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やったぜ。(完全版)  作者: 水前寺鯉太郎
やったぜ。11―係長になったぜ

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第79話

投稿者:係長のわし 2027年5月2日

 やったぜ。2027年5月、大型連休という名の「一ミリの猶予もない・祝祭工期」。

 今日は山口の大宮商事という遠隔拠点から、田村くんという名の「若き不純物」が岡山へ一気に搬入(来社)されおったわ。

 田村くんのやつ、開口一番「わしさん……うちの会社のお局様という名の、一ミリの隙もないネチネチ破砕機がうるさすぎて、内臓がハツリ倒されそうなんです!」と、白濁したような瞳で嘆きおった。あぁ~~もう、気が狂う程おもろいやないか! ハゲ課長なき今、山口にも同じような不良在庫(お局)が稼働しとるんじゃな!

 そんな山口の「生の悲鳴」をスキャンしながら、わしのアパートでは太郎、次郎、三郎という名の「三連・自走式重機」におやつという名の「高純度・燃料」をドバーっと圧入(支給)してやったわ。

 おやつを喉の奥底へ一気に流し込んだ途端、三匹は部屋の中を一ミリの猶予もなく、喜びのシステム暴走で高速旋回グルグルし始めおった!

 お局様の愚痴と、犬のヨダレと、旋回する肉塊。あぁ~~たまらねえぜ! 岡山の五月の空気ごと、一気にハツリ倒されとるわ!

「おい、田村! 山口のお局様のネチネチなんて、うちの三郎(生牡蠣)のヨダレ爆弾で一ミリの隙もなく白濁させて、洗い流してやりなさい!」

 それからはもうめちゃくちゃや。田村くんの愚痴を喉の奥底まで一気に流し込みながら、わしは犬たちの旋回を舐めるようにスキャンし続け、ローソンの灯りへ、山口と岡山の友好という名の「高濃度・アルコール添加剤(聖水)」をドバーっと買いに走ったわ。

 ――もう一度、この「他県の不条理と、犬の獣臭がドロドロに混ざり合う、一ミリの妥協もないバイオカオス」を、喉の奥底まで一気に流し込みたい。

 五月の新緑、80kgの軽量化した足取りで、わしは山口からの「愚痴の受託工事」を無事に竣工させることを誓ったわ。

 

 こんな山口の愚痴まみれの係長と、おやつグルグル盛り合い、しないか。

 あぁ~~早く、お局ハツリ工事まみれになりたいのう。

 岡山の事務室、山口からのデータ(愚痴)をハツリ取る準備をしながら、一ミリの狂いもなく待っとるぞ。

 

 ――山口のお局様を一気に黙らせる「超大型・工業用・田村くん専用の耳栓資材」をしこたま持って来てくれる奴、おらんかのう。

 

 他県の悩みも背負う55歳のわしは、80kgのトルクを「田村くんの救済」という名の精密ハツリ作業に注ぎ込み、この山口岡山交流戦を竣工させてやるんじゃ

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