紅柘榴のスケルツォ
――人々を闇から救う力が欲しい。
――だったらそれ、俺に手伝わせてくれよ。契約期間は、そうだな……一年。一年で良い。たった三百日ちょっとで、何万人もの命を救える力を与えてやる。だからそのかわりに―
――俺と友だちになってくれよ。
笑い方を忘れた療心師。
紅柘榴に憑いた魔徒。
彼らは人々の心を闇から救うために、期間限定の’友だち’になった。
――だったらそれ、俺に手伝わせてくれよ。契約期間は、そうだな……一年。一年で良い。たった三百日ちょっとで、何万人もの命を救える力を与えてやる。だからそのかわりに―
――俺と友だちになってくれよ。
笑い方を忘れた療心師。
紅柘榴に憑いた魔徒。
彼らは人々の心を闇から救うために、期間限定の’友だち’になった。
プロローグ:道具と書いて’ともだち’と読む
2019/09/22 20:00
現実を見ようとしたのは、ただ一人
2019/09/22 20:10
探索は二人がかりで
2019/09/22 20:12
三人目の乱入者
2019/09/22 20:14