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甘くて苦い少女たち  作者: 戸塚夢葉
第一章 変わらなかった日々
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いつも通りの日々.....のはずが!?

高校入学して1ヶ月。

ここまでは普通の人生。

オレ、霧谷和也の人生はここから桃色、否、黒色に変わっていった。

他の、思春期の高校生ならこれを見て羨ましがるだろう。

人の気も知らないで、と思う。

オレは、普通の暮らしがしたい。

金持ちでもなく、貧乏でもなく、ごくごく普通の一般家庭にあこがれる。と言っても、まだまだ先の話だが....

「今日も生きていられるかな....」

高校生の発する言葉じゃないことは十分わかる。

だが、心配なのだ。

ほら、また遠くから悪魔の怒声が聞こえる。

「コラーーーーー!!!カズーーーーーいつまで寝てんの!?」

うるさいなぁ、と呟き家を出る。

「今日も、朝っぱらから無駄に元気の多いことで」

言った瞬間、鳩尾にパンチが飛ぶ。

ぐふっ、と吐いた。

「ったく、無駄とはどーゆ事!?無駄とは!」

「そうか、無駄という言葉の意味も知らないか、だったら辞書を開き...」続きを言おうとしたら殴られた。

「死んで生き返れ」

酷い言葉だ。

今日も生きていられますように....

地面に這いずりながら神様に願う。

そもそも、可愛い顔してこんなことを言うなんて、外見と内面の差がありすぎる。そのことを知っているオレは、この幼馴染の少女、柏木優奈に対して、恐ろしい、怖いなどの黒い感情を抱く。しかし、この内面を知らない馬鹿共は、可愛い、好きなどという命知らずの感情を抱く。

学校に間に合うために少し早歩きをする。

オレが通っている、帝都学園では俺らは付き合っているということになっていた。必死に説明してようやく、噂が収まり、普通の学園生活を送れそうだ。

あのときは酷かった。オレも被害者なのに、殴るどころか蹴られてしまった。死ぬかと思ったよ。

一緒に登校は、なんか普通って感じ。

幼馴染だから、別になんとも思わないし。

今日は、一緒に登校はしてない。なぜなら、さっき殴られ、地面を這いずってる間に行ってしまったからだ。

校門を過ぎ、教室に入った。

ここでまた悪夢が訪れる。



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