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運転士という仕事  作者: ポテト
配属先は東武鉄道
12/18

乗務⑦ 急行中央林間行919K列車

遅れてすみません。

9:55 東武動物公園駅

この日は台風により大雨が降っていて、雷も鳴っている。この919K列車は乗務員急病で東武動物公園から伊東が運転することとなった。使用車両は30000系10両分割編成で、50050系が導入されてからはあまり見かけなくなった車両だ。

「出発進行・・・・・点灯、合図よし、緩解よし、起動よし、発車」

10両という長い列車(JRと比べたら短い?)が滑り出していく。3分延発だ。

「ワイパー・・・最大か。全然だな。でも無いよりはましか」

『東武指令から全列車、東武鉄道から全列車、台風により大雨が降っています。一部列車で遅延が発生していますが、自信のない方は速度を落として運転してください』

「自身の無い方ってwwこれくらいだったら大丈夫だろう」

いつもどおり100km/hへ加速する。

「第一閉塞進行、姫宮通過」

姫宮を通過する。

「姫宮3分延通」

左側に多くの車両が止まっている。

「場内進行、北春日部通過」

待避線に区間準急浅草行が止まっている。

「出発進行」

「北春日部3分延通」

「中継進行、制限90」

春日部駅が近づく。

『まもなく、春日部、春日部です。野田線はお乗り換えです』

「場内進行春日部停車停目10」

B6をかけ、春日部に70km/hで進入する。そしてブレーキを強めたり緩めたりしながら減速する。そしてNで停車する。

「転動防止、滅」

ドアが開く。

『お待たせいたしました。1番線到着の電車は遅れております急行中央林間行です』

そして発車メロディーがなり、ドアが閉まる。

「点灯、合図よし進行。せんげん台で各停接続は・・・ないな」

『こちら東武指令、919K列車応答願います』

「ええと、919Kは・・・ああこの列車か・・・はい、こちら919K列車」

『919K列車、ダイヤ変更の通告を行います。先行916K列車遅延のため、せんげん台で退避を行います。貴列車進路の大きな変更はありませんので、そのまま運航を続けてください』

「916K列車追い抜き了解しました」

(916K・・・急行中央林間行かチンタラ走ってたのか)

せんげん台で急行を抜かすこととなった。





「場内進行、せんげん台停車停目10」

隣の番線に8500系10両が止まっている。

「ん?あれは・・・山口?」

山口運転士は伊東の同期だ。

「転動防止、滅」

山口「伊東じゃない、久しぶり」

伊東「おう、久しぶり」

発車メロディーと雷が鳴る。

伊東「出発進行、戸閉点灯。それじゃお先に。合図よし発車」

ハンドルを引き、発車する。








『919K列車応答願います』

「今度は何だ?はい919K」

現在西新井手前だ。

『先行列車遅れのため北千住で追い抜きを行ってください。相手は1055M列車、進路変更なし』

(1055M・・・スペーシアきぬがわ13号か)

「って、ええ!?急行が特急を抜かすって・・・」

『遅れてんだからしょうがないでしょ』

「だからって・・・まあいいや、1055M追い抜き了解。919K終話します」









北千住手前


隣の番線に特急型の100系が止まっている。

「急行が特急を抜かすって異様な光景だな。阪和線ではよくあるが。転動防止、滅」

そして発車する。

「点灯、出発進行、合図よし」












「転動防止、滅」

曳舟に到着した。

「雨強くなったな」

定刻を取り戻していた。

「点灯、出発進行、合図よし発車」

そしてハンドルを入れて発車する。

「中継進行」

そして地下に入る。

「ワイパーOFF」

ワイパーのスイッチを切った。

「場内進行、押上停車停目共通」

そして停車した。

「転動防止滅、ハンドル非常位置、逆転ハンドル切位置よし、ATS切りよし」

そして乗務員室を出て立っていた交代運転士に敬礼した。

「お疲れ様です。押上定時、機器類異常なし」

「押上定時、機器類異常なし了解」

「ふう、今日も疲れた~」

そして管区に戻ろうとした。

「ん?」

電光掲示板にはこう書いてあった。

「伊勢崎線強風のため竹ノ塚~北越谷で運転見合わせ」


また日が開くかもしれません。時間はいつも通り朝7:00に出します。


九州の地震で亡くられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。黙禱。

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