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17、花

うちの母親が、ずいぶん昔から華道をしているんや。今や、師範としても活躍してはるほどやで。

それでな、その母親が教えてくれた話やねんけど、なかなか枯れへん生花っていうのがあったそうや。なかなかっていうよりか、全然っていう感じだそうで。それは、ずいぶん昔のやつらしいんやけど、紅い、とてもいい感じの赤色のバラだったそうや。

オアシスいう直方体に指して、数日は見とれていたらしいんやけど、他の花がじょじょに生気を失っていくのに対して、その花だけ、ずっと青々しく生き続けていたらしいんや。あ、行っとくけど、造花やないからな。その花、今は母親のお師匠さんとこに飾ってはるそうな。

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