この僥倖と、憂愁を
星読みが厄災の到来を告げた夜、その子は生まれた。史上最大級の魔力保有量と予測される成長後の魔力の強大さに世の人は皆、彼を「厄災の落胤」と呼ぶ。彼は魔法の素質を認められ、厄災への対抗手段として王宮にて養育されることになる。しかし、彼には未だ、魔法の才能は目覚めておらず――――。
これは、ひとりの少年の人生を綴った物語である。
【オリジナル異世界ファンタジー連載小説 2017.12.24~】
これは、ひとりの少年の人生を綴った物語である。
【オリジナル異世界ファンタジー連載小説 2017.12.24~】
第1章 1話 -昼下がり-
2017/12/24 16:29
(改)
第1章 2話 -勅命-
2017/12/26 01:14
(改)