守護天使
僕の名前はリョウ
僕はこの世界に生まれてきた。
しかしずっと孤独だった。
そんな時一人の守護天使が
僕を救ってくれた。
その守護天使の名前はアローネ。
優しくて可愛い。
いつも僕のことを見守ってくれる。
しかしこのアローネちゃん。
今日はなんだか様子がおかしい。
ちょっと声かけてみようか。
「アローネちゃーん。」
「はーい。」
アローネちゃんみるとなんと
ゴキブリをむしゃむしゃかぶりつい
ていた。しかも異常な速さだった。
「…。」
俺は無言になっていた。
「アローネちゃん…。」
アローネちゃんはうまそうに
ほおばっていた。
アローネちゃんは僕に
「おいしいよ。食べてみる?」
といってきた。
僕は渡されたゴキブリを口にした。
「うん、なんとも言えないこの味…!
ってちがーーう!」
僕はゴキブリを吐き出した。
「アローネちゃんどうしたの?
ゴキブリなんか食べていつも
パスタ食べたいとかいってたじゃないか!」
「んー気分が変わったの。
ゴキブリも美味しいことに気づいたの」
「ふーん、そうなんだ…」
僕はある決心をした。
そうだ変えてもらおう。守護天使局に
天使をかえてもりゃあいいんだ。
俺は急いで受話器をとった。
するとアローネちゃんの手刀が
受話器を粉々に砕いた。
「アローネちゃん!なにするんだよ!
壊れちゃったじゃないか!」
「あんたが天使局に電話しようと
するからでしょ! こっちはそのくらい
わかるんだから!」
「次やったらあんたの顔面なくなってるわよ!」
そういった次の瞬間、廊下の壁が
バキバキと音を立て壊れた。
「今度はなんだ!?」
すると中からおとこがあらわれ
俺の首筋にナイフを充ててきた。
ひぇっ!なんだいきなり!
見知らぬおとこがいった。
「おまえを殺す…!」
なんだこいつは…!一体なんなんだ…!
すかさずアローネちゃんの拳が
男に入る。男は殴られたあと
数十メートルぶっとばされた。、
しかしぶっとばされたあとすぐさま
こちらに向かっていきアローネちゃんを殴ろうとした。
アローネちゃんはその拳を受け止め
「あんた、何者…?」
「おまえと似たようなもんさ…」
すると男は通信機のようなものを
とりだし
「はい わかりました。
すぐ戻ります。」
といった。
男は一瞬で消え去っていった。
アローネちゃんは
「なによ、あの男…!
家の壁壊しておいて…!
最悪だわ… まぁいいわ お腹へったし
ご飯にしましょう。今日はゴキブリパスタにしようかしら。」
と言った。僕はまたため息をついた。