at officer
夕方、大抵僕より先に帰るその子に偶然あったりすると
....今,帰りなの?おつかれさまー。
「...!..はいっ。...あ...おさきにしつれいします。」
なんて、彼女はちょっとびっくりした顔をして俯いて駆けて行ったりして(笑)
何をそんなにびっくりしてるのかなぁ。なんて僕はぼんやりと後ろ姿を見送って
....あ、家,同じ方角だったっけ。送ってあげれば良かったかな。
なんて,後になってそう思うのも、いつものことだった。
でも、なんとなく爽やかに優しい気持ちになって。
彼女が歩いていった廊下にさしている傾いた陽射しと
長い影をぼんやりと見ている僕だった。
なんとなく、優しいメロディーを思いついたりして、メモにとったりした。
---monologue at today---
自分が何を考えていたか解らなくなって書き始めた日記でした。
それで,改めて解った事もあったりして....
できれば、その日に戻りたい。なんて思っても、それは無理。
だけれども、幻想の中ならば、4次元時空ですから
自由に戻れたりもして...人の想像力は逞しいものですね。
---monologue at today---
でも、言葉が難しいな、と思う。
たとえば、その子の事を「好きか嫌いか」なんて
ON/Offで聞かれたら、それは好き、と言うだろう。
でも、その表現でイメージする言葉は、その人それぞれだと思う。
好き、と言っても好ましい、愛らしい、と言う気持ちなのだけれども。
そのあたりが言葉は、とても面白いのだし、面倒でもある。
この当時は、そんな事は何も考えていなかったのだけれども。




