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第百七十一夜 狙っての直線スピン だからそのまま360度に持ち込んで立ち上がれる

部屋に戻ると、中本くんがデカイ寸胴でカレーを用意してくれていて

皆で集まって頂く

食後に電動式の生ビールサーバーの威力をあじわいながら感想戦


「ラストのおっさんの全開カニ走り 健在だな」と加藤

「今回はパワーのあるD車だったから全開じゃない アクセルワークをしたぞ

 狙っての直線スピン だからそのまま360度に持ち込んで立ち上がれる

 ダートであれくらい出来ないと鈴鹿でPA10を振り回せない

 井田さん達みたいな超絶技巧は無理だけどな」


「あれは凹んだ 車ってこんな動きをするんだって」と神田

「同じ感想しか無い 峠で調子こいてた」と栗原と佐々木


「ところでさ良平さん 朝居たよな どうしたんだっけ」と加藤

「俺も見てない」とおっさん


「ナンバー付きの中にラリーの人がいて、バケットに座ってベルト〆て

 ナビゲーターの気分でトリップや時計見てドライバーの人と楽しんで

 会話してたら順番になって そのまま走って降りたら真っ青でゲロ吐いて

  たか子さんが回収して帰っていった」と栗原


「確かに、ラリー車 ナビに座るとトリップとか楽しそうだ」と佐々木

お「ナビに座るのはさ、林道で横向いても平気でマンガ本が読めない無理だそ」

栗「それ普通にゲロ吐くコースじゃないのか」


お「俺もナビやってたけど、コマ地図を読む トリップは見る 

  計算をしてスリップ率考えてト、ええだけの仕事がある

  計算ラリーだと頭使いまくり

 

  円盤って丸い計算尺で距離と指示速度でタイム出して

  それに乗っかるように指示を出す

  早着だとそこまで飛ばし過ぎでスリップ率がデカイかが不明

  遅れだと、この先のスリップ率が読めない


  すべてナビの腰のセンサーで決める

  トランポ区間で普通にマンガ本くらい読めないと、やっとれん

  俺はポケコンに計算式入れてスリップ5%でオンタイム ってズルしてたけどな」


加「ダート屋はこれだ 絶対頭がおかしい ここに見本が居るしな」

お「どうだ PA10 Gr2だけどホモロゲもナンバーもある

 トリップとジェコー付けて 加藤がナビゲーターで草ラリーに出てみるか」


加「断る ゲロ吐く未来しか見えんわ

  ダート屋はこれだから 今日だってゲロ吐く寸前」

お「そんなんだから45秒が切れない 40秒切った栗原とか姐さんなら出来る」


「それは、ま・ち・が・い ダート屋とは一線を画します」と二人


お「でも、今日も着てくれて弁当と飲み物だけで

   無報酬でやってくれて皆ないい人だったろ」

佐「いい人なのとドライブが凄いのは握れるが、その先の一緒に乗れるかと

  言われるとな ゲロ吐く未来しか見えない なぁ今日もゲロ吐いた神田」


神「佐々木も、水呑んでへたり込んだじゃないか」

お「栗原だけか まともだったの」

姐さん「そうでもないわよ 水呑んで座り込んだから」


お「じゃぁ 次回 俺の今日の2本目の横乗りで常に斜め45度の加速を

  体験してもらうか 鈴鹿で圭一くんが体験したののダートバージョン

  あれで吐かなかったのは気合だな」


「圭一はもう先が無いのを自覚してます 吐いたら午後がない

 その気で乗ってました」と圭子ちゃん

「それで、圭一くんの体調はどうなの モナコに行って帰ってこれそうなの」

と話を変えるおっさん


圭子「かなりの奇跡が起きているとの医師の判断 行けそうです」

お「大野さんに話通して、八木さんにモナコ抑えて貰って

   海運業界からならまだ行ける」

圭子「費用は」


お「俺持ちで それくらいはあるよね、ひろ子さん」

ひ「大丈夫よ 服は」

お「法衣 パンチパーマで第一礼装で行く 圭一くんも高野の第一礼装 

  メンバーは最低四人 看護婦さんと医師 あとはホテル次第

  追浜に連絡取ってパー券も予約しないとな」


神「大丈夫か 途中でとか」

お「気力で生きてる なら連れて行くと約束した

  その時は俺が閻魔様のトコまで送る」

「それは私がやります 貴方が出すぎると色々と」と摩利支天

「いえいえ、お世話になった私が ちゃんと見ます」と阿弥陀様が化現してくる


お「南野さんは楽しいですか」

阿「もう、楽しくて なにかお返しをしないと

   なので圭一くんとやらの案内くらいは私が」

お「阿弥陀様と摩利支天の二仏の案内だ 心配は要らなくなった」

「そう、任せなさい」と言って帰っていく阿弥陀様


「あなたは、この世もあの世も同じレベルで考えるのね」とひろ子さん

「そんなん、地獄も天界も呼びつけられて説教に地獄の責苦もやってきた

 どこも同じだ、現し世にこだわるのは子が居たりする場合のみ

 俺なんかひろ子さんに子が出来たで、安心したら持ってかれそうになった

 

 圭一くんは子が居ない 居ればもっとあがく が あがかない

 最後の炎をモナコと決めたようだ

 ならモナコに行かないと未練が残って成仏出来ない

 現し世では俺が あの世では阿弥陀様と摩利支天が 完全バックアップする」


圭子ちゃんが深々とお辞儀をして「お願いします」とくる

お「パスポートと医師の同行は必須 その辺の手配は本田の頭領にお願いする」

圭子「伝えます」

お「後はホテルと飛行機の席次第 八木さんに頑張ってもらうしか無い」

「そちらは私からお願いしておきます」とひろ子さん


月曜日 

朝イチで「役員会議中 仏様の立入禁止」との看板を、檜の一寸板で

神田に書いてもらい 神田とおっさん 二人で署名して 血判をを押す


昨日の財界の孫の件の報告をしないと、美香ちゃん達の休出が無になる

幹事長室の応接セットが広いので、幹事長室のドアに看板を掛けて役員を呼ぶ


いやいや集まる、会社幹部 看板の血判を見て本気度を感じるが心配は残る


一連の説明をして、財界としてはかなり好評 次回もありそう

報告書は関東が書いてくれるので、待てば届きます


お孫さんも、調子こいてたと自覚して 一部ゲロ吐いて 納得して頂きました

「それはおっさん専務の運転で」と吉原さん


「いえいえ、私より凄腕の先輩の精密緻密なドライブで」と

 パイロンを傾けながら説明してく

「そんな事が」との問に

「出来るから、凄腕」と返す


婿殿が「先週の茶会に続きこういう真っ当なことも出来ると

    今週は関西の茶会 お願いします」

と〆て幹事長室を出ていうとする婿殿に

「真咲さんからの招待状の確認を」と投げる


神田が「何があるんだ」と訊いてくるから

おっさん「真咲さんの招待状な 表面上は山崎土木宛なのよ

 俺とお前の嫁妾になってる でも、包み紙にな

 山崎三代も是非に となってるんだわ」

「それトラップ」

「トラップ 聞いた時は爆笑した」


茶席側に廻り、阿弥陀様の結界に侵入して摩利支天の天界に入っていく

隅っこで阿弥陀様の鍛えを眺めてると、クッソ嫌な予感

「阿弥陀様 緊急で抜けますよ 宝生様 出るのを」と叫ぶ


宝生様に抱えられ出てくる南野さん 崩れる世界

結界も解除して、宝生様と阿弥陀様と談合 摩利支天も加わる

「そもそもが私用に創った天界 大日様の抜け駆けに耐えただけ優秀

 挙げ句の阿弥陀様 壊れて当然」と堂々と開き直る摩利支天


「そう言われて仕舞うと、納得するしか無いですね」と宝生様

「手抜きはダメと しかし創ると現し世で一週間 終わってしまいます」

と阿弥陀様


「そうとなれば、現し世で茶の指導をここで 客は菩薩様方に宮毘羅達に竜王達

 きっと楽しいですよ」とおっさん

「お手伝いをさせて頂きます」と宮毘羅と竜王


「阿弥陀様ばかりでは」と観音菩薩様

「朝と昼は俺達も混じります」とおっさん


こうして、南野さんの茶の鍛錬が始まると

専務室と幹事長室には「仏様滞在中の可能性大」の看板が掲げられる


こうなると、本当に用がある 婿殿と吉原さんと花田専務しか来ない

婿殿、招待状の包み紙を見て、真咲さんにしてやられた と溢して

一通り愚痴って、部屋を出ていく


明日から関西へ向かうため、阿弥陀様の鍛え最終日となる木曜日の午前

検分役の地童和尚を連れてくる宝生様


神田もおっさんも美香ちゃん圭子ちゃんに美里ちゃんも揃い見てる中

客役の二十五菩薩様も勢揃いして待っていて

南野さんの検分が始まる


頂く方は 阿弥陀様が直々にお点前を

お点前は二十五菩薩様を相手に熟していく


地童和尚から「市井なら充分 よく短期間で」との言葉


おっさん達の意見は神田が代表して

「芽も育たない中、よくここまで来れました」と伝える


「後は心の成長を 無になるのは当然 その先で芽が育ちます」と宝生様

「まだまだ教えたいのですが約は約 それも延長しました この先も」と阿弥陀様


「阿弥陀様 この辺で手を打って頂かないと 彼女さんが怒ります」とおっさん

「それはねぇ、仏が恋仲を引き裂くとか、かなりダメな部類ですね」と宝生様

「それはダメです」と美香ちゃん達


阿弥陀様 不利と踏んで考えて、南野さんに下知を下す

「手助けが必要なら呼びなさい 呼べるようになれれば立派です」

それを聞いた地童和尚「また高いハードルを」となる


「そうでもないでしょ おっさん君一派はそこそこ呼べますよ」と宝生様

「その話は、横に置いて、南野さん おめでとうございます

 良い鍛錬をされました」とおっさん


「阿弥陀様と仏様方 皆さんのおかげです ありがとうございます」

と頭を下げる南野さん

一区切りと解散していく仏様方 残ってしまう地童和尚


お「地童和尚 俺も頑張ってるでしょ 極東商業 茶華部 頑張って下さい」

神「クソ坊主から 和尚に戻ってるな」

お「細かい事で根に持っててもしょうがない 世話にはなってるし

  師でもある ね 地童大僧正」


地「お前に 師 とか言われると 裏があるとしか思えん 

   しかも 大僧正 との敬称 クソ坊主のほうが安心じゃ」

お「流石 よく俺を知ってる これの先頭がね 空いてるんですよ」

 と中本くんのとおっさんと神田の お墨付きを出す

 「ほら、先頭の一名分が空いてる 見分をして地童大僧正で」


地童和尚 よく見て

「これは、後ろが全部如来様から仏様ではないか それの先頭を儂が書くのか」

このお墨付きには、先日は大遅刻でやらかした千手様もしっかり書いてるし

〆は阿弥陀様


神「経験者が現し世に一人しか居ないので 地童大僧正様に」と神田も乗ってくる

美香「そうですよね 私のお墨付きも先頭は地童大僧正様 後ろの方は仏様がずらり」


地「そう言われても、見分もせず 印も寺じゃ」と逃げを打つが

「中本くん 興雲寺 地童和尚の居室に」と呼んで 皆で地童和尚と南野さんを連れて飛ぶ

「やりますか」と神田

しかたなしで、茶室に移動し 僧正達も呼び見分開始


最初に中本くんの柳の茶 誰でも頂ける優しいが、折れない柳の茶

おっさんも神田も世界を創って饗す

各々が40人以上を熟し 修了


お「そもそもが、俺も神田も地童和尚の弟子 

  その上、極東商業 茶華部 歴代唯一の男子 の中本くん

  地童和尚が先頭で何も問題はない」

中本「高校時代はお世話になりました 先頭は最初の師で」と筋論で行く


諦めて、署名し押捺する地童大僧正


「南野さん 困った時にいきなりの阿弥陀様はない まずは比叡の笹岡阿闍梨 

 奥の院の双雲和尚 そしてここ興雲寺の地童和尚に相談だ

 吉祥と高野は気の毒なのでパスでな」とおっさん


「現し世の相談なら、仏門としては受けるしか無い 何時でも良いぞ」と地童和尚

「ありがとうございます」と頭を下げる南野さん

「乾きましたので、筒にしまいました」と中本くん

「それでは、地童和尚 また顔出します」と一派は消えていく


「面白い小僧から ええだけ育って たまらんわ 双雲和尚に愚痴るか」

と電話をすると

「こちらは千手様の直接のご指導の最中 地童は自分で頑張れ」

と 地童 と和尚も付かない返しをされ 行き場が無くなる


地童和尚、考えて吉祥本山は帝釈天様 高野も比叡本山も居る 

反対に愚痴を聞かされる未来しか見えず

剣山時に電話して、凌雲和尚に愚痴を垂れる


おっさん一派が専務室に戻ると、八木夫妻に森山夫妻が待っていた

「美香さんからしばらくで戻ると聞いてな、待っていた」と八木のじい

「明日から松阪 今晩は名古屋に」と八木奥


「モナコの件 8名の予約が取れた 海運のネットワークだ」と八木の爺

「やっぱり海運のネットワークは強い お願いする先に間違いはなかった

 あと四人 頭領と即相談 電話で連絡入れて明日はパスして

 本家へ神田と二人で行って決めてきて」とおっさん


「いいのか」と神田

お「一人の若者の最後を飾る 茶会も着付けも毎年やる 天秤に掛けるまでもない

  俺がカッコつけてこう言って、ダダ滑りになって来年も行ってたら、それはそれで

  まぁ、今回は滑ってもいい方向だし 阿弥陀様も摩利支天も巻き添えだし」と笑う


圭子「鈴鹿と松阪 車で小一時間 遅刻で済みます」

爺「すでに滑ってる気がする このまま滑りつづければ尚良」と突っ込んでくる

お「滑るのもいいかぁ この件は ダダ滑りで行こう 

  美香ちゃん 追浜の土田さんに最大8名のパー券をお願いしてみて」


「滑ると言えば、先日の孫の車の件 関東では大好評で 車の魔術師達に会ってきたと

 ゲロを吐いた子も居ましたが、それも経験とサインを貰って喜んだとの話」と八木奥

お「それが出来たのも、八木さん始めのスポンサーの方の支援が有ってこそ、有り難い」

奥「それで次回は弥勒様の車にも とのお願いが上がってきております」


神「それは止めたほうがいい 俺はゲロ吐いた組だから理解る 必ずゲロ吐いて沈む」

お「割り箸で バス一台に一人くらい乗ればいい まぁ経験だ

  そんなに好評なら九州とか東北とかの遠征も考えないとな

  俺は元々はダートラ屋 サーキットもだがダートラが一番好きなんだ」

神「それならさぁ ジムカーナやろうぜ デカイ駐車場借りてさ 

  東北とか九州なら車通勤だしあるだろ」


おっさん、神田がジムカーナなら横向けない と勘違いしてると気がつく

一般アスファルト、ダートより多少μが高く路面がフラットなだけ

70タイヤとかで細いのは履けば自由に横向けれる

どうせタイムは測らない 横向け放題 そもそも鈴鹿でも横向けたし


お「どっちでもいいな、地元のその筋と話をして会場が確保できる方でいい」

神「それなら、来年のスケジュールの隙間でジョージさんと熊山さんに相談しとく」


お「そうは言っても、今回来てくれた人達は第2回を期待している まずそこからな

  それとな、ジムカーナの方が横Gはきついぞ 揺り返しで向きかえるのなんて

  右からのGが一気に左からのGに変わるとか 加速減速Gもキツイ


  ダートと比較すると路面からの縦Gが無いだけだ 

  加藤や栗原に佐々木は加減速Gと横Gには慣れてるけどダートの縦Gで沈んだだけ

  良平さんはジムカーナでも峠でも吐いた 頑張ろうな」

神田、どっちに行っても、どっちもどっちと諦める


「会場や運営も大変なので、移動は花巻ー名古屋1時間 意外と近い

 博多や熊本からも名古屋便がある

 広島とかでも新幹線で名古屋駅まで一本

 鳥取とかはどうしても時間がかかりますが、それは仕方がないかと

 今回の運営の方の評判もよく、お願い出来るならと 婆の会の総意です」と八木奥

「先輩たちや仲間を褒められると自分以上に嬉しい 第2回を来年春に」とおっさん


お「さて前座は済んだ 本題に 森山先輩が見たいんでしょ 南野さんを」 

森「見せて頂きたく」

お「玄関前に芝生が有って、そこそこの広さ 漏れないように結界は張ります」


森山・南野・神田・おっさんで出ていこうとするが八木の爺が見たいと我儘を言う

「神田 八木の爺を後ろにして とばっちりは叩いて落としてな」

「理解った」と五人で芝生に移動


おっさん結界を張り、結界そのもの存在すら消す

神田が「すげえなこの結界」と言うので

「阿弥陀様が全部隠さず見せてくれたから真似が出来た」と返すおっさん


5m離れた二人 見てる三人

森山先輩が動いた瞬間、南野さんも動く

ビンタに行くがその手はおっさんによって止められる


「南野さん それビンタじゃない 頬骨が砕ける

 もっとコントロールを」とおっさん

「美香ちゃんと同じか 相手が如来様で全力でもOKから

  対人でのコントロールが必要になってくる」と神田


森山先輩にしてみると5mの距離がいきなり無くなり

頬に手が当たるまえに、もっと遠くに居たおっさんが割って入って止めていた


「神田 行ってみようか 俺は結界を張るのと神田を止めないとな」

「うし 行ってみましょうか」と10m離れた 神田と南野さん


神田ゆっくり歩き始めて距離を詰めていく 動けない南野さん 

 肩をポンと叩いて「修了」と神田

「八木の爺 これくらいで良いですか モナコのお礼は」とおっさん

「ああ、充分だ」と八木の爺

結界が解かれ、専務室に戻る五人


お「南野さんも、一般人相手なら神田のマネは出来る

   荒事にするばかりでは能がないですしね」

神「ただなぁ あれやると 恐怖を支配する悪魔 とか

   鵺 の称号が付いてくるのがなぁ」


お「じゃぁ これからは 鵺南野 で 

   もう一段上がれば 恐怖を支配する南野 に」と笑う

神「もっともっと、コントロールを 全消しは出来ています 部分的に出す 

   とかのコントロールを調心で整えて下さい 一人で鍛錬出来ます」

と真面目なアドバイス


お「茶のお手前も修練になるから続けて下さいね

  どこで振る舞っても恥ずかしくない出来だしね」

南「はい 修練します」


今宵も深けたようで

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