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Calender_Girl  作者: 深町珠
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vermillon




もちろん、僕は、そんなことないよ、充分カワイイよ、ってそう言ったのですけれど。



先生は、にっこりと。


黒い瞳に、ヴァーミリオン・パープルの夕焼けが映っていましたっけ。




-----------*----------------




こんな事を書きました。すると....


崇@ML>どんな人?いくつくらいですか?綺麗な人ですか?




なーんて(笑)だから、


僕@ML>うん、この子は九州の子でね。(なぜか僕は九州の子と相性がいいみたい)。

当時27だから、もう30くらいかな。綺麗...って言うかカワイイ子でね。丸顔で。




...てな事を書いた。「あ....」と思ったけどもう遅い。



なぜか僕は九州の子と相性がいい



なんて書いたら誤解される.....(笑)




廊下で彼女に偶然遭っても、なんだかニコニコしてるのが気になる僕だった(笑)




こまったなぁ。この子も九州だったっけ。(笑)。



佳くんや、洋くん、岳ちゃんもなんか、にやにやしてるし.....



ま、いいか。なるようになれ(笑)。




静かに深まる2年目の秋だった。




でも、すがすがしい気持ちだった。

青空のせいかな....



なんとなく、"feels so good /Chuck Mangione"と言うような気分だ。


朗々と響くフリューゲル・ホーンの音を思い出し

昔吹いていたトランペットを、もう一度練習ししようかな、なんて思った。


http://mixi.jp/view_item.pl?id=408773

このディスクです。






その何日か後、ちょっと用事があって

僕は彼女たちの居るプロジェクト・ルームを尋ねた。


午後の陽射しがぽかぽかと暖かい晩秋だった。

西日があたるこの部屋は、小学校の教室くらいの大きさなので

なんとなく、資料や測定機、コンピューターが無ければ

学校を思い出すような...そういう事もあるかもしれない。



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