表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Calender_Girl  作者: 深町珠
5/82

地味な子



でも、その時の事は、あまり印象が無かったのか

いままで、思い出せずにいた。



女の子なのに、飾り気がなく

地味なズボンを履いて、制服のジャンパーを羽織っていたから

本当に、雰囲気の中に消え入ってしまうような、そんな感じだった。



明るい陽射しきらめく5月のことだった。











今思うと、この、5月のfirst contactがはじまりだったのかもしれない。


ほんのちょっとした気遣いだった、筈だけれども。



もしも、誤解だとすると

ちょっとした勘違いが2年も続いた事になる、のだけれども。








その時から1年近くが過ぎ、2年目の春。



プロジェクトは相変わらずだったが、人事の都合で

グループの編成変えがあった。



僕は、プロジェクトが変わらないのに別のグループに移籍になった。

変な人事だが、会社というのはそんなものだ。


まして、僕はフリーランスだから

もともと人事には何の関係もないのだ。


と、思っていたのだが......。




グループが変わって

初めてのミーティングの日。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ