表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生をしないために生き抜く話  作者: へるナンデス
2/2

二話 深夜テンションで神が送る刺客!!その名は…

あれ…俺は何で寝てたんだ?

「目覚めたか、話を聞かなくてムカついたからつい殺してしまった。すまんな、蘇生させたから許せ。」


そうだ!コイツは確かトラックで跳ねられて死んだ俺を生き返らせ、とりついた悪魔!!しかも、未来の異世界から来て何とかかんとかで急に俺を殺した奴だ!!


「なんだよ、何とかってちゃんと覚えてろよ!」


「いや、話が長かったんだもん」


「わかった…はぁ…まずこれからについてだが、この世界に来てから間もないので情報が欲しい」


「情報?俺は特に教えられることは何もないぞ」


「大丈夫だ自分で調べる。この世界では魔力がないから周囲から魔力を集めることができない、自らが魔力生成しないとならないんだ。」


「それって、魔法とか使えない的な奴か?」


「いや、俺は高位の悪魔だから魔法は使えるし、いざとなったらお前の血を代償にして魔力を補充できるから問題ない。」


「あっ…そうなのね、他の方法で補充できないの?」


「できない」


「うん!そうか…」


それから一週間が過ぎ、だんだんコイツが体にいることに馴れてきた頃、俺とコイツでこれからの方針を決める事にした。


「それで、どうやって神を倒すんだ?」


「今はわからない…、とりあえず手下から倒せば神のところへ辿り着けるはずだから襲ってきた奴を片っ端から倒せばいいんじゃなね?」


「えぇ…雑うぅ!!」


「大丈夫だ!安心しろ!俺にいい案がある。お前を餌にして誘き寄せてから倒して居場所を聞き出せばいい!」


「何か凄い頭悪いけど、俺も頭悪いからそれには賛成する。」


こうして俺らは作戦を実行した。まずは転生しやすそうな場所、車通りの多い学生とか子供がよく通りそうな道に行くことした。


「これで上手くいくのかぁ?」


「この一週間、俺は異世界転生にまつわる文献を調べてたら、大体が事故か過労死だった気がするから似た場面を作れば敵もやってくるだろう。」


「そういう物かぁ…」


こんな真昼間に殺してくる奴なんて多分いないと思うけど、悪魔が言うんだから仕方ない


「そう言えばさぁ、俺の目の前で普通に喋ってるけど、大丈夫なのか?他人に見られても平気なタイプ?」


「安心しろ、お前にしか俺は見えないはずだ!そもそも肉体がないから幽霊?に近いのか?まぁ普通の奴には見えないぞ。」


「それってつまり、端から見れば独り言が大きいヤバい奴じゃん!てか今もそうじゃん!うわー恥ずかしい!」


「元からヤバい奴だから大丈夫だぞ!」


「は?なに言ってんだ?この悪魔!そんな事言うなら一生口きいてあげないもん!」


「いいぞ別に俺はお前の頭の中の声が丸聞こえだからな。なんなら、脳内に直接話しかけられるぞ。」


「は?お前それ先に言ってくれない?恥ずかしいじゃん。」


そうこうしてたら、時が過ぎ、夕暮れ時になっていた。


「おい悪魔!全然来ないじゃないか!?どうすんだ?」


「うーん…そろそろ襲いに来てもおかしくないんだけどなぁ、今日の所は帰るかー。」


「しょうがねぇな、帰って地方のテレビ局のアニメの再放送でも見るか。」


と会話をしながら横断歩道を渡ろうとした時!!

何もないところから突如トラックが現れた!!


「危ない!!」

と悪魔は叫び、俺に憑依しトラックを避けた!

トラックは通り過ぎた後、姿を消して代わりに人影が現れた。


「おぉ!よく避けたな!流石だわ!」


「なんなんだ!?アイツ?悪魔知ってるか?」


「とうとう来たか、おい!そこのお前!一体なに者だぁ?」


「俺っちの事かぁ?俺っちの名前は都楽出 送太郎よ!」


「なんだ?その変な名前はよぉ!!適当に付けられた名前しやがってマジうける」


と言いながら悪魔はくそ笑っていた


「なんだと…崇高なる我らの神、クーシヤ神様から授かった名前を侮辱するなんて…許せん万死にあたいする!引き殺してやるわ!!」


ブ男は激怒した!自分でもこの名前はダサイと思いながらも気付かぬふりをして生きてきたが、もう我慢の限界だった!

送太郎と名乗るブ男は魔法でトラックを召喚した。


「ヤベェよ!めっさ怒ってるよ!あのおじさん!トラック相手じゃ勝ち目ないって逃げようぜ。」


「待て、ここで逃げたら奴らの情報が掴めないままだ!所詮トラックよ!俺の魔法にかかれば屁のカッパだぜ!」


「おぉ流石、悪魔!強そうなの一発かましてくだせぇ」


「なら早速お前の体を借りるぞ」


悪魔が少年の体に入る、すると少年の肌はみるみると黒ずみ、体中の筋肉が肥大し、頭からは赤い角が2本生えていった。もうその姿は人ではなかった。


「うわっキモッ!ナニコレ?腐ったバナナみたいな色してるんですけど!角はカッコいいけど…」


「お前、もっとカッコいい言い方あるダロォ!なんでバナナなんだよ!キモいとか言うなよ!本来の俺の姿なんだから傷付くんですけど殺すぞ!」


「悪魔の力なんて借りようが無駄よ俺っちのトラックにはかなわねぇよ!!」


送太郎はそういい放ち、全力でアクセルを踏んだ。とてつもない速さで黒い悪魔に突っ込んだ。


「うわっ!危な!」


悪魔はギリギリ衝突を回避し、トラックはそのまま建物にぶつかった。ように見えたがトラックと衝突したはずの建物は姿を忽然と姿を消していた。


「おい!建物まるごと消えてるじゃねえか!どういうことだ!?」


「ふっ…やっと俺っちの恐ろしさに気づいたようだな!俺っちのトラックは衝突したモノを別の世界に送る能力…まぁ生き物は一回殺さないと送る事ができないけどな。」


「これはまずい…一旦逃げるぞ!」


悪魔は少年の体を借り、全速力で逃げた。とりあえず車通りが多い道に向かったが


「逃げても無駄だぜ、もうお前らは俺っちの結界の中入ってるんだからな!」


「結局、戦うしかないのか…おい、悪魔!これどうやって勝つんだよ?詰んでない?大丈夫?」


「さっきからお前は文句しか言わねぇな!自分の脳みそで少しは考えろよな!まぁ…策はあるから安心しろ」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ