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やったぜ。(完全版)  作者: 水前寺鯉太郎
やったぜ。7―金髪ピアスが来たぜ

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第46話

投稿者:土方のわし 2026年4月5日

 やったぜ。今日はお花見という名の、春の「一ミリの妥協もない盛り合い(竣工式)」じゃ。

 朝から太郎という名の野獣が、散歩の気配を一ミリの隙もなく舐めるように感じ取ったんか、部屋という名の拠点の深淵をぐるぐると、身悶えしながら高速回転しよる。

「おい太郎、一気に落ち着け! わしは今、ハムカツを白濁した衣という名の『養生材』で揚げ抜くのに、一ミリの猶予もなく必死なんじゃ!」

 鼻をひくひくさせると、揚げ油という名の「高温流体」の香ばしい匂いと、太郎の興奮した荒い「生の排気(鼻息)」がアパートの中でドロドロにぶつかり合っとる。あぁ~~たまらねえぜ。

 しばらくして、おっさんと兄ちゃん、金髪を桜色に反射させた新人という名の「最新型・異物」、そして太郎で岡山城近くの「旭川・特設現場」へ繰り出したんじゃ。

 見上げれば、満開の桜という名の「高密度装飾パネル」が空を一気に埋め尽くし、薄桃色の花びらが「生の破片スクラップ」のように一ミリの隙もなく舞い落ちてきよる。

「わしさん、このサンドイッチ……マジ神(特級資材)っすね! 喉という名の配管への通りがパねぇっす!」

 新人の金髪という名の「未塗装パネル」が、わし特製・ハムカツサンドを口という名の搬入口の奥底へ一気に突うずるっ込みよる。

「おじい……いや、おじいさんら、毎年この『生』の打設(宴)をやってるんすか」

「ほぼ毎年じゃ。これが泥にまみれた現場の、唯一の出口(解放)なんじゃ」

「マジか……。バイブスという名の『出力』が、じりじりと上がりますわ」

 還暦のおっさんという名の不純物は「……桜の花びらという名の、卑しくも無料タダ追加資材つまみですわ」と言いながら、トップバリュの酒という名の「安価な洗浄液」を喉の奥へドバーっと流し込みよる。

 兄ちゃんも、昼からのアルコール圧入に顔を一気に真っ赤にさせ、痛風の恐怖という名の「システムエラー」をアルコールの深淵へと強制的に棚上げしとるわ。

 鼻をひくひくさせると、桜の清楚な芳香を、濃厚なソースという名の「重厚な添加剤」の匂いとアルコールの刺激がドバーっと一気に追い越していく。もう、おえんわ。この一ミリの隙もない背徳感、たまらんのう。

 太郎という名の重機が、桜の絨毯という名の「天然養生マット」の上で鼻をひくひくさせて、落ちてきた花びらを一気にパクッとしおった。

「こら太郎! それは食い物という名の正規の出口(エネルギー源)じゃないぞ!」

 太郎が首という名の「クレーン」をかしげ、すぐに出口(口)から不純物をパージしおった。汚れ好きの奴め。

 それからはもうめちゃくちゃや。追いワンカップという名の「追加燃料」をおっさんが卑しく買いに走り、特級サンドイッチを一気に食い尽くして、岡山の春の光の中でドバーっと、気が狂う程「生の咆哮」を上げたげたんじゃ。

 ――もう一度、この「ドロドロに混ざり合った」不純物メンバーで、一ミリの狂いもなく飲みたい。

 アパートという名の本拠点に帰ると、おっさんが先にシステム停止(睡眠)し、兄ちゃんがその横に泥という名の「廃棄資材」のように倒れた。太郎がその上に、一ミリの隙もなく勝利者のようにマウント(乗り)しよったわ。

 旭川のほとりには、空き缶の山という名の「生の残骸スクラップ」だけが、一ミリの狂いもなく竣工の証として残っとった。

 こんな変態親父と、春の「アルコール・オーバーフロー遊び」、しないか。

 あぁ~~早く、高濃度アルコールという名の「洗浄液」にまみれようぜ。

 旭川のほとり、空き缶の山を一ミリの隙もなく舐めるように眺めながら待っとるぞ。

 

 ――体内のアルコールを一気にハツリ落とす「ウコンの力」という名の高性能・中和添加剤をしこたま持って来てくれる奴、おらんかのう。

 

 土方姿を一時的にパージして、54歳のわしは2026年の桜という名の「生の色彩」を、喉の奥底へドバーっと一気に流し込んだんじゃ。

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