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Calender_Girl  作者: 深町珠
34/82

evergreen


僕は、あるサウンドをイメージした。

言葉で伝えにくいので,たとえばそれは

映画音楽で言うと、「love theme from ~ a Star is born~(evergreen)(スター誕生、愛のテーマ)」

の、ようなサウンドだ、と表現しておこうか。


バーブラ・ストレイザンドのボーカル盤ではなく、ラムゼイ・ルイスの「Love Notes」に

録音されているような、インストルメンタル・バージョンだ。





突然、そのイメージを壊すように

崇くんが「なんかコワイですね~(この子は関西人なので、当然関西弁。笑)。

(僕をみて)かたっぽが受傷する言うテ、相方が包丁握る言うンは」


メンバー一同、(爆笑)。




でも、彼女は頬を赤らめて俯いて、かぶりを振った。


何をそんなに恥かしがるのかなぁとその時は思ったけれど

今思うと、僕らがそういう、緊密な関係にあると誤解されていたのが

恥かしかったのかな?なんて思う。





普通は崇君のように見るのだろうけれど.....。


僕も彼女も、そういう3次元(現世)的な制約からは自由だと

この時は思っていたのだ。僕は


ある距離を保った0次元の感覚がふたつ、で


相互の距離があるので、線分、つまり1次元の関係だろうと

そう思っていた。






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