第83話
投稿者:係長のわし 2027年5月20日
やったぜ。2027年5月下旬、岡山という名の「生の最終処分場」。
かつての上司・ハゲ(元課長)の様子が一気にシステムエラー(異常)をきたしおった。
三郎のブツ拾いという名の「最底辺・基礎工事」を強制発注(命)し続けて一週間。屈辱という名の「錆」にまみれたハゲの主機(脳)が、一ミリの猶予もなく「逆回転」を始めたんじゃ。
「……係長。三郎さんのヨダレ、一気にスキャンすると、温かいっすね」
現場の休憩時間。ハゲが白濁したような瞳で、わしの膝の上で「生牡蠣」のように震える三郎を見つめながら呟きおった。あぁ~~もう、一ミリの出口もないほど狂い始めておるわ!
「ほうか。ハゲ、お前の毛根なき頭頂部も、三郎のヨダレで一気にコーティング(養生)してやろうか」
「……お願いします。……あぁ、たまらねえぜ」
ハゲは自分から頭を差し出し、三郎の「白濁した粘膜攻撃」をドバーっと浴び続けおった。かつてのパワハラという名の「不良在庫」が、パグのヨダレによって一気にハツリ倒されていく。でーれー「生の浄化」じゃわ!
そこへ、山口の不純物・田村から一ミリの隙もない緊急通信(電話)が入りおった。
スピーカーにした途端、山口のパグという名の「新資材(仔パグ)」の、ぶひぶひという名の「高周波ノイズ」が現場に鳴り響く。
『係長! 山口でパグを竣工(購入)しました! 三郎さんより10kg軽い、一ミリの不純物もない仔パグです! 名前は「ハツリ」にしました!』
田村のやつ、ついに山口工区で「パグ汚染」を一気に開花させやがった。
それを聞いたハゲが、狂ったように田村のスマホに向かって叫びおったわ!
「田村くん! パグはいいぞ! 人間の尊厳という名の『外装パネル』を、一気に剥がしてくれるんじゃ! 今度山口のハツリと、わしの……いや、わしを磨いてくれた三郎を、ドロドロに盛り合わせようじゃないか!」
山口の田村と、岡山のハゲ。
一ミリの合理性もない「パグ教・遠隔シンクロ工事」が、5月の空を一気に白濁させていく。
それからはもうめちゃくちゃや。
金髪ピアスが「元課長、そんなにパグが好きなら、一気にこの『犬用ガム』を喉の奥底まで流し込みなさい!」と、一ミリの隙もない無茶振りを圧入。
兄ちゃんが「ハゲとハツリ、どっちが先に竣工(完成)するんすかね!」と、バイブス全開で煽りおる。
おっさん(62歳)は、ハゲが三郎に向かって「ぶひ、ぶひ」と一ミリの狂いもない『パグ語』で交信を始めた姿をスキャンし、静かに弁当のたくあんを一気に噛み砕いた。
「ほうか。……もう人間じゃねえな」
おっさんの一言。それは、一ミリの猶予もない「種族変更(パグ化)」の承認判子じゃったわ。
夕暮れの現場。80kgに軽量化したわしの肉体は、パグ化した元上司という名の「異形」をホールドしながら、ローソンの灯りへ、この狂気を洗い流すための「高濃度・アルコール添加剤(聖水)」をドバーっと買いに走った。
「三郎。ハゲがお前の弟子になったぜ。一ミリの隙もない教育を施しなさい」
ぶひ。
「『まずは鼻の穴を舐め回せ』か。……でーれー厳しいのう!」
ぶひぶひ。
人間の理性を一気に入れ替える「パグ化工事」、着々と竣工へ向かっとるわ。
――やったぜ。




