表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

5/2


5/2、19:30 晴れ

なんとか今日も生き残れた、2日目だが奴等の生態がわからない以上下手な行動は出来ない。

隣の部屋のガラスを一部割り父親と一緒にふすまを拝借した。

どうせうちの部屋の上下左右(つまり5階、3階)はいない。

他の入り口からなら(うちは真ん中)確かにいるかもだが……ああ、そうだ。

奴等の生態が上記ではわからない、と言ったが手記を書いているうちに少しわかった、あとで家族に言わなくては。

……もちろん憶測だが。

奴等の聴力はそこまで高くないようだ、一階の住人は悲鳴をあげて朝方だったか深夜だったか?襲われたようだが集まったのはせいぜい10匹くらいだ(もちろんこれは今の現状であり現場を目撃した訳じゃない)

聴力がある、なら父親と平和な時に考えた秘密兵器が役立ちそうだ、製作も簡単、小学生だって使えるアイテムだ、少し楽しみだ。

……不謹慎か?いや、記録は大事だ。

次に奴等は走ることはないし早くもない、つまりフラフラゆっくり歩くタイプのようだ。

どっかのタイプ分けみたいに分けると楽なゾンビって訳だ……生存者を見つけたらその限りかは不明だが(実験のために自分の命を馬鹿みたいに晒すなんて愚の骨頂だ、ゲームじゃないんだ)


次に階段を上がるのは、少なくとも4階までは来ていない、バリケード……は表はまだ見てないが壊れていないようだ。

他の生存者からの接触はまだない、隣のアパートから声は聞こえるが……つまりこれも聴力が低いという証明になる。


明日は近くのスーパー、パウチに自転車で行けるなら(車はもう無理だ、道がない)行き情報、物資を手に入れなくては。

明日無事に太陽を拝み、また布団に入れるよう今から神に祈っても悪くないかも知れない。



今の現状

:簡易的なバリケード完成

:1階、2階の住民は一部死亡?

:隣のアパートから呼び掛ける生存者がいる

:自動車道路全滅、自転車はギリギリ


奴等の情報

:聴力は低いがある

:視力もある

:走らない


本日の偽物ネーム

パウチ→カワ〇


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ