空軍 戦闘機①
F-10A/B ステルス戦闘機
日本が1980年代より様々な技術実証を行いながら40年の歳月をかけて開発された第5.5世代戦闘機。
本機は2008年より実戦配備されたF-9ステルス戦闘機を圧倒するために日本が持つすべての先端技術を結集して製造されている。
いままで、ステルス機はその「潜水艦」のような運用を求められてきており、米軍のF-22はまさにそのコンセプトの通りの運用がなされている。
だが、本機はいままでの潜水艦的運用から一転し強力なネットワーク能力を持つことによりハンターキラー能力を獲得した、まさに「F-22キラー」とも呼べるコンセプトを持った機体に仕上がった。
無人機統制能力、巨大なペイロード、大型の機体と燃料タンクからなる長大な航続距離、強力なレーダを搭載した電子戦能力...ありとあらゆるコンポーネントが桁違いの性能であり、2025年に登場してから本機はまさに世界最強の座をほしいままにしている。
ます、本機の最大の特徴は何と言っても強力なレーダにある、このレーダはハイパワーTWT素子を使用したものであり、最大出力時には50km先にある電磁波防御がなされた電子機器を「焼き切る」ことができるHPM照射機能を備えている。
また、小隊規模の無人機統制機能を有していることでパイロットが安全に戦闘をおこなえるようになっている。
そしてさらに、自己診断機能も搭載することで元来ステルス機の弱点であった「ステルス性能の維持」に貢献している。どんな機体も1ソーティー飛ばしてしまうと機体表面に細かいキズが付くのだが、それを機体の各部に搭載された小型センサーで検知し、整備士に適切な情報を伝えることができる。
この機能によって、ついにステルス機を艦載機として運用することができるため本機は世界初の連続運用が可能なステルス艦載機となった。(※本来、航空母艦はステルス性能維持には面積が足りず、1ソーティー分しかステルス機として運用ができなかった)
また、根本的な構造を一体化技術など新技術を使用することでコストを圧縮し、機体調達価格を一機当たり120億円にまで安く仕上げられている(※空軍機でのことであり、海軍機は140億円となっている)
本機を設計するにあたり、同盟国への輸出も考慮され、2030年現在その生産数は同盟国と合わせ1300機であり、これは無人機を除いた数である。
なお本機の仮想敵はF-22をはじめとした各国の「すべての航空機」であり、それらすべてを撃破することが目標である。