表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

2

7月21日;晴れ

 今日からイス国周辺にある村へと進撃を開始する。私の周りでは別れを悲しむ部下が大勢いる。

 だが私には、残念な事にそういった類の人を持たない。

 何故だろう、自分でも容姿がいいと自負しているのに……まあ、そこらの女では私にとっては役不足だな。

 そういえば最近になって知ったのだが、本来役不足とはいい意味で使われる言葉らしい。

 (この行数は文字が滲んでおり、読むことが不可能)

 まあそんなのはどうでもいいだろう。

 隣で一人の兵士がペンダントを手に持ち、中の手書きで書かれた写真を眺めていた。

 去年死別した恋人らしい、励ましてやると「ありがとうございます」とお礼を言われた。

 私には何の力も無いので、その言葉を聞くと何故か胸が痛くなった。

 己の罪悪感が広がる中、ペンダントを眺めていた兵士はふと、「今年で結婚、一年目だった筈なんですよ」とつぶやいていた。

 すぐに他の仲間に連れられて馬車の中に乗り込んだが、私の心が酷く痛む。

 何故私は力になれないのだろう、何故私はここまで無力なのだろう……何故、何故と連呼し続ける。

 だが私は、答えが出ないまま馬車の中へと乗り込む。全ては愛するアカマイさんの為に、たとえその思いが彼女に伝わらなかったとしても私は、彼女の為に死のう。

最近、食欲が落ちてきました。

ただでさえ無い体重(47)が更に減ってしまいますな。

では、ご感想お待ちしておりまーす。

……二次元規制されたら、もう死ぬしかあらへんな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ