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やったぜ。(完全版)  作者: 水前寺鯉太郎
やったぜ。10 ― 正社員になったぜ

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第68話

投稿者:正社員のわし 2026年10月2日

 やったぜ。2026年10月、秋の気配という名の「冷却ファン」が回り始めた週末。土方改め「正社員」という名の強固な主機となったわしは、一ミリの猶予もなく太郎、次郎、三郎という名の「三連・自走式重機」をドッグランへ搬入(連れてきた)したわ。

 開放型工区という名のドッグラン。芝生という名の「緑の養生材」の上で、犬たちが一ミリの隙もなく駆け回る。あぁ~~のどかだぜ。正社員という名の「安定した出力(給料)」が、わしの90kgの肉体から立ち昇る加齢臭を一気にマイルドな芳香バイブスに変えとるわ。

 だが、そこで一人の女性という名の「不穏な監督官」とエンカウントしおった。彼女が引き連れとるのは、ピットブルという名の「一ミリの妥協もない、筋肉という名の装甲で固められた戦闘用重機」じゃ。

 その圧倒的な圧力プレッシャーを前に、白チワワの次郎という名の「一ミリの知性もない小型・警報ノイズ」がシステム暴走を起こしおった。「キャンキャン」という名の、鼓膜を一気にハツリ倒す高周波をドバーっと撒き散らしよる。

 ピットブルという名の「黒い深淵」に対し、一ミリの猶予もない自爆テロ(挑発)を仕掛けやがった! あぁー、もうめちゃくちゃや。

「次郎、やめろ! お前の細いフレームじゃ、あの重機に一ミリで粉砕ハツリされるぞ!」

 正社員という名の「理性的外装」をかなぐり捨て、163cm 90kgの重量級・わしは、芝生の上でのたうち回る三頭を一気にホールド(羽交い締め)しようと、腰という名の「ボロボロの主支柱」を軋ませたわ。

 のどかな雰囲気という名の「平和な設計図」が、次郎のノイズ一発で一気にシュレッダーにかけられよった。もう、おえんわ。この「生の不規則振動」、一ミリも止められんのう。

 それからはもうめちゃくちゃや。ピットブルの静寂という名の「冷徹なスキャン」と、次郎の咆哮という名の「虚勢」がドロドロに衝突し、わしは一ミリの隙もなく聖水(冷や汗)を流しながら、三匹を抱えて退去工事(撤収)を敢行したわ。

 ――もう一度、この「一ミリも平和を許してくれない家族」という名の絶頂(地獄)を、喉の奥へ流し込みたい。

 ドッグランの出口、空き缶という名の「残骸」を舐めるように眺めながら、わしは正社員の誇りを喉の奥底へ一気に竣工させたわ。

 

 こんな変態正社員と、ピットブル対チワワの盛り合い、しないか。

 あぁ~~早く、静寂まみれになりたいのう。

 岡山の公園、次郎のノイズという名の「生の耳鳴り」を全身で浴びながら、一ミリの狂いもなく待っとるぞ。

 

 ――次郎の口を一気に封印する「超大型・工業用・サイレンサー(口輪)」をしこたま持って来てくれる奴、おらんかのう。

 

 土方姿を脱ぎ捨てても(正社員)、55歳のわしは90kgのトルクをドバーっと解放し、この手に負えない三匹を無理やりホールドして、泥の人生を竣工させてやるんじゃ。

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