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一生の挫折と経験  作者: T
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始まり

これは今の俺、論理的思考を持った俺を作り上げた物語。

俺はごく普通の小学生だった。習い事は水泳をしていた。そして、小学二年生の頃、親がまた一つ習い事をさせようと言ってきた。両親共にバドミントンの経験者だったので、小さい頃に遊んだ記憶もある。だからバドミントンを始めることになったんだ。俺がいたクラブチームに所属した。名前をチームSとでも言おう。そのチームから俺は技術や知識だけではなく、スポーツをやることの経験も積ませてもらった。少し時を戻して、初めての練習に行った時の話。俺は初めての練習だったけど、少しやらせてもらったんだ。そこで始めてから少ししか立っていない一個下の子に負けた。俺はそれが悔しかった。今ではあまり思わない。先生は悔しいならもっと練習しようと声をかけてくれた。先生に従って俺はチームに入ることを決めた。でも年下に負けたもんだから、そんときの俺は泣いていた。その後に、俺が初めて恋をした人物Kと羽を打たせてもらった。年は三つ離れている。でも小学二年生と小学五年生だったから身長はだいぶ差があった。Kは俺を慰めてくれた。でもただの優しい言葉じゃなくて、包み込んでくれるような優しさだった。俺はそれに恋をした。Kの左手の薬指には絆創膏が貼ってあった。今でも鮮明に覚えている。そこから俺は数年Kと同じチームで練習をすることになる。Kから見たら三つ下だからかわいいなーと思うくらいだっただろう。所属していたチームは中学三年生までいるのが普通で、高校生になったらもうOB、OGとなることが多かった。Kは俺が小学六年生、Kが中学三年生のときにチームSから卒業した。とても辛い別れだった。でもまあ小学生だからこうなるのが当たり前だと考えた。でも俺の記憶には刻まれた、こういう人が好きだったというものが。

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