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60、ヒーラー
最後は、うちの話でもしよか。
小学校の頃、交通事故に遭ったんや。それで1か月ぐらい眠っとったんやけどな、その時に、不思議な体験をしたんや。神様みたいな光が、うちの体の中に入って、一つだけ願いをかなえてやるって言うんや。そいで、うちは何でも怪我を治すっていう力が欲しいって願ったんや。
それからしばらくして、友達が怪我をしたんや。その時に、冗談半分で、怪我のところをなぞったんや。右手の人差指で、適当にツツーってな。そうすると、指でなぞるところが、全部何事もなかったかのように怪我がなおっとるんや。
その日から、うちのあだ名はヒーラーになったんや。




