移動してたどり着くとかあるようなので世界は広いなぁ、と。一応、ハンブロン→王都まで馬車や徒歩で一週間くらいの計算でザックリ三百キロ、という計算です。ワイルドパンサーで六時間。ブラックホーネットの巡航速度で一時間。ロックシスターズで単純計算で十五分くらい(もっと速く飛べますが)なのですが、加速減速を考えるともう少しかかるかなぁ、と。

お読みいただきありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ