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どつじょ現れたダンジョンと魔王と主人公

作者: sukai

初めまして、これが初となります。温かい目でご覧ください。アドバイスなどお待ちしております

とある夏の日のこと、突如目の前に「世界融合記念ガチャ優しいやさしい神からの贈り物★」と書かれた半透明なボードが現れた。

どうやらこの世界に新しいダンジョンが誕生したらしく、そのお祝いとして神々が特別なアイテムをプレゼントしてくれるらしい。

俺はその話を聞いて早速そのガチャを引いてみた。すると……

―――――☆1「パン」☆1「ゴキブリホイホイ」☆2「木刀」☆4「AK-47」☆2「7.62×39弾 10個」×3☆5「10m×10mアイテムボックス」

     ☆3「普通の短剣」☆4「1か月分の食料」☆8「鑑定眼」

が出てきた。

「おいおい銃なんか出てきたら銃刀法違反で逮捕されちゃう」

と思いながら恐る恐る中を確認するとそこにはちゃんと拳銃が入っていた。

ただしそれはただの拳銃ではなく魔銃と呼ばれる物だった。

魔銃とは魔力を使って弾丸を撃ち出す武器であり、魔法が使えない者でも魔法と同じ効果を得られるという代物である。

そんな素晴らしい魔銃なのだが一つ欠点がある弾が必要で30個しか出てこなかったことと魔力など分らないのだ。

「まあ。どうにかなるだろう」と寝た。

翌日景色が一変した。建物が壊れていた。なんと魔物が徘徊していたのだ。

人々は怯えて暮らしていた。そして、俺も怯えていた。

何故なら怖かったからだ。平和な国で育ってきた俺には生き物を殺す覚悟がつかなかったから。


食料も少なくなり「もうどうやって生きていけばいいんだろう」と思った。そんなある日のことだ。

生き物を殺す覚悟をして一を出るととかくにゴブリンを見つけた。

俺は震える手で短剣を持ちゴブリンに向かっていった。

結果は惨敗だった。しかし、運よく急所に当たったのかゴブリンを倒すことが出来た。

だがものすごく気持ちが悪くなり3日間寝込んでいた。

それからというもの俺はゴブリンを狩っては肉を食べ生活をしていた。

そんな生活を続けて数か月後おれはふと思ったことがある。

「そういえばおれ鑑定眼あてていたような…」

――レベル6「体力100/150」「力120+20」「敏捷130+20」「知力80+20」

どうやらステータスポイントというものがあるらしくそれを振ることで身体能力を上げることが出来るらしい。

俺は迷わず敏捷に全振りした。

――レベル12→13へ上がりました。

その後何度か狩りをしていると今度はレベルアップに必要な経験値が増えてきた。

どうやらレベルが上がるにつれて必要な経験値が増えるらしい。

そのため狩りにも余裕が生まれ始めた。

――レベル25なりました。進化が可能です。

進化先を選んでください。

そう書かれた半透明のボードが現れた。

どうやら進化というのは新たな種族になれるもののようだ。

選択肢としては

元祖吸血鬼ヴァンパイア:日光を浴びても灰にならないし血を吸わなくてもいい。さらに吸血することも出来る。元祖吸血鬼のため昼間でも弱体化しない。

               

・ハイヒューマン:ヒューマンの通常進化先。バランスよく伸びる。

・ダークエルフ:森の奥に住むエルフ族。闇属性魔法の適性が高く弓の扱いに長けている。夜目が利く。

・ドワーフ:鍛冶が得意で手先が器用。身長が低いが筋骨隆々の体を持つ。力は弱いが魔法が苦手。

が出てきた。

どうせなら一番強い奴になりたいと思いヴァンパイアを選ぶことにした。

――ヴァンパイアに進化しました。スキル

・血液操作Lv.1を獲得

――レベルがリセットされます。――レベル1に戻りました。

そのあともしばらく狩りを続けたが限界が来たため家に戻ることにする。

「そろそろみんなと会いたいな。」

地球に魔物が出てから、妹も、姉も、家族も、友達も、人一人すら会っていなかった。


久しぶりに家族に会いたくなってきた。

実家帰りつくとそこには……誰もいなかった。

いや正確には両親だけがいた。

父親は俺を見ると涙を流しながら抱きしめてくれた。

母親は泣いていた。

そして父親にこう告げられた。

父曰くこの世界にはダンジョンもできたらしい。ダンジョンを攻略した者は莫大な富を得ることができるらしい。

両親はダンジョンに潜ってるときに姉と妹をかばいけがをしてしまっていたのだ。

だから今こうして家で姉と妹が返ってくるのを待っているのだ。俺は泣きながら謝った。

父と母は優しく微笑みかけてくれた。

そして俺は両親にこういった。「俺もダンジョンを攻略する」と。


すると父は言った。

――「無茶だ!!お前みたいなひ弱そうな男が攻略できるわけがない。」

母さんからも言ってあげてくれ!と。

しかし、母は首を横に振ってこう答えた。

――「お父さんとお母さんはもう十分に生きた。それにあなたには夢があるんでしょ」と、その言葉を聞き俺は決心した。必ずダンジョンを制覇して見せると。

そしてその日から俺の地獄の特訓が始まった。

まずは、筋力トレーニングを始めた。

そして次にランニングをした。

最後に素振りを繰り返した。

そして半年が過ぎた頃だった。

ついにステータスの変化が訪れた。

今の俺のステータスはこうだ。

――名前 神崎 零

――年齢 15歳

――職業???

――種族元祖吸血鬼

――レベル1

――体力 100/100

――力  110+20

――敏捷 120+20

――知力 80+20

――魔力 1/1

――スキル

  《血液操作Lv.1》《鑑定眼Lv3》《$%#&”》

――固有能力 吸血吸収 自己再生 痛覚耐性

――称号 〈始祖の吸血鬼〉〈人を辞めたもの〉

俺はびっくりした。なぜなら最初はこんなきれいなに見れなかったからだ。

「鑑定眼がLv3になってるからかな」


と思った。

それからも努力を重ね続けた結果、ようやく両親の許しが出た。

俺はすぐさまダンジョンに向かった。

俺はダンジョンで死にかけた。ダンジョンを甘く見すぎていた。

一度進化をしているが、俺はレベル1なのだ。

当然のごとく苦戦した。

それからというもの俺は何度も死にかけながらも少しずつ強くなっていった。

そして遂に最下層にたどり着いた。そこには美しい女性が立っていた。

どうやら彼女がこの世界の、魔物の、主であるようだ。

彼女は俺を一目見るとすぐにこういった。

――「なぜ私の前に来たのですか。私は魔王、あなたは吸血鬼。立場分かっていますか?」

「えぇわかっていますよ。それでもここに来た理由なんて一つしかないですよね」

――「そうですね。私を殺しに来たということですよね」

「はいそうです。僕はあなたのことを見たときに一目惚れしました。だから僕と結婚してください!!」

俺は彼女に告白した。彼女と一緒にいればきっと楽しい生活が送れるだろうと思ったからだ。

すると彼女は笑い出した。

―――「クスッ あぁおかしい」、と。

そしてひとしきり笑った後、

―――「いいでしょう結婚しましょう。ただし条件があります。それは……

それから俺は彼女に聞いたことがあるそれは「なんで魔王がこんなよわよわダンジョンにいたの?」

というものだ。

―――「みんな強いダンジョンに私がいると思ってるでしょうだからよ」と答えていた。

どうやら俺の嫁はとてもかわいかった。

俺達は結婚した。

結婚式場などあるはずもなく、俺の家で行った。

俺の家族や友人、知人たちも呼んで盛大に祝った。

どうやらこの世界では15歳から結婚することが出来るらしい。なので俺も晴れて大人の仲間入りというわけだ。

俺はこの世界で幸せに暮らすことを誓った。

そして月日が流れ子供が生まれた。男の子だ。名前は神崎 聯 と名付けた。

とてもかわいい子だ。将来はイケメンになるに違いないと思う。

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