《登場人物紹介&読み方一覧》
主だった人物や役職名等の読み方、および紹介です。
なお、玲琳や慧月は入れ替わっていて、なんと呼ぶべきか紛らわしいという方もいらっしゃるようなので、ご参考までに()内に感想欄での呼ばれ方を併記させていただきました。
◆登場人物
【黄 玲琳】こう れいりん
病弱だが芯が強く、次期皇后候補と名高い美少女。本作の主 人 公 。
朱 慧月と体が入れ替わる。
(「鋼さま」「メンタルさま」)
【朱 慧月】しゅ けいげつ
雛宮のドブネズミとあだ名される、冴えない容姿・陰険な性格の雛女。
黄 玲琳と体を入れ替える。
(「ネズミさん」「事故物件つかんじゃった人」)
【莉莉】りーりー
朱家の下級女官。異国の踊り子の娘として蔑視されている。
(「推し」「真のヒロイン」「苦労枠」)
【詠 尭明】えい ぎょうめい
文武両道・公明正大で未来の名君と名高い美貌の皇太子。
(「あのクズ」「てめーはダメだ」「節穴様」)
【辰宇】しんう
雛宮内の風紀を取り締まる、怜悧な美貌の役人。
(「ヒーロー枠」「BL枠」)
【黄 絹秀】こう けんしゅう 玲琳の伯母にして皇后
【朱 雅媚】しゅ がび 朱家からの妃。貴妃
【金 雅容】きん がよう 金家の上級女官
【金 清佳】きん せいか 金家の雛女
【冬雪】とうせつ 玲琳付き筆頭女官
【文昴】ぶんこう 辰宇の部下、宦官
◆役職名等
【雛宮】すうぐう 次期妃の養成機関
【雛女】ひめ 次期妃候補
【鷲官】しゅうかん 雛宮の風紀を取り締まる役人
【黄麒宮】こうきぐう 黄家の妃や雛女が住まう宮
【朱駒宮】しゅくぐう 朱家の妃や雛女が住まう宮
【藍狐宮】らんこぐう 藍家の妃や雛女が住まう宮
【金冥宮】きんめいぐう 金家の妃や雛女が住まう宮
【玄端宮】げんたんぐう 玄家の妃や雛女が住まう宮
【貴妃】きひ 四夫人の一、皇后に次ぐ地位
【淑妃】しゅくひ 四夫人の一、貴妃に次ぐ地位
【徳妃】とくひ 四夫人の一、淑妃に次ぐ地位
【賢妃】けんぴ 四夫人の一、徳妃に次ぐ地位
【黄家】こうけ
直轄地を治め、土を司る一族。
象徴する季節は「変わり目」、方角は「中央」、色は「黄」。
水を克し(打ち勝ち)、また金を生じる(助ける)。
朴訥で実直、世話好きな者が多い。
直系の者ほど開拓心旺盛で、大地のごとく動じない。
どんな天変地異も「おやまあ」でやり過ごせる人々。
【朱家】しゅけ
南領を治め、火を司る一族。
象徴する季節は「夏」、方角は「南」、色は「紅」。
金を克し、また土を生じる。
苛烈な性格で、派手好きな者が多い。
感情の起伏が激しく、理より情を重んじる。
激しく憎み、激しく愛する人々。
【金家】きんけ
西領を治め、金を司る一族。
象徴する季節は「秋」、方角は「西」、色は「白」。
木を克し、また水を生じる。
現実的な商人肌の者と、芸術家肌の者に二分される。
直系の者ほど芸術家肌が多く、美や哲学を重視する。
美を讃えながら、それで儲けることもできる人々。
【玄家】げんけ
北領を治め、水を司る一族。
象徴する季節は「冬」、方角は「北」、色は「黒」。
火を克し、また木を生じる。
冷淡で、非人道的な行為も平然とこなす者が多い。
半面、特定の対象には強く執着することも。
ヤンデレの血筋だ、逃げろ玲琳。
【藍家】らんけ
東領を治め、木を司る一族。
象徴する季節は「春」、方角は「東」、色は「青」。
土を克し、また火を生じる。
本作には特に登場しない。