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異端ノ狩人  作者: かっぱ
1/7

始まり

初投稿です。

誤字やおかしいところがあったらお教えください。

ぜひ、楽しんでいただけると光栄です。

 激しいサイレン音がなり、次の瞬間白い光が俺を覆った。


「はっ、またこの夢か、もうこっちに来て57年になるのに」

                 

あの忌々しい光によって俺を含む多くの人は俗にいう異世界に飛ばされた。


この世界には亜人と呼ばれる人型だが人間とは少し違う部分を持つ種族

魔物と呼ばれる強力な力を持つ生き物、そしてそれらを狩る人間などが存在する。

そんな世界で生きる元地球人青緋龍斗この世界ではリュートという名前で過ごしている。


「師匠、行ってくるよ」そう暮らしていた家に向かって話すリュート、

以前、師匠に言われた課題を達するため 七年間住んだ家を今日離れ山を下り町に行くのだ。

家に別れを言い山道を下りだした。この山グラン山はそこまで高くないが道中に魔物が多いため 町の人は全く上らない、しばらく下ると強風とともに巨大な龍が現れた。


「師匠の最後の試験か、まさか、黒龍種とはな」


龍が咆哮を上げて襲ってくる、リュートがかわした攻撃で大木が何本も折れ爆風がおきる。


「すげー威力だな、確か、黒龍種は属性攻撃は使えないがその代わり身体能力が高く、防御力も属性耐性も高いんだったよな、さーて、どうするか。」


再び黒龍の爪をよける、黒龍が大振りの攻撃をしてくるの見切り

黒龍の腹の下に入り剣を突き刺し、そのまま、走る

龍の腹から、血しぶきが上がり大きな切り傷が入った

 「鱗が固いなこれじゃ致命傷にならないな、浅くても致命傷になる、頭を狙うか」


黒龍が尻尾で薙ぎ払ってきた周りの木が何本も倒れる、これを飛んでよけ、その、高さを利用して全力で剣を黒龍の足に突き刺した、かなり深く刺さり龍が声を上げながら倒れかけた。


「今なら、届く」


リュートは地をけると飛び、一本だけ残った木を再び蹴った。

黒龍が体勢を立て直し、リュートを探す、しかし、その時リュートは黒龍の頭上にいた。


「食らえ黒龍、師匠譲りの俺の剣技を」


黒龍の頭上に一撃を二撃、三撃と早くさらに早くさらに早く

まるで、光のごとく16撃を一瞬のうちに斬り付けたしかし、黒龍の最後の攻撃がリュートを襲う。巨大な口がリュートに迫るかみ砕こうとしているのだ。


「エクスプロージョン」


リュートが魔法を詠唱した、巨大な赤い火柱が黒龍の頭を貫く、黒龍が断末魔を上げて倒れる。


「魔法を使えないと言った覚えはない」

  

 黒龍の体から龍石という素材と鱗や爪をとれるだけ取る。


「狩った者としてできるだけ使わなくちゃな、確か魔物にはE~SSランクがあって黒龍種は最低でもAランクだから、結構高く売れるかな?、生活するぐらいの金になるといいけど。」


 そんなことを言いながら、黒龍の死体を魔法で燃やそうとする、なぜなら、龍種の死体を

放っておくと大変な事にるからだ、


「獄炎陣」


 俺が使える火属性最強魔法だ、すぐに黒龍の死体が燃え尽きた。それを確認すると、また、山を下りだした。


 一、二時間歩いた町のすぐそばまで来た、俺がしばらく生活する町カリバだ。


「誰か、誰か助けてください。」


 女性の声がしたのでそちらをみるリュート、そこでは、女性がゴブリンに襲われていた。「助けるか」と言うと、近くにある大きめの石を拾うと


「金属錬金 槍」


 大地系の錬金魔法で石を槍に変えると、それをゴブリンにめがけて投げた。槍はゴブリンの頭を貫いた。すぐに女性のもとに行く。


「だ、大丈夫ですか」【はっ、人としゃべるのが久しぶりすぎて噛んでしまったぁああああ】


「あ、はい、ありがとうございます」


女性はそういうと立ち上がった、その時後ろに気配を感じ振り返るとさっきのゴブリンとは比べ物にならないほど大きなゴブリンがいた。武器まで持っている。


「あれは、色小鬼 ジャギズです。名持ちの魔物です。逃げてください」


女性が懇願するように言う。


【え?、名持ちって確か特別に強力な個体じゃなかったけ、絶対弱いやんこいつ】

「大丈夫ですよ」そう言うと、ゴブリンのもとに行く


「がんだぁ、おはぇわ、だけぇ」


「確かにさっきのゴブリンの10倍ぐらいでかいけど、だめだ、キモイ」

そう言うと、ゴブリンの首を一撃で落とす。


「え、名持ちのゴブリンでBランクの魔物を一撃で、、、」【すごい、、、かっこいい】


「助けて頂いてありがとうございます。お名前をうかがってもいいですか?」


「リュートと申します。あなたの名前をうかがっても?」


「アリアと申します。森で魔物調査をしていたら、突如魔物に襲われまして、申し訳ないですが報告しないといけないので、、、あとでっ、ま、街の中で会いましょう。」【きゃあああ】


「あ、はい、聞きたいこともあるので、後でまた、お会いしましょう。」

 

「リュートさーん」


「あ、アリアさん、報告終わりましたか?」


「ええ、リュートさんも無事に町に入れたみたいですね、よかったです。それで、聞きたいことって何ですか?」


「ええ、すみません、ギルドの場所を知りたくて。」


ギルドとは魔物の狩猟から、薬草の採取なんかも依頼できる、何でも屋だ。所属するものは冒険者と一般では呼ばれる、また、FランクからSランクまでランクがあり ランクによって、受けられる依頼も氏名制になったりする。


「えっ、ギルドに所属するつもりなんですかっ」


アリアは驚いた表情でいう。


「え、なにか、まずいですか?」


「いえいえ、そうじゃなくて、私ギルドの職員なんですよ それに、リュートさん強いからギルドに誘うつもりだったんですよ!。」


「ええ、そうなんですか、じゃあ、ギルドへの登録とかお願いしてもいいですか。」【まじかよ、助けた女性がギルド職員とかゲームの序盤かよ】


「ええ、ギルドマネージャに頼んでいろいろ特別待遇させてもらいますよ。」


「ええ、それは、ちょっと」

あからさまに少し嫌な顔をする、リュートであった。


「なんでですかーー。」


かくして、こっちの世界に来てからはじめての友達と、ギルドへの所属の切符をてにしたリュートだった。

 

評価よろしくお願いします。

ぜひ注意やこうしたほうがいいなどの意見もお願いいたします。

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