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那奈子さん  作者: Sin権現坂昇神
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第39話 後日談 めくる日を過ぎれば・・・7『帰れるの山の頂上にて・・』

ようやく山頂にたどり着いた一十三一行は、早速お弁当を食べ始めたのだった・・・最終回前編、開始!

ようやく山の天辺(てっぺん)まで登った六人+一匹。まず行動を起こしたのは杏だった。登頂するまでずっと一十三の心の部屋で四人の動向を見守っていた杏だったが、いざ登り切った途端(とたん)、一気に広がる一面の緑に杏の心は(またた)く間に奪われた。杏は早速(さっそく)一十三の体を乗っ取ると、(くつ)を脱ぎ捨て、靴下(くつした)も脱いで裸足(はだし)になった。それからジャージを脱いで(ぬめ)った肌を(さら)け出すと、手をめいっぱい広げて草原を()け回った。一十三は突然自分の心の部屋に(うつ)り変わったことに驚いた。だが心の部屋の中でも、杏が見る景色は変わらない。杏が走り回る中、万遍(まんへん)なく広がる青い空に、(はだ)に伝わる渦潮(うずしお)の風、足に伝わる鳥の(さえず)るような草花を杏と一緒に堪能(たんのう)した。

そうだ。ここが『帰れるの山』の天辺であり、待ちに待ったお弁当日和(びより)の気持ちいい空であった。

「気持ちいい・・・風ですね・・」

 那奈子は青空を見渡して、吹き荒れる風を堪能した。葉奈子の方も手を空に向けて背伸びをした。

「うん。葉奈子も何だか頭のもやもやが抜けていくよう・・・」

 飯子は胸を張って手を腰に回すと、勢いよくお腹から「ぐぎゅ~う」とだらしない音が他の皆に伝わるように鳴り(ひび)いた。

「あ~っと・・・お腹がもうやばいらしい・・・」

「お腹は正直だね。えーっと」

「飯子だよん。よろしく、てこちん(梃弧子の愛称)」

「よろしく~」

 梃弧子はひょうきん者の飯子にすぐに同調すると、手を鳥の(くちばし)のようにして指を合わせて答えた。梃弧子は何度か登頂したことがあり、今は頂上ではしゃぐ皆を見ながら、自分はお弁当の事を考えるようになっていた。梃弧子の方も丁度お腹が()(ころ)で、一十三に「おーい」と叫んだ。

「お弁当ってどこ?」

「あ!・・桜」

《代わるんだね。解った》

 杏は一通り走り回って十分に満足(サティスファクション)すると、すぐに一十三に体を返した。一十三は頂上の大体の中心を決めると、那奈子達を手招きと声で催促(さいそく)した。

「ここで食べよう!」

「はい、桜様」

 静歌は一十三が怪我(けが)をしないように、ずっと一十三の横に()()って走っていた。今は杏の気配(けはい)を感じなかったが、杏が一十三の体を借りて動いていることを、(いま)(さら)ながら理解した。

(これが杏の力・・・確かに桜様ではない雰囲気がする。でも杏は悪い奴ではない。私を戦える体に変えてくれたパートナーであり、最後まで戦い続けた梃弧子様の真の恩人・・)

 静歌は一十三を独占(どくせん)している杏を嫉妬(しっと)しているが、それと同時に感謝を杏に対し抱いていた。

(今言えるか分からないけど、いつか杏にお礼を言おう。そして友達として話をしよう)

 静歌の新たな目標が出来た瞬間であった。


 そして飯子、那奈子、葉奈子、梃弧子、静歌、一十三、ファルケンボーは、那奈子が用意した綺麗な水色の海に、魚達が円を描くように泳いでいる絵のシートの中で靴を脱いで座った。シートは広く、六人とイノシシが入っても余裕(よゆう)で余るほどだった。

早速一十三と静歌が後ろのリュックを下ろして、その中にあるお弁当を広げようとした所に、どこからか大きな声が聴こえた。

「あーー!!!」

 一十三達が集合した場所よりも少し距離がある場所から、桃色(ももいろ)の髪を棚引(たなび)かせてある少女が怒涛(どとう)(いきお)いで近づいてきた。

「私に内緒(ないしょ)でー!」

「え!え?え!え?」

 驚く一十三を余所に現れた少女は、魚絵のシートの中に綺麗(きれい)に着地した。少女の熊柄(くまがら)の靴も綺麗にシートの(はし)に並んでいた。そして少女は静歌と那奈子を発見すると、この前の怖い体験を思い出した。それから(まわ)りを見渡して大体の状況(じょうきょう)を理解した。

「この牧野(まきの)恵美(えみ)無視(むし)して、お(つか)れ回は(いただ)けないわね」

「恵美ちゃん・・」

 恵美は一十三達が登頂するまでずっと風がいい感じに()く草原のベッドで気持ちよさそうに(ねむ)っていた。いつも幼馴染(おさななじみ)の【村田(むらた)(とも)(ひろ)】と友達の【藤堂愛戯(とうどうあいぎ)】の三人で遊んでいるのだが、今日は偶然(ぐうぜん)にも二人には用事があり、一人寂(さみ)しく『帰れるの山』で昼寝(ひるね)をすることにしたのだった。前の体験をきっかけに、恵美が生み出したもう一人の人格である【阿木斗(あぎと)】と話すことが出来たが、今もなお阿木斗は恵美の心の中で体力を回復するために深い眠りに()いている。一人きりなら阿木斗といっぱい話せると思っていた恵美は、結局一人きりのままでさらに不機嫌(ふきげん)になっていた。

「名前を教えてよ?」

 恵美の言葉と共に、一十三達は順番に恵美に自分の名前を教えた。そしてフムフムと(うなず)きながら覚えた恵美は、一十三達の真ん中にあるお弁当に目を移した。

「これ・・誰が作ったの?」

「それは・・・」

「私と桜様です」

 言おうとした一十三を(さえぎ)るようにして、静歌が自信を持って答えた。恵美は「ほお~」と言いながら、お弁当を()めるように眺めていると、飯子は(しび)れを切らしたように(さけ)んだ。

「もう!・・いいよね!食べて!!」

「!・・うん。皆。食べよう」

「やったー!」

 一十三の許可の元、飯子はめいっぱい喜ぶと、皆で手を合わせて「いただきます」をして、飯子は一番早くお弁当に(はし)を伸ばした。お弁当の中身は一番下からホッカホカの白ご飯に真ん中の梅干(うめぼ)し。二段目は卵焼(たまごや)きや(ふき)(とう)佃煮(つくだに)、箸でつつけるサイズのミニから()げ、大学(だいがく)(いも)。三段目はグラタン五割、ウサギのような耳のウィンナー数本、スパゲッティ四割。四段目は・・・・と色んな料理が五重(ごじゅう)玉手箱(たまてばこ)の中に、(あふ)れんばかりに詰め込まれていた。もし四人だけだったらきっと食べきれないであろう(すさ)まじい量である。

 だが、一つだけ悲しいことが起きた。(こぼ)れはしなかったが、少しだけお弁当の中身の境界線(きょうかいせん)が乱れて、料理があっちへこっちへ散乱してしまっていた。一十三は「ああ!」と驚き、そして悲しんだ。折角(せっかく)皆に食べてもらおうと静歌と頑張(がんば)って作ったのに、自分の背負(せお)っていた方のお弁当の中身がぐしゃぐしゃになってしまった。一十三は思い出した。

(きっと(がけ)に落ちた時だ・・・)

 一十三の()の感情は心の中から一気に全身に回って広がった。今日は絶対泣かないようにしていたのに・・目の周りが熱くなって、涙腺(るいせん)(ゆる)み始めた。そんな時。静歌が(やさ)しい顔で一十三の(かた)をそっと()でた。

「桜様・・・大丈夫です」

 静歌の言葉はとても(あたた)かく、飯子は泣きそうになる一十三を見ていられずにこう言った。

「美味しいものが混ざり合えばもっと美味しくなる。待ってて・・アムアム・・うん上手い!美味しい!最高!」

「え・・・」

 飯子の食いっぷりを見つめる一十三。そして飯子が美味しそうに蕗の薹の佃煮に混じった卵焼きを食べ始めた。その頃合(ころあい)見計(みはか)らうかのように那奈子から葉奈子、静歌、イノシシ、恵美、梃弧子の順にパクパクと卵焼きを一個ずつ食べ始めた。そして・・・

「「「「「「美味しい・・・」」」」」」

―フンフーン!

 (うそ)・・・じゃない。皆の顔はきっと・・一十三は(なみだ)が流れる前に箸を持つと、すぐさま残りの卵焼きを取って口に入れた。もぐもぐもぐ。(ひと)()(ふた)噛みする(たび)に伝わってくるものは・・・美味しいという味であった。自分が静歌に教えられながら作った思い出が、咀嚼(そしゃく)する度に思い出してきて一十三は深く、深く感動しながら味わった。

「桜様・・皆と食べるお弁当に参加させていただきありがとうございます」

「静歌ちゃん・・・」

 静歌は一旦箸を置くと、一十三に向かって丁寧(ていねい)にお辞儀(じぎ)をした。一十三はびっくりしていると静歌は続けて言った。

皆様(みなさま)も・・・ただ一緒に食べる。その行為がこれほど晴れやかな気持ちにさせるなんて、いままで想いもしなかった。だから本当に・・・美味しい・・」

 静歌は噛みしめるように言った。その静歌の謝意(しゃい)に、皆はどこか()()ずかしい気持ちになって、お互いに顔を見合わせた。そして恵美はクスッと笑って静歌に言った。

「美味しいに決まってんじゃん。だからもっと食べようよ!まだまだたくさんあるんだからさ!」

「お前が作ったわけじゃないだろ・・」

 恵美の言葉を皮切(かわき)りに、皆は次々に食べ始めた。イノシシは那奈子が前もって用意していた小皿(こざら)に料理を移して食べさせた。大きなお弁当に詰まった料理はどんどん皆の腹に入っていき・・・


・・・あっという間に食べ終わったのだった。

 それから那奈子と葉奈子は食後、改めて恵美に謝罪した。恵美の言葉は・・・

「む?・・・ああ、あの事。確かに怖かったし、どうしようって思ったけど・・・・そのお蔭で阿木斗と話すことが出来たし・・・結果オーライってことよ!」

「・・・そんな感じでいいの?」

「いいのっ!さあ!食べ終わったし、少し休んで遊ぼっか、葉奈子!」

 何故(なぜ)梃弧子や恵美は自分を恐れないのだろうか。前の事件で怖い目に()ったというのに・・・葉菜子は(まど)いながらも考えたが、結局答えは見つからなかった。恵美は答えが見つかっていない葉奈子に対し、にんまりと顔を(ゆる)ませてもう少しだけ解りやすく言った。

「確かに葉奈子が暴走しちゃったのが悪い。でも葉奈子を暴走させた(やつ)の方がもっと悪いってことじゃん!だから私は気にしないよ。でも巻き込んだ人には、しっかり事情を説明しなきゃね」

「・・うん」

 恵美の気さくな態度(たいど)に、葉奈子は梃弧子とはまた(ちが)った気持ちになっていった。恵美はもっと先の事を考えているように思えたのだ。しかも遊ぶ約束まで取り付けた恵美は、とても心が広いのだろう。恵美自身の気持ちは、昔の(つら)い事を考えるより、今楽しいことをいっぱい心のアルバムに残していこうという気持ちであった。

 

一十三達は昼食後、少し休んでから遊ぶことにした。一足先に恵美と葉奈子と梃弧子は三人でかけっこをしていた。その中で(さら)にイノシシも()じっているが、三人は気にせず遊んでいた。梃弧子の目は葉奈子に釘付(くぎづ)けで、葉菜子ばっかり追いかけていた。


そんな三人+一匹を眺めながら、未だにシートの上でゆったり(くつろ)ぐ一十三はふと(つぶや)く。

「皆で食べるお弁当がこんなに美味しいなんて・・・犬太くんも一緒に食べたかったな・・・」

今シートに休んでいる人は、一十三と那奈子だけだった。那奈子は一十三と磁石(じしゃく)のようにくっつけ合って座るとこう言った。

「また行きましょう、一十三さん。犬太さんも呼んで」

「でも・・・女の人が嫌いって言ってたから・・」

 一十三は犬太を思い出しながら那奈子に伝えると、飯子が二人の会話に加わるようにして、二人の隙間(すきま)に後ろから割って入ると、こう提案した。

「じゃあ私らも男装(だんそう)しちゃう?ズボン()いたり、カツラ(かぶ)ったり・・」

「え?・・・ええ?でも・・・」

 飯子の大胆(だいたん)な案に狼狽(ろうばい)する一十三に、今度は前の方から静歌が会話に割って入った。

「桜様。男とはしっかりと距離感(きょりかん)を持っておかなければなりません。男は(みな)ケダモノですからね」

「・・・犬太君はいつも(けもの)みたいなイメージがするけど」

 一十三の言葉に静歌は血相(けっそう)を変えて叫んだ。

「何ですと!それは危険で」

「私は別にしなくていいと思いますよ。犬太さんはとても可愛いような感じがします・・」

 那奈子の突然の「可愛い」発言に、三人はビクッと驚いて顔を見合わせた。

「可愛い・・?」

「桜様は・・可愛いと思いますか?」

「カッコいいよ・・・かっこいいよね?」

 那奈子の意見に一十三の頭が()(めぐ)る。那奈子はニコニコ笑って、自分の意見が少数派であることを全く気にしないように見えた。


一十三達初期メンバーはそれからボール投げをしたり、ぐるぐる草原を草まみれになりながら転がりまわったり、綺麗な花にウットリしたりして楽しんだ。しばらくして恵美と梃弧子がヘトヘトになって野原(のはら)で休む中、一十三と入れ()わった杏と葉奈子は、この時を待っていたかのように二人鬼(おに)ごっこを開始した。一人が鬼、一人が追われる者となって遊ぶ『二人鬼ごっこ』は、まさに杏と葉奈子ならではの遊びだった。

「よっしゃ!俺の時代だ!」

「葉奈子だって負けないよ!」

《元気だね。楽しそう・・》

 一十三は心の中で感心した。一十三にとって杏はやっぱり元気な方が好きなのだ。

「葉奈子。怖いのはもう嫌ですからね」

 那奈子は他人にもう(ひど)いことしないように葉奈子に忠告(ちゅうこく)した。葉奈子は断言する。

「当然。誰かを一方的に傷つける遊び何て、もう絶対やらないよ!皆が笑顔になる遊びで遊ぶんだ。色んな遊びを考えてさ!」

「・・・うん」

 那奈子と葉奈子はお互いを見合わせた。もう誰かを傷つける遊びは絶対にしない。そう約束するように。色んな遊びを自分で考えて、皆とその遊びを遊ぶという夢を結ぶように・・・その頃イノシシは那奈子の隣に戻ると、遊び疲れたようにぐっすりと眠りに就いたのだった。


「おお・・いいね。お二人さん」

 葉奈子と一十三の走る姿を見ながら、飯子はたらふく食べて大きくなったお腹を(こす)りながら感心していた。那奈子は飯子の傍に寄り掛かると、幸せな顔をして答えた。

「私も・・・あなたともっと遊びたいです。・・そういえば皆で遊べる遊びを思いついたので聞いていただけますか?飯子さん」

「・・・いいよ。あたしも遊びたいと思ってたんだ」

 飯子と那奈子は笑い合った。それから少しして那奈子の思いついた遊びを全員参加もちろんイノシシもで楽しんだのだった。



それはかくれんぼの最凶(さいきょう)進化(しんか)(けい)。『アクションかくれんぼ』。適当(てきとう)に草原に裏側でカードをばら()いておく(遊び終わったらもちろん全回収)。そして鬼が数え始めるのを合図(あいず)に、一斉(いっせい)にカードを五枚まで拾いに行って、その後に隠れる。そして数え終わると、今度は鬼がカードを最大五枚拾いに行く。カードには隠れる側と鬼側の二種類の効果(こうか)がある。もし鬼に見つかった場合、今持っているカードを使って鬼と戦うのだ。

〝ライオン〟と書かれているカードを持っていれば、ライオンの下に書かれている数字を見て、前もって持ってある鬼のカードの数字と見比べる。もし鬼より低ければ(つか)まってしまい、カードは鬼の者になる。鬼より高ければ鬼はライオンのカードを持っている相手を捕まえることが出ず、使ったカードを使わない場所に置いて、相手は鬼が目を瞑って十秒数える前に、別の場所に隠れる。鬼の持っているカードが一番低い時、相手のカードと交換(こうかん)できる仕組みである。

 鬼が相手と戦っている時、他に隠れている人は(すき)をついて、他のカードを拾うことが出来る。

勝敗は鬼が全員捕まえるか、隠れ切るか、カードの中にある特殊(とくしゅ)なカードを五枚ゲットした方の勝利である。カードの種類も豊富で、〝大脱出劇〟は捕まっている人を全員脱出させることが出来たり、〝大暴走(オーバーフロー)〟は捕まっている人と隠れている人が入れ替わったり、〝透明化(とうめいか)〟は一度だけ使えて絶対捕まらなかったりできる。

牧野恵美は親が酷かったせいで、色々な悲しい出来ことが続きました。ですが隣人の智博が助けに来てくれたことで、学校で藤堂愛戯と友達になったことで、三人で色んな遊びをする中で心に余裕ができたのです。もしまた親が自分を宗教団体に入れようと企んでいたら、今度は一十三達が総出で恵美を守るでしょう。最終回書こうと思ったらまだ結構あったので分けることになりました。というかここ三話の話を一話にまとめようとしたことがダメだったわけですね、はい。そして最後の遊びを読んでくれた人は、どうでしょうか。やってみませんか?私はかくれんぼをやったことがないのでわかりませんが・・・次回、那奈子さん完全完結!

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