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やることがない  行くところもない  老後人生の悲しい現実。

作者: 舜風人





70代


80代の老人にとって


ごく一部のお元気な方を除いては


皆それなりの老化現象があって


それを対処するのが精いっぱいで


何かするとか


何処か行くとか


無理なんですよね


それが大方の現実ですよ


目がかすみ


耳が遠くなり


足腰が痛み


物忘れがひどくて


そしていわゆる老人病にかかっていて


薬を大量に飲み


まあ自分の体をどうにか維持するのが精いっぱい


それが70代~80代の老人の哀しい現実でしょうね




だから毎日家にいるしかないんですよ


出かけるなんて無理なんですよ


それが実態でしょうね


まあ中にはお元気で


ボラやサークルや老人会や


催事などに出かけられる人もいるでしょうが


それはほんの少数派でしょね




おおかたの老人は


まあいい方はあれですが


生きてるのがやっと


自分の体を維持するのが精いっぱいなんでしょうね




それが70代~80代の哀しい現実なのです




じゃあどうしたらいいのか?


どうしようもありません


若返るのは不可能ですし


老化はどんどん進むだけですからね。


果てはマヒや寝たきりになるのが見えてくるのでしょうね




まあ今現在、何とか自力で動けるなら上出来ですよ




70代で寝たきりやマヒの老人もいっぱいいますからね




老後生活の現実とは


何もすることがない


何処も行くところがない


あったとしても自力でいけない




そうして自分の老化した体を何とか維持するだけが日課なのですね。






あとはテレビでも見て一日過ごすしかないのが現実なのです。




こうした現実では心を病む老人も多くなるのです


いわゆる老人性の鬱ですね


これも多いのです、




どうしたらいいのでしょうか




どうしようもありません




老化はどんどんすすみ




体も心もどんどん


老化.劣化してゆくだけですから


どうしようもないのです。


そうですね




せめてできることといえば




そういう現実を受け入れることでしょうね


争っても無駄だし


老化の現実と「和解」するしかありません




そうしてなるべく


老化を直視しないで


いなす


かわす


やり過ごす




事でしょうね。




今日一日どうにか過ごせればいいかな


今日を楽しく


明るく


生きればいいかな




明日は明日の風が吹く




そうして毎日を

それなりに明るく楽しくやり過ごすしかないでしょうね




深刻に考えてもどうにもなりませんし


むしろ悪くなるだけですからね




いなす




かわす




やり過ごす




それしか方法はありませんからね。



でも?

老化の現実を

うまくかわすって

相当難しいでしょうね


簡単なことではないと思いますね


でも?

老化の現実に深刻に向き合うと

それの方がダメージが大きいからね


だから


うまく

いなすしか


かわすしか


やり過ごすしかないんだよね
















































































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