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下書き用  作者: 藤堂 元気
3/11

3

現在は下書き中

「んあ?」


目が覚めたアリストは辺りを見渡すがやはり火は消えている


「夜行性の魔物は居なかったのかな?」


幸いこの森の動物や魔物は夜行性では無かったためアリストは襲われていなかった


「火を付けておくか」


起きたアリストは枝に火を付けてから干し肉を齧る


「さて、移動をするにしてもひとりじゃ危ないしな。魔物を捕まえて使役したいが…」


テイムを調べてみる


テイム

屈服させる、信頼を結んだ魔物を使役する


「う〜ん。難しいな」

「グルル」

「!」


昨日と同じように狼が現れる


「また来たのか…信頼か…」


アリストは干し肉を狼の前に放り投げてみる


「ガブガブ」

「お、食ってるな。そら」


もう1切れ放り投げるとやはりかぶりついている


「わふっ」

「行けるか?テイム!」

「わおーん!」


『ウルフをテイムしました』


「おお!」

「わふ!」


『名前を決めて下さい』

「コロで」

『決定しました』


______________

コロ

ウルフLv5


腕力F

体力E

魔力H


スキル

嗅覚強化

______________


昔飼っていた犬の名前を付けてみた


尻尾を振って近付いて来たので撫でてみる


「ゴワゴワしてるな」

「わふ?」

「川で洗うか」


『お風呂セットを買いますか?』


シャンプー

リンス

ボディーソープ

フェイスタオル


購入銀貨2枚


「買う」

『アイテムボックスに転送しました』


コロと一緒に川に入り身体を洗う


「綺麗にしような」

「わふ!」


コロは水に入っても嫌がらないので、しっかりと洗うと毛がサラサラになった


「よしよし」

「わふわふ!」


昨日は森での生活で精神がすり減っていたが、コロに癒されて笑顔を見せている


「コロがいれば森を探索出来るかな?」

「わふわふ」

「任せろって?」

「わふ!」

「それじゃあ、下流に向かって移動してみるか」


下流に向かうとコロが立ち止まり1点を見つめている


「わふ」

「どうした?あれはゴブリンか。よく見つけたな」

「わふぅ」


撫でてやると嬉しそうに尻尾を振っている


「それじゃあ、コロは左からゴブリンの注意を引いてくれ」

「わふ」


コロに指示を出して右から迂回してゴブリンへと迫る


「ワオーン!」

「ゲッ!?」


コロが吠えるとゴブリンはそちらを向いたので、背後からゴブリンにへと近付き首にナイフを刺す


「ゲヒッ…」

「ゲゲ?!」


こちらに気づいたゴブリンはアリストに向かおうとするがコロに足を噛まれ転倒する


「グルル!」

「ゲ!」

「いいぞコロ!」


転倒したゴブリンの胸にナイフを刺して仕留める


「ふ〜。よしよし」

「わふ〜」


コロを撫でた後ゴブリンをアイテムボックスにしまう


『ゴブリンを売却しますか?』

「頼む」

『銀貨2枚をアイテムボックスに転送しました』

「お風呂セットの分は稼いだな」


コロが居ればゴブリンを倒せるようになったのでさらに下流に向かう


「ゴブリンが多いな」

「わふ?」

「コロのお陰で助かってるよ」

「わふわふ!」


何体かのゴブリンを倒したので銀貨は87枚になった


「今日は魔物避けテントで寝れそうだな」


しかし、村はおろか人の気配すらない


「どうするかな?一体何処に転送したんだよ」


昨日と合わせて20キロは歩いているのでこの森がかなりの広さだとわかる


「わふ?わふわふ!」

「どうした?」

「わふ」

「お、おい」


コロにズボンを引っ張られて連れていかれると森の終わりが見えた


「お、あれは道か?偉いぞ」

「わふ〜」

「さて、どっちに行くべきか…向こうにするか」

「わふ!」


コロと一緒に道を歩いていると後ろから馬車が通り過ぎる


「やっぱり村か街があるみたいだな」


人が住んでいる場所があると当たりをつけたアリストはそのまま進んでいく


「お?馬車が止まっているな」

「お兄さん」

「ん?」

「魔物使いかい?」

「ああ、そうだが」

「珍しいね」

「そうなのか?」

「最近は滅多に居ないはずだよ。ウルフを連れてるからそうだと思ったんだけどね」

「そうか、それでなんで馬車を止めてるんだ?」

「この先の村には夜は入れないから、ここで野営をして明日の朝に向かうんだよ」

「なるほど」

「お兄さん達も野営していくかい?」

「そうだな…」

「ミンスさん。知らない人間と一緒に野営は危ないですよ」


おそらく護衛の人間だと思われる武器を携帯した4人が警戒しながら注意する


「開拓村に行くんだから依頼を受けた冒険者だよね?」

「いや、道に迷って何処かの村を探してただけだ」

「迷った?」

「森から出てきたら場所が分からなくなってな」

「森って大森林か?」

「多分そこだな」


護衛の人間が驚いている


「おいおい、よく無事だったな」

「ん?ゴブリンくらいしか出なかったぞ」

「運が良かったな。あそこにはオークの集落があるはずだぞ」

「集落?」

「ああ、冒険者ギルドに情報が流れて来てたぞ」


危なかったな


「」


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