2話 ギャップの凄い人と出会いました
どーも、炎真です。
しゃべる隕石が頭に落ちて来て死にました。
そして気づくと見たこともない植物と生き物がいる場所にいました。
・・・ここが天国なのか?
思ってたより自然豊かな場所じゃないか。
(まぁ、死んだらしょうがねぇか)
呑気に考えていたら後ろから声をかけられる。
「気がつかれましたか。気分はどうですか?」
———っ!?
それは、美しい女性の声だった
アニメだったら間違いなくヒロイン級の声
(これは、天使か!?)
やはりここは天国だったようだ
俺は高鳴る鼓動を抑えられない。
フッ、死ぬのも悪くないかもな
今まで彼女がいたことがないからか、少し興奮していた。
俺はちょっとだけキメ顔をつくり、振り向いた。
「えぇ、悪くな——」
2メートルを超える筋肉ムキムキのおっさんがいた。
・・・あれ、天使は・・・・?
困惑してると、おっさんが喋り出した
「そうですか。安心しました」
さっきの美しい声だった。
そうか、あの声はこの人の声だったのか・・・・
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!??????
いや、ふざけんなよ!
ギャップとかのレベルじゃねえだろ!
なんかわかんないけど怒りが湧いて来た。
普段穏やかな俺だが、こればっかりは許せない!
「テメェ、ふざけてんのか・・・」
「え?」
俺が怒っているのを見て、おっさんは少し困惑する。
だが俺はかまわず続ける。
「なんで、その見た目で可愛い声なんだよ、似合わなすぎだろ!」
「・・・ギャップ萌えしました?」
「するわけねぇだろ!」
もういい!
もう殴らないと気が済まねぇ!
「1発殴らせろ!!!」
俺が殴りかかろうとすると、おっさんがため息を吐きながら言う。
「はぁ、1話では穏やかって言ってたから、転生させたのですがね・・・」
意味のわからないことを呟いた後、そっと俺に手をかざす。
「少し落ち着きなさい」
すると、おっさんの手から突風が吹き出した!
「うおっ!?」
なすすべなく、そのまま近くにあった木まで吹き飛ばされる。
「なっ・・・」
何者なんだこのおっさん・・・!
「場所もあれだし、移動しましょうか」
俺はただ頷くことしかできなかった
自分のペースでゆったりまったり更新していこうと思います。