第1話 弱小勇者と可憐なお姫さま
そう… 俺は… 異世界に召喚された… 俺はごく普通の引きこもり親はいるが最近あきれられ最低限の会話しかしてくれなくなっていたなおかつ兄妹もいないから話す相手はKetuさえ居ればいいと思っていたけどやっぱ可愛い妹がほしいなど叶いもしないような事を考え今日もまた1日日が過ぎていった そう、いつも通りのはずだったんだが…
「なんだ?ここは?」
目の前にはなんとも、うさんくさそうな服を来た老若男女がざっと見て20いや30近くいた 「勇者様ようこそおいでになられました」
…ん?
「おれ?」
「はい、勝手なお話ですが勇者様のいる世界から召喚させて頂きました」
「え、まじ?俺が勇者?」
戸惑いが隠せないて言うか勇者ってだけで異世界に来たから秘められた力を持ってたり?いやー来ちゃいましたか
「あの勇者様どうかなされましたか?」
「あー、すまんすまんそれでこの俺勇者様に何の御用かな?」
「勇者様にはこちらの世界を救ってほしいのです。」
「俺にその力あんの?」
「はい、ご安心をここに召喚されるのは強い力を持つ人のみ魔王を倒すに匹敵する人以外は召喚されないのです」
「とりあえず俺急に召喚されてさ腹減ってるんだけど何かないの?」
やっべ俺が引きこもりから勇者にレベルアップとかまじラノベの世界かよw
いや?これ夢落ちか?でもラノベ的に考えたら夢落ちなんてありえねぇよなとか色々なこと考えているうちに食事の用意がされた後から聞くとここは協会だとおもっていたが1つの国の中央の城らしい
と言うか飯が美味すぎて泣けた
「勇者様所で本題に入りますがまず、その前に勇者様のステータスを文責しましょう」
うんうん異世界と言ったらまずこれだよなぁ
「おぉ、いいぞ!」
「軽く手をかざして名を念じてください」
おぉ、名前の紹介をするのを忘れていたから無理やりここでつっこんだ感があるがこれ以上何も考えないでおこうと思いながら
我が名は 羽柴 慧人はしばけいと
そして手をかざすと青白い光が辺りをつつみなんとも幻想的な光景だった
と言うか結果が早く気になる
「勇者様…」
周りがザワついている
え?異世界にきてラノベあるあるの主人公がチートすぎる系なの?すっげーたのしみだわw
「もう一度お計りください」
「ん?分かった」
不思議そうに思いながらもう一度名を念じて手をかざした
「やはり…誠に申しにくいことなんですが」
あれ?これはまさか…
「召喚者の手違いで慧人様を召喚してしまったようで…能力値が勇者に向いてないと言うか平均以下です…」
おい
「いやいや、わざわざ召喚されて勇者じゃないとかある?所でもといた世界には帰れるのか?」
「はい、帰れるのは帰れるのですが召喚術と言うのはとても魔力がいるものなので1年近く待って貰わないと」
「仕方ねぇな1つ質問いいか?」
「はい、なんなりと」
「俺がこっちの世界にいる時元いた世界の俺どうなってんの?」
「誘拐されたってことになってるので大丈夫です!」
「おい、はぁーまぁいい後あんた名前は?」
「私はこの城の執事を務めさせて頂いているベルクと申します」
「住む場所は?」
「お城に部屋を用意します。」
と言う流れで異世界に連れてこられたのだなんと言うか自分が情けない
「勇者じゃないってなんだよ俺の好奇心全部返せよとか、言ってても1年は異世界暮らしだよなー明日城の外にでも行ってみるか」
ポケットの中に違和感感じる
「スマホはこっちの世界に持ってこられてるんだと言っても県外だし何に使えって言うんだよ」
そしてどれくらい時間がたったか分からないがベッドに寝転んでいたら視線を感じたのでドアの方を向いてみるとなんとも可憐で背丈をみると13才くらいの女の子が部屋を覗いていた
「ん?どうしたんだ?」
「へっ!?いや…あの、すいませんっ」
と言って部屋から出て言ったなんと言うかめっちゃ可愛かった
明日にでもまた声をかけてみるか
そして次の日
「いやぁーよく寝たやっぱり夢落ちなんてないかー」
よし、昨日のあの子を探しに行こうとした時ドアがノックされた
「あ、あのぉ慧人様入ってもよろしいでしょうか…」
おぉなんてラッキー俺から行く前に来てくれた
「あぁいいぞ」
「失礼します」
まだ、幼いのにこんなに礼儀正しいとは俺がこの子位の時は…今と変わらないか…
「あの…慧人様昨日は突然入ったり逃げたりひてすいませんでした…」
「うん、気にしてないよ所で君は…?」
「私はこの国の王の娘のイリスと申します!」
「お、王姫様かどうりでそんなにも可憐なわけかそれでそのお姫様が俺にどしたの?」
「あの、慧人様にお願いがあって…いやなら大丈夫ですが…でも…」
「イリス俺になんかに緊張しなくていいぞー思ってる事全部聞いてやるから言ってごらん?」
「慧人様!私とおままごとしてください!」
ん?あーそういう年頃ねおままごとなんてどうやるんだろ
「やっぱり嫌でしょうか?」
「イリスがやりたいんだろ?さてどんな事をしたい?」
「私兄妹がいないので慧人様と兄妹っぽい事がしたいです」
もう、俺こっちの世界で暮らします今でありがとうございました母さん父さん
「お、おう俺がお兄ちゃん役だよな?」
「はい!お兄ちゃん…」
その照れた顔を見ただけで異世界に来たかいがあるは
それから1時間くらいつづけたイリスは何年もこの城でまだ幼いのに政治だの勉強だの毎日毎日で楽しむ時間がなかったそうだそれで絵本で憧れていたお兄ちゃんと言う存在に俺がなったって話
「ありがとうございました!おに、慧人様」
「イリスが楽しんでくれて嬉しいよ」
「なぁイリス俺がお義兄ちゃうになったらダメか?」
ダメ元で言ってみた
「本当ですか!お兄ちゃん!」
「お、おう」
やばい可愛いすぎて直視出来ない
「あの、お兄ちゃん今日は本当に楽しかったです!また遊びに来ますね!」
最初のおどおどした姿は今じゃ考えられないは
「いつでもお兄ちゃんはウェルカムだ!」
と言いイリスは部屋を出ていった相変わらず退屈な時間が続いたので街に行ってみることにした
街にはよくアニメで見るような風景が広がっていた唯一残念なのが獣人やドワーフなどの他種族の存在が無いことに
「一応俺って弱いだけに勇者は勇者なんだよなーちょいモンスターでも討伐に行ってみるか」
明らかに冒険者らしい人が居たので声をかけてみた
「よぉ、相棒あんた冒険者かい?」
「よぉ、相棒その通りだがここらでは見慣れない顔だな」
「それもそのはずつい先日城で召喚された勇者様だからな」
「お?お前がか!名前は何て言うんだ?」
「俺か?俺の名は羽柴 慧人魔王を倒す者」
決まったなてか、こんなこと言ってもいいのだろうか…
「慧人かなんと男らしい名前だ所で勇者様がなんのようだい?」
「ここらで簡単に倒せる敵いないか?」
「初めてならスライムとかがいいんじゃないか?それならあっちだ」
「おぉ、ありがとな」
そしてスライムを倒しにいった
「なんか可愛くて倒すのいやなんだがやるしかないかー」
とにかくスライムを殴り蹴り色々な事をしてレベルが3つほどあがった
「今日はこんなとこかとりあえず城にでも帰るとするか」
城についた
「たった2日でこんなにも異世界楽しめるなんて思ってもいなかったはイリスは可愛いし街の奴らも優しいしで」
そして今日は寝ることにした…
ドンドン
…ん?あれ?終わりじゃないん?
「慧人殿ー魔王軍の襲撃です一応勇者なんで戦ってください」
そんなむちゃくちゃな異世界に来てしまった俺本当に楽しんでるのかな…