表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/98

ダボダボのTシャツ

「りきただいまー!」

お風呂から戻ってきた園田は、パイル生地のショートパンツにダボダボのプリントTシャツを着ている。

彼女の元気なイメージと女の子らしさが混在して、そのアンバランスさから伝わるリラックス感も含めてとても可愛らしい。

本来女子の部屋着はこうあるべきと、上下グレーのスエットを着た自分を見て少し反省する。

「ドーン!」

そう叫んだ園田は、彼女のベッドに勝手に座っている私の膝の上に飛び乗った。

「ちょっと、びっくりした。」

「りき、何か考え事?」

「いや、ただ園田の格好が可愛らしいなって思っただけ。」

「え?そ、そうかな。えへへ。」

園田は人差し指でこめかみあたりをぽりぽりと掻きながら応えた。

「うん。可愛いよ。」

「あ、ありがとう。あはは。」

園田は私の膝の上でもじもじと照れる。

そんな園田がますます可愛いらしく思えて、私は彼女の頭を撫でた。

「もー!」

すると、園田は叫びながら立ち上がる。

「僕のことからかって遊んでるな!りきのえっち!変態!」

「そんなことないって。」

「ほんとか〜、顔がニヤけてるぞ〜。」

そう言いながら園田は前屈みになって私の両頬を摘んで上下に動かした。

「痛い痛い。ごめんって。」

「にしし。許しましょう。」

手を離してくれた園田は私の顔を覗き込んだまま、満面の笑みを浮かべた。

しかし、私は顔を勢い良く逸らした。

「ん?どうしたの?りき。」

「いやそれは……」

「えー、なになに?気になるじゃん。」

「えっと……胸元危ない、ですよ。」

前屈みになったせいで、ダボダボのTシャツの緩い襟ぐりから彼女の小ぶりな胸が見えそうになっていた。

しかも、園田は下着を付けていないようで、危うく全てが見えてしまう。

「っ——」

園田が声にならない声を上げる。

「だ、大丈夫。見えてない。全部は見えてないから。」

フォローしたつもりが園田はますます顔を赤くして、ぷるぷると震えている。

「あー、園田さん?」

「りきのえっち!変態!」

「ご、ごめんなさい。」

園田は謝る私にはぁとため息をついた。

「別にりきになら……てもいいんだけど……」

園田は小声でモゴモゴと呟いた。

「え?」

「あー、もう!今日はもう寝よう!」

「でもまだ、22時半……」

「早く寝ないと、勉強と同じぐらい睡眠は脳に大事なんだから。勉強しても、寝ないと意味ない!」

「はい。わかりました。」

園田のあまりの気迫に押されて私たちは寝る事にした。

投稿の間隔がまた開いてしまって申し訳ないです。

体調を崩してしまい、PCR検査を受けたりバタバタしていました。

結果は陰性でしたが、薬を飲んでずっと寝ていました。

皆様もお体にはお気をつけください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ