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登場兵器と設定

大日本帝国


日露戦争までは史実と同じだが、韓国併合や日中戦争は勃発しておらず、工業力や武器も史実に比べて4年向上している。1941年12月8日に海軍がアメリカの真珠湾を攻撃し、同時刻陸軍もマレーに上陸しイギリスの植民地香港を攻撃する。これによって『太平洋戦争』が勃発。開戦から半年まで日本軍の連戦連勝で、イギリス戦艦「プリンスオブウェールズ」と巡洋戦艦レパルスを撃沈し、珊瑚海海戦ではアメリカの空母「レキシントン」を撃沈するなどの戦果を挙げ領土を広げる。しかしミッドウェー攻略の際、敵の奇襲を受け空母「赤城」「加賀」「蒼龍」を失い空母『飛龍』も大破しかなりの痛手を受ける。アメリカ軍も「ヨークタウン」を撃沈「エンタープライズ」を大破させた。また史実では空母飛龍と運命を共にした山口多門は存命であり、後の機動艦隊司令となる

1942年8月7日 アメリカ軍がガダルカナル島に上陸、史実と同じガダルカナル島攻防戦が勃発する。島奪還のため大本営は一木支隊を派遣するが1週間の奮闘むなしく壊滅し、更に増援を送るがアメリカ軍の物量攻撃により奪還作戦は失敗し、多くの兵士を失い島にの残された兵たちの玉砕が相次ぐ、ガダルカナルの戦いを経験した辻正信中佐の進言や海軍の山本五十六の説得により攻防戦が始まって半年後、日本軍はガダルカナル島奪還を諦め、更にラバウルにあった航空兵力と石油油田を主にした地域を除いた兵力をサイパン硫黄島や沖縄や本土に送り守勢に入る。

1943年 連合艦隊司令長官山本五十六がブーゲンビル島上空で撃墜されるも奇跡的に生還を果たす。

アメリカ軍はサイパン島に上陸し、半年の激戦の末サイパン島守備隊が壊滅し、事実上サイパン島は陥落したが、生き残った兵力はゲリラ戦を展開して奮戦する。

1944年に大本営は特攻作戦を考えたが、山本五十六、今村均、そして女性将官である織斑千冬、西住しほ、坂本美緒の他多数の将校に『非人道的すぎる』『貴重な航空兵力を無駄に失うわけにはいかない』と指摘され、特攻作戦は中止となる

1945年、アメリカ軍は硫黄島、沖縄の2つの島を同時に進行する。知らせを聞いた大本営はすぐさま独立部隊を設営し派遣するが、突如独立部隊のうち1個連隊が謎の失踪をする。

1945年8月15日、日本はこれ以上の犠牲を増やさないため連合国軍のポツダム宣言を受諾し太平洋戦争は日本の無条件降伏によって終結。犠牲者は史実では300万人以上であったが、東京大空襲や広島、長崎の原爆投下は未然に防いでおり、また、特攻作戦もしていないため犠牲者は少し少なくなっている。


また史実と違い陸軍と海軍の仲も悪くなく。部品や弾丸、整備に使うねじも全部統一されている。また女性軍人も大して珍しくなく、橘支隊だけでも4割くらい女性軍人がいる。









独立第34連隊 通称『橘支隊』


人数:2500名


指揮官:橘政宗陸軍大佐


副官:山下幸江海軍少佐

沖縄防衛のため送られる独立第9師団の部隊の一つで主人公の橘政宗大佐が指揮する部隊。主に北海道を死守する第7師団と九州久留米に本拠地を置く第18師団から編成された部隊の他、海軍陸戦隊の兵員もいる、軍では珍しい陸海共同部隊である。使う兵器は最近新開発された新型兵器を装備している。




登場武器


小火器


四式半自動小銃

全長:1,118mm

銃身長:657mm

口径:7・7ミリ弾

装弾数:10発

作動方式:ガス圧利用

橘支隊の主力小銃。アメリカのM1ガーランドを参考に作られた小銃で、史実では試作に終わった半自動小銃であり125丁しか生産されなかったが、この世界では史実とは違い九千丁生産されていて事実上、九九式短小銃の後継銃である





九九式短小銃

全長1,118mm

銃身長657mm

口径7・7ミリ弾

装弾数五発

作動方式 ボルトアクション

北川基地の守備隊、および基地や駆逐艦晴風船内に保管されている小銃で日本軍の主力銃。38式歩兵銃の後継銃で対物戦も考慮して7・7ミリと弾丸が大きくなっている。

4



百式機関短銃

銃身長:230mm

全長:872mm

口径:8mm南部弾

装弾数:30発

作動方式:オープンボルト、シンプルブローバック方式

日本軍の主力サブマシンガンで史実とは少し違い弾倉は従来の横向きではなく、他国のトンプソンやMP40サブマシンガンのように下向きにつけられていて見た目的にはソ連のPPSh-41に少し似ている。第三四連隊でも歩兵や戦車兵が使用している




九九式軽機関銃

銃身長:483mm

全長:1,190mm

口径:7.7mm

装弾数:30発

日本軍の主力軽機関銃で箱型給弾式と大戦中に改良したベルト給弾式の二種類ある。なお、ベルト給弾型は史実の62式機関銃に似ている






九二式重機関銃

銃身長:72.1cm

全長:115.5cm

口径:7.7mm

装弾数:30発(保弾版)

日本陸軍が使用する重機関銃で、敵を待ち伏せして狙い撃つために想定され作られた狙撃重機関銃。そのため重量が重い分命中率が非常に高く、発射速度が遅いがそれに比べ銃身がオーバーヒートしないなどの利点もあり、敵からは『ウッドペッカー』と仇名された





三式重機関銃

全長1,645mm

銃身長1,143mm

口径12.7mm

装弾数ベルト給弾式

作動方式ショートリコイル

大戦前期の主力戦闘機、一式戦闘機隼の武装であるホ103航空機銃を、陸上機関銃へと変えたもの、また原型であるアメリカのM2重機関銃に比べて弾丸が軽いため威力と初速は若干劣っているが命中精度が高い





その他の火器


九七式曲射歩兵砲:日本軍の迫撃砲


60㎜迫撃砲M2:サイパンやフィリピンで鹵獲したもの



三式携帯墳進砲: サイパンで鹵獲したM1 2.36インチ対戦車ロケット発射器を使用、またはコピー生産したもの



試作五式七十五粍無反動砲:史実のM20 75mm無反動砲で日本軍が開発した試作品。



八九式重擲弾筒:日本軍の携帯型グレネードランチャー








重火器、火砲


九〇式機動野砲:日本軍の主力や砲で対戦車砲としても使用されている


九五式野砲:九〇式野砲の後継野砲


四一式山砲:明治四一年に正式採用された山砲、橘支隊では歩兵砲代わりに使用している


九四式山砲:同じく橘支隊が歩兵砲代わりに使用している山砲


九六式十五糎榴弾砲:橘支隊砲兵隊が所持する重火砲


九二式十糎加農砲:北川基地に設置されているカノン砲


三式12・7cm高射砲:北川基地に設置されている高射砲で砲弾は海軍の八九式12・7センチ高射砲と互換性ができる


八九式12.7センチ単装高角砲:海軍の主力高射砲


五式四十粍高射機関砲:マレーでイギリスから鹵獲したボフォース40ミリ機関砲をコピー生産した高射機関砲


九六式二十五粍高角機銃:海軍の高射機関砲





戦車



九七式中戦車チハ

主砲:18口径57ミリ砲、または48口径一式四十七粍砲

副武装:九七式車載機銃×2

最大装甲:50㎜

速度38キロ

乗員4名

日本軍の主力戦車で短砲身57㎜型と対戦車戦用の47ミリ砲がある。装甲は本来25㎜だが、増加装甲をつけているため前面が50㎜となっている








九五式軽戦車ハ号

主砲:九八式37ミリ砲

副武装:九七式車載機銃×2

最大装甲:20㎜

速度:40キロ

乗員:3名

日本陸軍の軽戦車で陸軍の代表的な戦車。前期型の装甲は12ミリだったが後期型では装甲を増やし20ミリになっている





三式中戦車チヌ

主砲:五式七糎半戦車砲

副武装:九七式車載機銃×1

最大装甲:50㎜

速度:40キロ

乗員:5名

対戦車戦を考慮した陸軍の戦車で主砲は90式野砲をベースに改造した戦車砲でまた史実と少し違い、駐退機がむき出しになっておらず、見た目は五式七糎半戦車砲に少し似ている





四式中戦車チト

主砲:四式八粍半戦車砲

副武装:九七式車載機銃×1砲塔上部に対空機銃である三式重機関銃が設置されている

最大装甲:75㎜

速度:47キロ

乗員:5名

帝国陸軍は新開発した戦車で史実とは少し違い主砲はドイツから秘密裏に輸入した8.8 cm FlaK 18/36/37高射砲を国産化させ戦車砲に改造したものを搭載し、車体は史実の61式戦車に似ている




八九式中戦車乙型

主砲:18口径57ミリ砲、

副武装:九七式車載機銃×2

最大装甲:18㎜

速度28キロ

乗員4名

日本初の国産戦車で歩兵支援目的に作られた戦車。すでに旧式化している戦車だが、フィリピンやブーゲンビルそして本土に予備兵器として設置されていて本作の89式中戦車は北川基地防衛のため配置されたものである。




九七式軽装甲車

主砲:九八式三十七粍戦車砲

最大装甲:16㎜

速度45キロ

乗員2名

日本陸軍の軽装甲車または豆戦車



一式装甲兵車:史実と同じ



五式半装軌車

全長6.18m

全幅2.22m

全高2.26m

重量9.3t

速度72キロ(整地)

乗員数3名~10名

フィリピンやシンガポールで鹵獲したアメリカのM3ハーフトラックを参考にして制作した日本の新型ハーフトラック。武装は三式重機関銃など



四式小型乗用車:史実の三菱ジープ。九五式小型乗用車に変わる軍用車で現在、少数しか生産されていない




航空機:


零式艦上戦闘機五二型丙


紫電二一型(紫電改)


一式戦闘機隼Ⅲ型


四式戦闘機疾風


九九式艦上爆撃機二二型


艦上爆撃機彗星三三型


一式陸上攻撃機二二型


四式重爆撃機飛龍


B17爆撃機:ジャワで鹵獲した『空の要塞』の異名を持つアメリカの重爆撃機


連山:B17を参考にして製作された海軍の試作型戦略爆撃機


彩雲:海軍の高速艦上偵察機


百式司令偵察機Ⅲ型:陸軍の主力偵察機


百式輸送機:物資や空挺隊を運ぶために置かれている



軍艦


駆逐艦晴風

史実にはない島風型駆逐艦の2番館で島風型を改良した駆逐艦。駆逐艦島風には魚雷の次発発射装填装置は設置されていないが晴風には設置されているまた25ミリ連装機銃の他に五式40ミリ機関砲も設置されている







軍装


昭和20年制式軍服(五式軍服)

史実の陸上自衛隊の65式作業服と三式軍服を混ぜたような大日本帝国軍の軍服。ただし足はブーツではなく前と同じ巻きゲートルである。襟章の位置は九八式と同じ位置。また銃剣も三十年式銃剣である




五式鉄帽

史実の自衛隊の66式鉄帽




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