新しい生活
修正箇所お教えください。
「おーい、シーナ起きろ?今日はギルドに行くんだろ?」
シーナが来てから数日が経った。ここ数日はギルドで依頼を受けずにシーナのための服や生活用品なんかを買っていた。かなりの額になったが、何とか前の火竜討伐の依頼で稼いだお金でどうにかなった。
ここ数日で、今後どうするかを話し合った。
~~一日前~~
「よし、これでだいたい必要な物は揃ったな、」
「うん、リュートに一杯買ってもらってしまった、、、、このお金はいつか必ず返す!」
「いいんだよ、俺お金の使い道ないからさ」
「ダメ!絶対!」
まるで、意地になったようにシーナは言う、だいぶ、子供らしい部分を見せるようになってきた。大分回復したみたいだ。そろそろ、話を先に進めよう。
「シーナ、今後について話してもいいか?」
「うん、大丈夫だよ、心配しないでリュート。」
「そうか、わかった、それじゃ、まず、俺はお前を故郷に送り届けたい。しかし、一つひどいことを言うようだがお前の住んでいた村はまだあるかどうかわからない、それでも、俺はお前を故郷まで連れていく。いいか?」
「うん、問題ない、村が残っているかはわからないのはわかっている、それでも、私は故郷行くつもり。」
「よかった、そのために村の情報はわかるか?」
「うっ、それなんだけど、、、、、」
「どうした?」
「村がどこにあるのとか村の周りの環境なんかも一切わからない、、、、」
「まじか、、、、」
「ごめんなさい、、でも一つだけわかるよ!」
「何!なんだそれは!」
「村の外は森だった!」
誇らしげな顔してこっちを見てきている。困ったな、、
「うん、まぁ、いいだろう、そもそも、竜人族の住む場所は限られているから、知っている人を探して当てずっぽうで探そう」
「うん、、、リュートごめん」
「大丈夫だシーナ、お前が気にすることじゃない。となると、」
「竜人族の村の位置について知っている人に情報を聞くしかないな」
「でも、リュート、竜人族の村はいくつかあるってお父さんが言っていた」
「そうなのか、となるとしらみつぶしに探していくしかないな、、」
「そうするしかないと思う、」
「まぁ、当面は竜人族の村について知っている人を探すしかないな、そのためには、情報を知って
いそうな人と接触できるようにならなくちゃな。それに、当面の資金も稼がないといけないし、
とりあえず、ある程度名前が知られる程度にギルドで依頼を受けよう。そしたら、もっと大き
な町に行くことにしよう。」
「うん!わかった!リュート」
「念のため、シーナもギルドのランク判定受けとくか、シーナはなにか戦闘に使えそうなスキルと
かあるか?」
「武術とかは全然できない、魔術は全属性できる!」
「なに!全属性使えるのか!」
「魔術」それはこの世界の住人達が使う技術、この世界のどの場所にもありこの世界自体を形成するエネルギーであり、物質でもある、「魔素」それを、様々な現象を引き起こすための式を字で書いた「術式」を使う方法と、発する言葉に魔素を込め、術式を書くのを省略した。「詠唱」この二つの
の方法を使い発動する。しかし、魔術は生まれながらに持つ魔素量の多さと生まれながらに授かる「スキル」その中の属性適正の二つに大きく、魔術が左右されてしまうし、術式などについても学ばないといけないので、使えない人も多くいるなかでシーナはおそらく全属性適正がある。複数属性適正があるだけでもすごいのに全属性適正。それは、つまり、この世界においての魔術すべてを使うことができることが可能なのだ。無論適正属性以外の魔法を使うことも可能だが非常に難しいのである。シーナを送り届ける間に魔術について教えて鍛えて俺と共闘すれことができればシーナの俺に対する負い目も少しはなくすことができるかもしれない。
「シーナ、魔術を学ぶか?」
「もし、うまく魔術を使えればリュートを助けられる?」
「ああ、もちろんだ!だが、たぶん、学ぶのは大変だぞ?」
「大丈夫!お荷物になるわけにいかない!」
「わかった、必要な物を買ってこよう」
こうして、シーナは魔術を学ぶことになったんだから魔術に関する本とか売ってるのかな?
俺が使えるのは魔術じゃなくて魔法だから教えてやれないんだよ、、、
この世界において魔法を使える人間はいなく、
魔法を使えるものは魔獣や人ならざるものである
ゆえに、魔法を行使する異世界人はこの世において
魔に堕ちた人間すなわち
「魔人」
と呼ばれ恐れられている
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