表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

3 不思議の国へ

 わたしが玄関のドアを開けると、うさぎのコスプレをした、中学生くらいの男の人が立っていました。

 最近学校でよく先生が言ってる「ふしん者」ってやつ…?


「あの…あなた、誰ですか?」

 すぐにドアを閉めて鍵をかければよかったのですが、わたしは怖くなってしまって、すぐにドアを閉められませんでした。

「何言ってるんですか!!姫様!!早く帰りましょう!!」

 どうしよう…この人、頭おかしいよ…。麻薬やってる人なのかな…。

「なんなんですか?あなた…変なコスプレ」

 わたしの声はひっくり返っていました。やっぱり、お姉ちゃんのようにはできません。

「ふざけるのもいい加減にしてください!!…まったく…長老様が心配なさっておりますよ!!」

 ふざけてるのはどっちよ…。どうしたらいいの…?

「なんでわたし怒られてるの?怖いよう…お姉ちゃん…」

 さっきまで泣いていたのに、どこに涙が残っていたのでしょうか。わたしの目からまた涙がこぼれてきました。

「泣いても無駄です!!こうなったら仕方ない…えいっ!」

 その人はステッキのようなものを私に向かって振りました。

「きゃぁ!!!」

 私の足が浮いて、ジェットコースターに乗ったかのような速さで移動しているのがわかりました。でも怖くて目を開けることはできませんでした。


 しばらくして、ようやく地面に足がつきました。でも衝撃が強すぎて、わたしは派手に転んでしまいました。

 目を開けると、うっそうとした森の中でした。見たことのない花が咲いていて、きれいな色の小鳥が飛んでいました。

「いたた…ここはどこ?」

「まったく…どこまでとぼけるつもりですか?ここはあなたが住んでる不思議の国ですよ!!………あれ?あなた誰ですか?」

「…え?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ