風俗ってどんなところなんや
前回、健にどこかに行くと連れ出された。一体どこに行くのだろう。そして蓮の理解者が現る。
「よしついたぞ」
そういいながら招待された場所は俗にいう「風俗」である。まさかこんなところに招待されると思ってなかった僕は驚きを隠せなかった。
「な、なんで風俗なんかにいくんだよ」
この言葉が最初に出てきてしまった素直な言葉である。
「まぁ、女性経験の少ないお前にはまず、女性とは何かを経験してもらいたくてな。プロにいろいろ相談するといい」
健は嬉しそうに店の中に入っていく。つられて店に入るとそこには僕の見たことない景色や臭いが広がっていた。店員さんに招待されながら入った個室には一人の見たことないほど美人な女性が正座をして待っている。名前は田中千尋。24歳のこの業界の長い…まぁベテランである。そんな彼女が僕の相手する人である。
「こんばんは蓮さん。今日はいい思い出にしましょうね。」
と微笑みながら僕に話しかけてくる。そんな彼女に対し最初に出てきた言葉は
「どうやったら僕ってもてるんでしょうか?」
沈黙の時間が流れはっとした僕は
「すみなせん。何でもないです」
と慌てながら自問自答してしまった。急に風俗なんかに連れてこられたせいでもあるが正直びっくりしている。そんな僕に彼女は
「なんでそんなにもてたいの?」
なぜ親身に聞いてくれるのかわからなったが知らない人ならいっか、となぜ僕がこのような経緯に至ったのかを説明した。しかし、なぜ僕はもてたいのか僕自身でもわからない。別にリア充になりたいわけでもなければ、あんなことをいっぱいしたいなんていう願望もない。しかし、田中さんは親身に僕の話を聞いてくれた。
なぜ僕の話を聞いてくれたのかと聞くと田中さんは昔、容姿のことでいじめにあったらしい。なので20歳の時に整形をしたらしいのだ。なので、もてない僕に親しみを感じたのだろうか。そのあと僕たちは意外と話が合い、何か相談に乗ることができたらとメールアドレスまでくれた。そんな彼女と今度の週末に僕に似合う服を買いに行くことになった。正直これほど頼もしい味方がいるだろうか。早く田中さんに会いたい。そんな感情が僕の心の奥を揺さぶっていた。
風俗嬢の田中千尋っという理解者を見つけることのできた蓮。次回彼女とどこまで進展するのだろう。