表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Calender_Girl  作者: 深町珠
7/82

you gotta mail




どうして「困ったな」と思ったかはよく解らないけれど

気持ちで言うと...公園とかで稚気な子が愛らしく、はしゃいでいて

それを見ていて「愛しいな」と思うけれど、ハテ、僕はどうすることもできなくて

ただ、愛おしげに眺めているだけ...みたいな、そういう「困ったな」と言う

気持ちに近いだろうかと、今振り返るとそう思う。


その子は、なんとなく無邪気な感じがして。

時々見せる敵意も、無邪気さ故の事、なんて僕は思っていた。




.....このまま、幸せに暮らしてくれるといいな....。



などと、(傍観者ではあるが)そんな風に思っていた。



その子がどう考えているかは知らないけれど、僕はそう思っていた。



グループはごく小さいもので、僕を含めて男が数人。

20代から30代まで様々。女の子はその子ひとりだった。



その子は女の子だけど、理工系の研究者で

僕はどちらかと言うと情報系、経験を基に解析する者、だから

あまり仕事上の交点は無い。



でも、このグループにはメーリングリストがあって。

日記みたいに、みんなでいろいろな事を書いて送り合っていた。




.....これ、面白いな。



僕はMLとか、メール・マガジンとかは割と得意で

時々お小遣いを文章で稼いでいたりしたから、

みんなを楽しませてあげようと思って

いろんな事を書いたりした。



例えば、音楽レビュー、みたいな事を書いて

メール・マガジンみたいな事をしたり。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ